オリジネイトスター 19
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サーキットを一番で走り込む・・・
そしてピットに
「すごい!調子いいじゃないですか!!」
「なんか、いやな予感がするんだ、調子よ過ぎて、な・・・」
「気のせいですよ!」
「そうだといいんだが・・・」
「ふぉっふぉっふぉっ・・・」
な!ウォッチに反応が!!
ダークマター!!
ビル街を向こうに臨む広場で、筋肉質でこわもてで赤い目をした人間の男のような姿をしたダークマターがいた!!
「チェンジ!!ミスリル・スターァアアアア!!聖なる銀の鎧を身に纏いし闇に光をもたらす存在、ミス・リル・スターァアアアア!!」少ししつこい位のデシタルウォッチの男の声
「チェンジ!!プレーンドアストォオオ!!星天の力秘めし闇にありて光宿す戦士、プレェェェェエエンドアストォオオ!!」
「がんばって!」
後ろから呼んで合流していたマホの声、
「はっ!」
「がはっ!」
拳を叩きつけると、いきなりひるむ
「とあ!」
アストが蹴りを叩きつけると、やはり後ろに後退する、
何だこいつ、ずいぶんと弱いな・・・体からなんか電撃が流れてるようにエネルギーが漏れてるし・・・
「一気に決めるぞ」
「おい!何か様子が変だぞ!?」
俺は左手のアストのいうことに顔向け抗議する!
アストは俺の方に顔を向け、
「これ以上被害を出したいのか?」
と一蹴、
「っち、仕方ない・・・」
互いにダークマターの方を向き、ウォッチを押す!
「ミスリルスターフィニッシュ!!」
「プレーンドアストフィニッシュ!!」
俺の右足に星型の光が宿り飛び蹴りを放つ!
同時に、アストの右拳に十字の角を内側に丸くして端を尖らせたような四光星の光が宿り、ダークマターにたたきつけられていく!
その反動で後ろに跳び着地、前方でダークマターが爆発する・・・
「よし、これで・・・」
「グォオオオオオ!!」
な・・・なんだ!?
ダークマターより暗黒が吹き上がったと同時に、下に長い五角形のケフェウスの星座が空に浮かびあがり、ダークマターが浮かび上がって暗黒と融合、
巨大で大きな五角形の先から鱗に首を覆われた首を伸ばした男の顔持つ姿と化し、その目からビーム出しビルを攻撃する!
「な・・・一体どうなって」
「おい!」
「はーっはっはっ、やりましたよ!」
左手から聞こえた声の方をアストと共に見ると、そこにはブレイザが!?
「どういうことだ!!」
「私の実験結果ですよ、膨大なエネルギーを入れることで、ダークマターの殻を破り、巨大化できるのです、もっとも、再生に時間がかかるようになりますがね、そんなことは些細な事でしょう」
「再生!?そうか、同じ奴が何度も出てきていたもんな!」
やはり、アストは同じ奴と何度も戦っていたのか・・・
「ま、あなた方にはどうにもできないでしょうので、私はここで」
「おい!待て!!」
ブレイザが自身を球状の髪の毛で包み、解けたと思ったらもうそこには誰もいなかった・・・
「くそっ!どうすればいいんだ!?」
「どうするもこうするも、行くしかないだろう!」
「何!?」
アストが顔を俺の方に向ける
「正気か!?」
「お前こそ正気か?ダークマターに復讐を果たすんじゃなかったのか?」
「・・・ああそうだ、俺はすべてのダークマターを滅ぼす!!」
「まずはこれだ!」
「蟹座、魚座、水瓶座!!チェンジ!!マキュリーィイイブレーーーーイド!!その吹き出す水はただただ薄く、鋭くッ、水刃により灰燼に帰す剣の使い手・・・マキュリーィィィイイイブレーーーーイド!!」
「獅子座、蠍座、みずがめ座、チェンジ!!マーズフレイマーァアアア!!ゴミと敵を灰と焼き尽くす地獄の業火・・・マァアアアズフレイマーァァァアアアアアア!!」
俺が水の剣を限界まで伸ばして叩きつけ、
アストが精いっぱい火炎放射を射程を目いっぱい伸ばして浴びせるも、全く効いた様子はない・・・
「アクエリアスストライク!!」
「アクエリアスストライク!!」
俺とアストの肩に円筒状のバズーカが出現する!
「まずは俺だ!!」
アストが思い切りバズーカのトリガーを引いて玉を発射しぶち当てる!!
大爆発が起きあたりが火炎に包まれるも、やはり、効いた様子は無い・・・
「しゃーねーな!!」
俺もバズーカをぶっぱなす!すると、当たったところから水の大爆発が起き、あたりの火災を鎮火した・・・
「アクエリアスバズーカ!!」
「アクエリアスバズーカ!!」
「効いてない・・・?」
「一気に行くぞ!!」
「アクエリアス・コンストレーション・フィニッシュ!!」
「アクエリアス・コンストレーション・フィニッシュ!!」
俺たちが同時にバズーカを放つと、火と水、二つが混ざりながらダークマターのそばまで行き、大規模な水蒸気爆発を引き起こす!!
だが、堪えていない・・・
「くそっ!これでもダメか・・・」
「どうする・・・?」
「お待たせいたしました!」
「ピピロポポロポ」
金色のロボットが飛んできて、もう一方の白に青ラインのロボットが移動してくる・・・
「ちょうどいい、お前たちの知恵を貸してくれ!」
「お前らの分析能力なら、何かわかるんじゃないのか!?」
「私が見たところによると、あなた方の今の力ではかないません」
「ピピロププロプ」
「何!?」
「どうにもできないというのか!」
アストがロボットの首をつかむ!!
「し、しかし、私の分析は・・・ん?そのウォッチは・・・」
S-NN301がなぜか首掴む手の手首についたアストのウォッチを見る
「あ・・・これがどうした!?」
「ここに内封されているエネルギーを全て開放すれば、どうにかなるかも」
「確かに、今までの人々が託してくれたコスモスターがここにはある、でも、どうやって?」
「そ・・・それは・・・」
「とにかくやればいいんだろう!!」
すると、アストがめちゃくちゃにメモリを入れ始めた!
「おい、何やって・・・」
すると、メモリを出す際に出す幻影が後ろにたまっていく・・・
プレス機、ゴミ焼却場、発電機・・・
確かにこれなら・・・ええい!このままだとたくさんの人が犠牲になっちまう!!
俺もメモリを破れかぶれに入れ、背後に幻影が溜まっていく・・・
ツインアームショベル、ウォーターカッター、リニアモーターカー・・・
と、俺が召喚したそれらがS-NN301に集まり一体化していく・・・
「ど、どうなってるんです!?」
リニアモーターカーを機首に、ウォーターカッターを後ろから水吹くエンジンに、ツインアームショベルが両翼を翼のような配置に動かし合体、飛行機が完成し飛び立つ!!
「お・・・おい、何なんだこれ・・・」
同時にアストの方も、ロボットが巨大化し、プレス機を前面に、ゴミ焼却場が胴体に、発電機を後ろに背負った戦車とか、戦車の各所より水蒸気を噴き上げる!
「え・・・えええ・・・・」
と、飛行機が飛んできた!
「あ!俺の飛行機!!」
その上に急いで飛び乗ると、そのままダークマターの方に向かっていく・・・
「これどうなってんだ!」
「いやいや、すごいでしょう、私の飛行制御技術で飛んでるんですよ」
声が聞こえたのは機首の方、そこには、S-NN301がリニアモーターカーの運転席の中で気楽にハンドルを握っているのが見えた
「お前が運転してたのか!」
「ええ、その通りです、ああ、今の状態なら、サンジャスティスにも変身できますよ、ここに乗る限り私達と一体化しているようなものなので!」
「うさんくせーな・・・」
と言いつつも試してみる
すると、上に誰かが舞い降りてくる・・・
「お前、バットラー!」
こんな時に・・・!
バットラーが飛行機の上に着地、
「グレイザさんから予想外の事態に陥ったと聞きましてね、援護させてもらいに来ました・・・」
「面白れぇ!相手になってやる!」
俺はその拳を叩きつけようとするも、瞬く間に上に飛ぶ
「ほっほっほっ!こうすれば攻撃は届くまい!」
「高度を上げろ!!」
すると、一気にバットラーに近づいていく、
「な!?」
さらにバットラーは高度を上げようとするも、すぐに追いつき、地に倒れ伏す!
「く・・・くそ!!」
「これで空には逃げられないな!はぁあああ!!」
右拳、左拳は間一髪で避けられたが、その後の突き出しのキックがヒット!そのまま弾き飛ばす!
「はぁああ!!」
そこから追撃の走り込み蹴りで上より完全に遠くに弾き飛ばした!
「戻ってくる前にデカブツをしとめるぞ!」
「双子座、獅子座、射手座、サァアアアアアン、ジャスティイイイス!!太陽のようにあたりを照らす温かな心とを正義を持つ戦士・・・サァアアアアアン、ジャスティイイイス!!」
あ、本当だ、サンジャスティス、なれたわ・・・
「はーっ!」
下の方では、アストが乗った戦車から伸びたプレス機の中央より炎を吐きかけ続けてプレス機に感電させた電撃を体当たりでぶつけ、前方のプレス機を開けて前進し、ダークマターをそのプレス機で挟んだりしている、
さすがに足止めにはなっているが・・・
「行くぞ!すべてのエネルギーを集めろ!」
「いいぜ、やってやる!!」
ウォッチを押す!
「サンジャスティスフィニッシュ!!」
「ムーンエンフェレスフィニッシュ!!」
俺たちのエネルギーを集め、俺とアストは刀より斬撃を飛ばし、刀を弓にして一気に矢をつがえ、放つ!
その連撃を受け、ダークマターは消滅、
俺は宙を飛んできた水晶を回収する・・・
「これなら・・・あそこも突破できるかもしれない!!」
は!?
アストが粒子研究所跡地に向かっていく!!
ええい!
俺も一気に追いかける!!
「正気か!?」
「当たり前だ!!お前も付き合え!!」
正面より通行止めの横がA字型の黄色と黒のバリケードが横一直線に置かれた封鎖を突破し、一気に研究所跡に対して突っ込む!
「もう一度!!」
「しゃーねーな!!」
再びウォッチを押す!
「サンジャスティスフィニッシュ!!」
「ムーンエンフェレスフィニッシュ!!」
渾身の斬撃と弓矢を放つ!!
が、あえなく弾き飛ばされ、続けて突っ込んだ俺達も吹っ飛ばされたのだった・・・
痛みが響きながらも、何とかゴールポストを駆け抜ける・・・
そして、ピットに戻ると、眉を下に曲げた心配顔のコウが背後のおやっさんと共に出迎えた、俺は痛みに耐えながらもバイクを止める、
「大丈夫ですか?怪我してるのに無理して、腕とか縫ったんでしょう?」
「このぐらい平気だ、レースに出場できないことの方が怖い、イチチ・・・」
思わず痛む右上腕を左手で押さえる・・・
「なに無茶をしておるのやら、そのうち体が動かなくなるぞ?」
「かもな・・・」
だが、こいつらに迷惑はかけたくない・・・
しかし、だ、ここまでやってあの重力異常を突入できないとは・・・
一体どうすればあの中に入れるんだ・・・?
ツインアームショベル、ウォーターカッター、リニアモーターカーが合体!
「サンジャスティスジェェエエット!!」
さらに中にS-NN301を搭載可能!
ミスリルスター、サンジャスティス、ピクドクのミニフィギュアも付属!乗せて遊べる!!
DXサンジャスティスジェット!!
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オリジネイトスター/18
オリジネイト・スター 18
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サーキットを駆け抜ける・・・今日もいい調子だ・・・
そう感じながらもピットに戻ってくる・・・
「さすがですね」
「ああ、ちょっと風に当たってくるわ・・・」
「ほほう、珍しいの」
「うっせぇ」
「お、マホ!何してんだこんなとこで?」
「本屋をめぐってたところよ」
左右に白い道路に白い店先が軒を連ねる商店街でマホと再会する
きゃー!!
ん?背後から悲鳴!?
急いで行ってみると、商店街がそのまま広くなったような広場にあれは、ダークマター!
黒い体に頭と両肩にバランスの悪い三角形を付けている
それがおばあちゃんを襲っている!
右手よりバイクで飛んで着地しアストも来た!
「マホ、あそこにいるおばあちゃんの保護、頼むな!」
「任せて!!」
「チェンジ!!ミスリル・スターァアアアア!!聖なる銀の鎧を身に纏いし闇に光をもたらす存在、ミス・リル・スターァアアアア!!」
「チェンジ!!プレーンドアストォオオ!!星天の力秘めし闇にありて光宿す戦士、プレェェェェエエンドアストォオオ!!」
俺とアストが一気に殴り掛かり、同時にぶち当たる!
「ぐはぁ!ええぃ!グレイザ様にもらったこれを・・・」
すると、ばらまかれた小石から、小隕石のような顔をした奴らが湧き出た!
「っち、やっかいな」
「このぐらい、どうってことないだろ」
ダークマターを一気に俺が拳を叩きつけ、アストが蹴りを打ち込み離す!
「おおっし・・・」
「出血大サービスだ」
「牡牛座!牡羊座!山羊座!!チェンジ!!サターン・アァアアアアアッム!!悪魔のような両腕と力により相手を粉砕する、パワーファイター・・・サタァアアアアン・アァアアアアアッム!!」
「牡牛座、天秤座、蟹座、チェンジ!!プルート・プレッサーァアアア!!鋼の圧力で全てを押し潰す圧腕!!プルゥートォォオオ・プレッサーァァァァアアアアアアア!!」
取り囲むように近づいてきた小惑星に対し、
俺のアームが正面の二体を吹き飛ばし、
アストのハンマーがアスト正面の小惑星を横なぎに倒していく・・・
「蟹座、魚座、水瓶座!!チェンジ!!マキュリーィイイブレーーーーイド!!その吹き出す水はただただ薄く、鋭くッ、水刃により灰燼に帰す剣の使い手・・・マキュリーィィィイイイブレーーーーイド!!」
「獅子座、蠍座、みずがめ座、チェンジ!!マーズフレイマーァアアア!!ゴミと敵を灰と焼き尽くす地獄の業火・・・マァアアアズフレイマーァァァアアアアアア!!」
俺の剣が右手数体を斬り伏せる間にも、
アストの火炎がそのちょうど反対側何体もの小惑星を焼き払う!
「天秤座、蠍座、乙女座、チェンジ!!ヴィナスミステリアス!!その流線まさに磁力の申し子、その神秘性はまさしく不可思議、ヴィナス、ミステェリアス!!」
「牡羊座、山羊座、魚座!チェンジ!ジュピターァアアサンダーァアア!己の身を削り、発電し、電撃を練り上げる、バイオパワーハツデッカー!!」
俺が高速移動と通りすがりの拳でで前方に残った小惑星たちを倒す
その間にもアストは電撃の拳で小惑星をぶん殴り電気をその周囲に放電、残った小惑星を感電爆発させとうとう小惑星は全滅した
「げげっ!?」
ダークマターの声が響く間にも、金のロボットが舞い降り白と青ラインのロボットがここに移動してきた、
金色のロボットが着地してお辞儀し、白と青ラインのロボットが電子音を出す
「お待たせしました」
「ピピロピポポ」
そんな中で俺とアストはダークマターを見据えたまま
「行くか」
「ああ」
別のカードメモリをウォッチにセット!
「双子座、獅子座、射手座、サァアアアアアン、ジャスティイイイス!!太陽のようにあたりを照らす温かな心とを正義を持つ戦士・・・サァアアアアアン、ジャスティイイイス!!」
「ふたご座、乙女座、射手座、ムゥウウウンエンフェレェス!!白き射手と月の力、精緻の戦士、ムーンエンフェレス!!」
そして、二刃の刀を右手に構え
「とどめだ!」
「とどめ!」
ウォッチの画面を押す!
「サンジャスティスフィニッシュ!!」
「ムーンエンフェレスフィニッシュ!!」
俺が一気に赤の刃で斬り裂きながら向こうに行き、
追いかけるようにアストも白の刃で斬り裂きと同時に俺も踵を返して斬り裂きながら向こう側へ、
そうして左右から同時に斬り裂き、斬り裂き、斬り裂き、
ダークマターの動きが止まったところで両サイドから弓モードへ、そして左右から同時に撃ち抜いた!!
「ぐはぁあああ!!」
「やった!」
遠くで見守るマホの声、その間にも俺たちは変身を解き、マホがおばぁちゃんと共に こっちに来る
そのおばあちゃんを俺は見据え
「もうあいつは倒したからな」
「ありがとうございます」
そう言ってお辞儀したおばぁちゃんから、安心したのか放出されたコスモスターを受け取る、
そして、コスモスターに関しての注意点の説明とコスモスター受け取りの許諾をもらったのだった・・・
「ふむ・・・やはり、これではだめですか・・・」
「どうすんだ?もう強化は打ち止めか?」
「いえいえピグドグさん、次こそが本命ですよ、ふふふ・・・あははは・・・」
オフロードのサーキットで、ゴールを駆け抜けピットに戻る・・・
「いやいや、順調でよかったですよ」
「ふっ、まぁな・・・」
「甘いの、まだまだ、絶好調な時ほど足をくじくもんじゃ、なんせ、一番上に行けば。、後は落ちるしかないのじゃからな・・・」
うっ、じじいの言うとおりだ、
一番調子がいい時なら、確かに現状維持ができなくなれば後は落ちるしかない・・・
用心しておこう、何があってもいいように・・・
白い刀から弓に、そして、赤い刀に!
二つの刃の刀が左右に裂分離して弓に!
さらにもう一段階裂分離して反対側の刃と合わせると赤白が反転!!
赤い刀が白の刀に!白い刀が赤い刀に!!
DX陽月刀・サンムーンフェンサー!!
さらに秘密のモードも・・・
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オリジネイトスター/17
オリジネイト・スター 17
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サーキットを駆け抜ける・・・
そして、ピットに戻ってきた
「やっぱり、調子出ませんか?」
「まぁな・・・」
「ま、気楽に行けばいいと思うがな・・・眉間にしわが寄っとるぞ」
「気楽にって・・・」
ウォッチに反応が・・・
あれはブレイザ!
ビル立ち並ぶ広場で髪の毛のダークマターを目撃する!
スマホでマホに連絡を取る、
「マホ!急いできてくれ!」
「わかったわ!」
その後、変身!!
「チェンジ!!ミスリル・スターァアアアア!!聖なる銀の鎧を身に纏いし闇に光をもたらす存在、ミス・リル・スターァアアアア!!」
「来たわよ!」
後ろからのマホの声!近くにいたのか?
「おっし行くぜ!」
「おっと!これ以上近づいたらどうなるか、わかってますか?!」
と、いきなりブレイザが髪の毛を四方八方に伸ばし、
「な!!?」
俺の方に来たものは拳でどうにか防ぎながらもその間にもブレイザの髪の毛は人々を巻き取って自身の背後に集め、そこに半球状の髪の毛の檻を形成し捕らえる!?
「卑怯だぞ!」
「卑怯?私たちは人類絶滅を目指しているんですよ?」
ブォオオオン!
左手より大型のバイクが飛んでくる!
「チェンジ!!プレーンドアストォオオ!!星天の力秘めし闇にありて光宿す戦士、プレェェェェエエンドアストォオオ!!」
バイクを着地させて降り、ブレイザと対峙する!
「おや、あなたも来るんですか?いいんですか?この人たちがどうなっても」
右手を真横に広げ、檻とその中にいる人々を見せるような動きを取るブレイザ、
「っつ・・・か・・・関係ない!俺の目的は・・・お前を倒すことだ!」
あいつ、戸惑ってやがる・・・当然か・・・
「うぉおおお!!」
だが、それでも向かっていく!!
「ほほう・・・それなら・・・一人殺してみましょうか?」
「っつ・・・!」
が、アストの動きが止まる・・・
「ほっほっほっ・・・やはりだめみたいですね・・・」
アストが髪の毛で一蹴される!
「がはっ!!」
ん?上から金色のロボットがブレイザに向かい飛んでいく!?
「邪魔です!」
ブレイザの髪の毛にこちらも薙ぎ吹き飛ばされ、俺の方に飛んできて地面に転がる!?
俺はロボットの方に思わずかがんで目をやり
「おい!大丈夫か!!」
「ええ・・・何とか・・・」
「行くぞ、サンジャスティスだ!!」
俺は立ち上がり、ウォッチにメモリを入れる!
「双子座、獅子座、射手座、サァアアアアアン、ジャスティイイイス!!」
「その姿は・・・!?」
「太陽のようにあたりを照らす温かな心とを正義を持つ戦士・・・サァアアアアアン、ジャスティイ「いいか、ここから弓で・・・」
アストが戸惑う中で弓に矢をつがえブレイザを狙う・・・しかし・・・
「あのダークマターをひるませたところであの檻が解除されるとは思えません・・・」
S-NN301の声、
「ならどうすればいいんだよ・・・」
「残念ながら、私は動体の解析には長けているのですが・・・より解析能力が必要なのは私の同期に・・・ああ、来ました!」
右手の方より、円柱の上に半球体を乗せたような白に青ラインの白い三角キャタピラ付きの人の半分ほどの大きさのロボットが来る・・・
「がはっ!」
そこに攻撃を受けたアストが転がる
「くそっ!」
拳を地に叩きつけるアスト・・・
「俺はどうしたいんだ!復讐を果たすんじゃなかったのか!たくさんの人を前に・・・」
「ピピロピロピロ・・・」
白ロボットが分析するかのようにアストのそばによる
「退け!」
が、ロボットをはねのける・・・
「俺は・・・俺は・・・復讐者じゃ・・・無いのか・・・」
そこに髪の毛が来る!
「ええい!」
弓で髪の毛を撃って止める!
「おや?面白い攻撃をしますね?これならどうです?」
複数の髪の毛が来る!だが、俺は何とか弓で撃って応戦していく・・・
「キリがない!アスト!どうにかしろ!!」
「俺は・・・復讐とあの人たちのどっちが大事なんだ・・・」
見てみると、アストの視線の先に家族のようにまとまる一団が見えた、そう、壮年の父と母・・・その子供なのか似た感じの兄と妹・・・そんな感じの・・・
「彼らを悲しませるのか・・・?」
「・・・今だけだ・・・今だけ・・・」
「はぁああああ!!」
アストが立ち上がりブレイザに走り込み殴り掛かる!俺にかまっている今こそ!
拳をブレイザに叩き込むみ、その隙にドームとブレイザの間に入り込む!
「そんなことをしても無駄だ!まずは一人!!」
人質に髪の毛が巻き付く、だが、アストは無理矢理右手を髪の檻に突っ込み、その髪の毛を引っ張り取る!
「何だと!ぐはっ!」
隙を見せた瞬間に背後より矢を当ててやった!
「こっちのこと忘れんなよ?」
そう言って再び矢に弓をつがえる!
「ぐぅう、おのれ、こうなれば破れかぶれだ!!」
と、髪の毛がドームより一斉に人達を襲い始める!こうなったらブレイザを倒すしかない!!
だが、犠牲者が・・・間に合うか!?
「ピピロピロピピ・・・」
「何だお前は・・・」
アストのそばによるロボット、そこにコスモスターが三つ宿る!?
そして、データチップに変わりアストのもとに、その右手で握り受け取るアスト
「そうか、これを使えというわけだな・・・」
ウォッチにセット!
「ふたご座、乙女座、射手座」
デジタルウォッチを押す!!
「ムゥウウウンエンフェレェス!!」
すると、アストの顔前面に三日月のようなパーツが、同時に、体を青い鎧が包む・・・
その右手には俺の赤い刀と対をなすような白い刀があった・・・
「白き射手と月の力、精緻の戦士、ムーンエンフェレス!!」
「見える・・・見えるぞ・・・そこだ!!」
弓となった刀より放たれた矢が、ドームの頂点手前の一点に当たり、そこから髪の毛がすべて解除される!
「マホ!!」
「皆さん逃げてください!!」
マホがたくさんの人を逃がしていく・・・!
「行くぞ、アスト!」
「わかっている!!」
「サンジャスティスフィニッシュ!!」
「ムーンエンフェレスフィニッシュ!!」
二人して弓矢を構え、一気にブレイザを撃ち抜く!が、一瞬見えた、奴が自身の体に髪の毛を球状に展開し、盾にしたところを、
攻撃のショックによる爆炎が晴れたころには、ブレイザはいなくなっていた、くそ、引き際がいい奴だぜ、星座の力を使うべきだったか・・・?
サーキットを一位で駆け抜ける
そしてピットに戻ってきた!
「調子、戻ってきましたか?」
「ま、そうかもな・・・」
「ま、何か言うつもりは無いわ、眉間のしわにならんでよかったの、だが、どうせまた何か悩み始めるんじゃろう」
「何だとじじい!、だが、そうかもしれないな・・・」
「最近悩み多すぎじゃないですか?元気出していきましょうよ!少なくとも、レースは調子いいんですから」
「ああ、そうだな!」
元気出さなきゃ、世の中楽しくならないよな!
それに、救えるもんも救えなくなるかもしれないしな・・・
新たなるアストのメモリ!!
「ムゥウウウンエンフェレェス!!」
月の力でパワーアップ!!
「ふたご座、乙女座、射手座、ムゥウウウンエンフェレェス!!白き射手と月の力、精緻の戦士、ムーンエンフェレス!!」
DXムーンメモリー!!
手に入れろ、カードメモリーシリーズ!!
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