バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

大決戦!!賭けられる、世界の命運!! ダブモン!!27話/07

大決戦!!賭けられる、世界の命運!! ダブモン!!27話07
 
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 「鼓動!」
 「オッケー!」
 兎白より手札を受け取り魔王と対峙!
 「リチャージ」
 「リチャージ」
 「ドロー」
 「ドロー」
 「セット」
 「セット」
 「オープン!」
 「オープン!」
 「イグリード!!」
 「ダブモンNo.211、灼熱の粉砕屋、イグリード」
 「おーっし!行くぜ!!」
 「こちらはグレイドエレメンタルブラスド、オーバックスだ、先にそちらのコストを宣言してもらおう・・・」
 「『イグリードのコストにマルチエレメンタルパワー.を指定!!』」
 と、魔王の前で山札が再び巻物のように右から左に流れその中から右人差し指で指定!
 「これだ!グレイドエレメンタルブラスド・レイス!『その効果でガオグラウのパワーを500上げ、パワー0、コスト3以下、闇属性のモンスターをコスト1下げ召喚する!来い、アルケミゲア!!』」
 魔王の前に現れたのは上が四角い学生帽をかぶった二足歩行の老山羊、
 身体には紫の二段式ローブを纏い、腰元には緑の液体が入ったフラスコ、
 右手に古ぼけた重厚な本を持つ・・・
 「『アルケミゲアのコストに六つ場所の昏き、巻き込んだもの、力を増したものとグルゥミーエレメンタルパワーを指定!!』」
 1番戦闘!!
 「サポートは任せたぜ!どりゃあ!!」
 ガオグラウにイグリードが向かって行く!!
 炎の拳を叩き込み、ガオグラウはその右頬で受けるも弾き返し、
 逆にイグリードに噛みつきかかる!
 「はっ!」
 対しイグリードは両掌を前に出し拡散する炎、ガオグラウが怯む間に両手で顔を挟み
 「ふん!」
 頭突き!
 互いにひるむも、ガオグラウはすぐに立ち直る、
 なんか、効いてないみたいだ・・・
 「『マルチプルエレメンタルパワーこれでパワーを逆転!!コストにはマルチディガットエレメンタルパワーを指定!!』」
 「『アルケミゲアの効果でイグリードのパワーを3000減らす、これで再逆転だな・・・』」
 「『でも、イグリード自身の効果で相殺!!』」
 イグリードが右拳に炎を溜め、一気に殴り掛かる!
 これがもろに決まり、今度はガオグラウが怯む!
 よし、今度は決まった!
 さらに左拳でのコンビネーションブロー!
 だが、ガオグラウは一歩後ろに跳び、一気に闇を一直線に放つ!
 「ぬぉりゃあ!!」
 そこでイグリードが両掌を前に出し熱線!
 一直線の闇と拮抗し押し合う!!
 拮抗する炎と闇!
 が、そこでイグリードがガオグラウの上に飛ぶ!
 追うように放射される闇、
 だが、闇が追い付く前に
 「ぬぅおりゃあ!!」
 上空からの熱線にガオグラウの背中が曲がり、熱線が貫通!
 ガオグラウが爆発、消滅する!
 「2番戦闘」
 「しょうがなし」
 フリィジアが魔王に近づき槍を振るう、
 斬り裂き軌跡に氷すら現れるも魔王は微動だにせず僕達を見据え
 「だが、3番戦闘」
 アルケミゲアがフラスコを見てそれを振り、こちらを見て放り投げてくる!?
 それを見たイグリードはフラスコに向かって行き
 「ぬん!」
 その拳でフラスコを叩き割るも、液体が一部かかる!
 「イグリード、大丈夫!?」
 「これぐらい、はぁっ!!」
 その液体を体中に力込め体から発した気合の炎で燃やし尽くす
 「そう・・・」
 少し安堵しつつも僕は魔王に向き直る、と、
 「『グレイドエレメンタルブラスド・レイスの効果でこのオープンで召喚したモンスターをオーバーで召喚した場所と同じ場所に移動させる』」
 「『なら、僕はイグリードを3番に移動・・・』」
 よしこれで・・・
 「ターンエンド」
 「ターンエンド」
 互いに1ダメージ、でも、こっちの方が優勢・・・のはず!!
 
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