大決戦!!賭けられる、世界の命運!! ダブモン!!27話02
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「明日には魔王城に着くっけ・・・」
「そうだな」
「距離的にね」
歩いた先の森の中、暗い中歩かなくても明日には魔王城のある街に着くってんで、俺と兎白と鼓動の会話をきっかけに
焚き火を起こし、皆で焚き火を囲うように座り休む・・・
「ようやくか・・・」
「そういや、お前らはもともとなんで旅してたんだっけか?」
「善行」
「そう、女神に言われた、この世界に善行をするために・・・」
右前の兎白の右横のフリィジアが力を抜く中で手前左前の鼓動の右肩側のイグリードが俺達を見回しながらの疑問に兎白が少しあきれ気味に、鼓動が回想するように答える
夕日から徐々に昏くなっていく空・・・
そういえば、と、ふと俺は見まわす、
・・・四葉とウィルピーがいないな、しゃーない、探しに行ってやるか・・・
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