バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

大決戦!!賭けられる、世界の命運!! ダブモン!!27話/16

大決戦!!賭けられる、世界の命運!! ダブモン!!27話16
 
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16
 
 「手札を!」
 「おう!」
 兎白から手札を受け取りターンを進める!
 「リチャージ」
 「リチャージ」
 「ドロー」
 「ドロー」
 「セット」
 「セット」
 「オープン!」
 「オープン!」
 「イモーシン!」
 「ダブモンNo.126、針灸のイモリ、イモーシン!」
 向こうから無数の針が飛来、床に突き刺さって針の熱で熱せられて爆発、
 その爆煙が晴れたところには二足歩行のイモリがいた、
 横に貼りだした鋭い目に前に伸びた顔、少し硬質化し濃赤銅色の肌に長い尾、
 三本の指の指の間には針が幾本も握られていた、
 「バギガッド」
 「ダブモンNo.468、蜥蜴爆の軽戦輪手、バギガッド」
 魔王の前に現れたのは、大きく重厚な蜥蜴・・・
 さらに、後ろに大きな一対の車輪と後方の小さな補助輪、前の開いた四角い鉄の箱で構成された車に、大量の火器が積まれている、
 ロケットランチャーにミサイルランチャー、ボムランチャーなどが積まれている・・・
 「『イモーシンのコストにマルチエレメンタルパワー.を指定!!』」
 「『バギガッドのコストに六つ場所の昏き、巻き込んだものとグルゥミーエレメンタルリバースとグルゥミーハイリザーブを指定!!さらに、グルゥミーハイリザーブの効果を発動!バギガッドのパワーを100上げ効果を2回まで相殺可能にする!その代わり、このリサイクルは次のターン、発動できない!!』」
 「行くぜ!!」
 イグリードがバギガッドに向かう!!
 バギガッドの車の火器が火を噴き、ミサイル、ボム、ロケットが飛ぶ!
 「しゃらくせぇ!!」
 イグリードは両手に炎を宿らせ両掌を前に出し炎を噴射!、炎をミサイルとロケットに吹き込み、誘爆!
 火薬全てが一気に爆発!
 「っつ!」
 僕は思わず爆風を右腕で守り、
 その間にもイグリードとバギガッドは進み、イグリードの炎の拳とバギガッドの頭突きがぶつかる、
 ・・・互角!互いに弾きあう!
 「くそ、かてぇな・・・」
 イグリードの愚痴・・・
 「イブリード!『マルチアサリスエレメンタルでバギガッドの効果を封じつつパワーを800下げる!!』」
 「『バギガッド自身の効果で相殺』」
 「『マルチプルエレメンタルパワー!!』」
 「『もう一度バギガッド自身の効果で相殺』」
 「『マルチディガットエレメンタルパワー!!』」
 「『グルゥミーエレメンタルパワーで相殺』」
 「『マルチパーシングエレメンタルパワー!!』」
 「『グルゥミーエレメンタルフローで相殺』」
 「『マルチドライブエレメンタル!!』」
 「・・・」
 発動無し?それなら
 「コストに」
 「待った」
 魔王の声が響く中、バギガッドは弾かれても負けずも突進!
 イグリードも拳を構える!
 と思ったらバギガッドが横に一回転!
 イグリードが横から火器満載の戦車を叩き込まれて壁まで突っ込み爆発!
 「さらに、『三度バギガッドの効果で相殺だ』」
 残りじゃ足して1100、届かない!!
 バギガッドの火器がこちらに発射!?
 「でりゃあああ!!」
 イグリードが割り込み右手より火球を投げて全部誘爆させる!?
 「イグリード!?」
 「済まないな、少し休ませてくれ・・・」
 イグリードが横まで来て寝転ぶ
 「イグリード・・・僕達だけでも行くよ!」
 僕は改めて魔王の方を向く!
 「2番戦闘!!」
 ジプシェリーが右の触手を向け、水弾を放つ!
 「ぬん!」
 魔王は右腕で弾き切る?!
 「さらに3番戦闘!!」
 イモーシンがアルケミゲアに針を投げる!
 アルケミゲアがフラスコを投げ、針とフラスコがぶつかりフラスコが割れて中身の液体をぶちまける!
 そこにイモーシンが跳躍!液体を跳び越えながらアルケミゲアに迫る!
 アルケミゲアが慌てて離れようとするもコケる、
 いつの間にかイモーシンの針で足元のローブの布を床に縫い留められていたのだ!
 そこにイモーシンが着て首元に針を差し込む!
 アルケミゲアの体から力が抜け床に崩れ落ち爆発、消滅する・・・
 とりあえずこれで
 「ターンエンド」
 「ターンエンド」
 このまま行きたいけど・・・
 
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