バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

進め!火山遊園地!! ダブモン!!12話/18

進め!火山遊園地!! ダブモン!!12話18
 
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 レファンがゴンドラ左右に造形された椅子、アクリスの正面にあるそれに座りアクリスを真正面から見据え  
 「この旅が終わっても、僕と友達で、いえ、」目力を込めた真顔になる
 「仲間でいてくれませんか?」
 「・・・」
 一瞬とも永遠とも思えるアクリスの沈黙、だが、それは唐突に破られる
 「僕は・・・今は嘘は吐きたくないや・・・」
 アクリスの見せる笑顔・・・
 なぜ笑うんだろう、いつもの笑顔とも違う、どこか力のない・・・
 「じゃあ、それでいいです」
 ・・・
 そんなこんなで一周して降りていくのを見て、次いで乗り場に来た僕達も降りていく
 「いやー今回は大丈夫でしたね」
 「そうだねー」
 レファンとアクリスがいつもの調子に戻って横並びに歩いて呑気に話しているけど
 ガコン!
 盛大な音を聞き背後を振り返ると、
 観覧車が傾いて落ち、マグマの中に落ちて沈んでいくのだった
 ・・・
 「さ、そろそろ一回様子見に行くぞ、多分大丈夫だろ」
 黙り込んだみんなの中で放たれたカンテーラの一言に、
 僕たちは黙ってうなずいたのだった・・・
 ・・・
 僕の名前は海象 鼓動 (かいぞう こどう)、
 体型は少し太め、短い黒髪に橙と緑の長袖サバンナ草原シャツに長いジーンズをはき、
 腰にはボックス型のポケットが一杯ついたひざ上まで伸びる革を一対持ち、腰後ろに袋もある、
 で、僕の右肩上にいるのはイグリード、
 人型の炎の精霊でありながら二頭身でそこそこ小さくこわもての顔に燃え滾る髪の毛、灼熱かつ筋肉質な肉体を持つ、
 で、前にいる僕と同い年の少年が双運 良星(そううん りょうせい)
 黒バンダナで立てた黒髪と同じ色の瞳、赤銅色の袖なしシャツには左肩後ろに炎翼のブローチを付け、
 ジーパンをはき、左右にポケットを大量に下げたベルト巻いており、腰後ろにも袋を持つ、
 そしてその横にいるのがカンテーラ、袖付きマントには濃紺のフードが付き、左手に黄色燭台カンテラを持ち、
 マントの中は黒いもやの様であり、フードの中には黒の両瞳のみを覗かせており
 フードの右上には太陽と流星を合わせた少しの楕円状の物体に放射状にいくつもの線を付けたような飾りを付けている、
 それから僕の横を歩くのが、稲走 兎白(いなばしり とはく)、
 やせ身長高めでぼさりとした黒髪、波と鮫の絵が描かれた長袖シャツにポケットがたくさんついた青いジーパンをはき、腰後ろに袋を付けている、
 そのそばを飛ぶ氷の精霊の少女がフリィジア、
 両肩に氷の鎧の意図、流線状にクリスタル状の氷が三つオールバックのように並び、そこに液体状の氷の様な髪、
 右手に三つ又の氷槍を持つ、
 次に、僕らの後ろにいる女の子が蜜羽 四葉(みつば よつば)
 金髪ツインテールに首元にワンポイントの黒リボンが付いたヒラヒラがたくさんついた白シャツに黒スカートに黒タイツ、茶色の革靴をはいており、
 左胸に筆記体で黒字金縁で意の字のバッジを付けている
 それにそのそばの光の火の玉がウィルピー、
 黒い目と白い両腕両手を持ち、背中にハンマーと鍛冶鋏を交差させて背負っている
 でさらにその後ろで並んで歩く二人組がアクリスとレファン、
 優しげな感じで、内外に曲がる金の髪と青い瞳に白い肌、青マントの下には黄色が元の長袖と長ズボン、白生地のショルダーバックに革のベルト、革の靴を着けており、
 もう一人は柔和な感じで炎のような赤い髪に黒の長袖の上にやはり赤いベストを着て、その下に黒の名がズボンをはき、胸元に木の羽ロザリオがある、
 ・・・そんな僕たちはカンテーラの言葉にうなずいた後、再び歩き出すのだった・・・
 
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