バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

ウルフォス/18

ウルフォス 18
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
f:id:OirenW:20200813023200p:plain
 
 「ああ、学狼」
 「何でしょうか、隊長?」
 訓練の集合のためミーティングルームに行くと、唐突に隊長に話しかけられる
 「今、セスウィング一機とセスドリルとセスマリナーを改修している」
 「え?どうしてですか、隊長?」
 「ちょっといろいろ考えがあってな、だが、そんなときでも仕事は来るもんだ、この町の調査をしてきてくれ、」差し出されたのはクリップ付きの板についた資料
 「ただし、」
 「セスドリルとセスマリナーの援護は使えないと思っていいんですね?」
 「ああ、頼んだぞ!」
 セスハリアーで指定した街に移動、資料によれば、ここで奇妙なものを見たと・・・
 指定された木造の家が並ぶ古い街中の路肩に止める、
 と、遠くで何かが光を反射し光る?
 あれは・・・ネズミか・・・?
 しかし、背中に刃が生えているネズミ・・・あ!間違い無い、資料にあった・・・これも、宇宙外来種!?
 もしかしたら、捕まえれば蜂の時と同じく巣まで案内してくれるかもしれない・・・
 ハリアーの中より虫とり網を取り出し、上から挟むようにふるい落とす!
 網は予想通りに刃に斬り裂かれたものの、ふちでうまく挟むことには成功する!
 鼠に小型の発信機を付け、それを頼りにどうにか追っていく
 そして、地下に行った発信機を頼りに、マンホールより地下に降り、鼻に激臭が付く中で、下水道に降りる、
 さび色の汚れで地の色が見えなくなっている左右下に通路用の段差付きパイプ状の通路には、汚水が中央を流れて行っている・・・
 「ほう、こんなところにまで追ってくるものがいるとはな・・・」
 「お前は!?」
 曲がり角より飛び出し通路に現れたのは、顔がネズミのコートの男・・・!?
 「だが、もう遅い、先ほど種を植える場所が見つかったところだ・・・」
 「何のことだ・・・!?」
 「だが、邪魔されるのも嫌だからな、ここで潰しておく、ハァアアア!」
 ネズミの男が両手両腕を広げると、徐々にその体が大きくなっていく!?
 ぐっ、巨大化だと!?
 天井を突き破り、日光が差す中でも大きくなっていく・・・!
 「ウルフォス!!」
 チューマーに先制の爪攻撃!しかし、スムーズに後ろに移動し避けられた!?
 「ふふふ・・・いくらネズミとはいえ、そう簡単に狼に喰われません・・・」
 ああそうか、これなら!
 「ワオオオオオオ!!」
 「グッ」
 大声でひるんだところを一気に近寄り右手爪を振り上げる!
 「くそっ!ネズミども!!」
 足元からネズミが登ってくる、だがな!
 首元まで来たそいつらを舌でなめとり、口で噛み潰す!
 ただのネズミなんぞこんなもんだ!!
 誰が簡単に喰われないってかぁ!!
 「なっ・・・」
 そこだ!!
 驚き引きひるむチューマーを爪で斬り裂き、
 「ワオオオオオ!!」
 光線で撃ち抜く!!
 「ば・・・ばかな・・・だが、私を倒しても・・・ぐわぁあああ!!」
 チューマーが爆発四散!!
 ・・・
 ・・・倒しても・・・なんだ?
 疑問に思いながら隊長に報告に戻る
 「大変だ!学狼!!」
 
 ドットウエハースチョコ!
 16ピースのウエハースチョコ!
 見本のカードどうりに・・・
 そろえて、ドット絵完成!!
 食べて・・・おいしい!!
 
 ドットウエハースチョコ!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――