オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

恋愛小説編!!/1

 

恋愛小説編!!(エクスクラメーションマーク!) 1
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 ここは、パステル遊園地、優しい色遣いのテーマパーク、
 なにより、ここに来れば恋が成就すると言われているっ!
 奥の方には一本のレールが高低差かつ緩やかに伸びるジェットコースターや大きな輪にゴンドラが点在する観覧車がある、
 入り口は左右にでっぱりのある柵をそのまま大きくしたような形であり、そこに向かって橙茶の煉瓦がのび、
 その煉瓦の上に私達は乗っているっ!
 そこに無口のまま黒髪の少年が行くっ
 白いワイシャツに青黒のジーパン、パステルグリーンのショルダーバッグの生かす、私の彼(候補)!
 日比宮 黎(ひびみや れい)君だ、
 対する私は短めのポニーテールにに前髪を切りそろえ、白シャツにピンクのケープにピンクのラインが端の方に入った白のボックススカートに肩掛けの小型の革鞄に・・・
 ああっ、黎君がこっちを向いて握った手を上げて親指を向こうに向けて早く行こうとジェスチャーをかけているっ!!
 じゃあさっさと行き・・・
 ブウゥゥゥ・・・
 はっ!?ポケットのスマホが震えている!
 黎君が向こうに向きなおした瞬間を狙いすましスマホを取る!
 丸みを帯びた四角い本体とそれを縮小したような画面には、私が無料で取った(広告付きの)アプリが表示されていた・・・
 そう・・・恋愛を成就させるアプリ、はっきり言って怪しい!!
 しかし、ここにある裏側のカードの中から二枚を選択するだけで、成就しない恋も運命が変わって成就するようになるというのだっ!きゃ~!!
 ささっと六枚のカードの中から二枚を選択、
 愛の導き ラブ・イヴ・ピース No.02、愛の意地 ラブ・イヴ、
 天使だ、二頭身の、可愛いハートの刺繍された厚めのエプロンドレスを着て、茶色のくりくりとしたミドルボブの髪の毛、輪っかは無いけど真っ白な大きな羽はある・・・
 あ、向こうから二枚のカードが・・・あれは・・・悪魔か・・・
 破滅の導き アル・リリス・ルーイン No.01、破滅の意地 アル・リリス
 二頭身ながら切りそろえられた金の長髪、厚く黒い上下一体フリルスカート衣装、胸には白いフリルシャツ見える金印入りの青リボン、頭と背には左右に骨膜の黒い羽が生えている・・
 間違いない、こいつが私の恋の邪魔をしている、そうに違いない、今決まったっ!!
 ・・・はっ・・・
 行けない行けない、早く仕舞わないと・・・
 ちなみに、ここまで五秒と掛かっていない、念のため・・・
 急いで黎君の元に走り、
 「おい、あれ・・・」
 黎君が奥上の方を見上げて無意識的にか人差し指など上げているっ、観覧車の方だ、
 「どうしたの?黎君・・・?」
 観覧車が・・・少し右の方に動いてる・・・?さっきもあの位置だったかなぁ・・・
 いやいや、中央から斜め下左右に伸びた前後四本の支柱が曲がってるし、間違いなくあの位置には・・・
 ズガッ・・・!
 あ・・・支柱が折れて転がって行く・・・
 「どうなってんだよ・・・」
 私と黎君は唖然と見上げ・・・じゃない!!
 どうすんのこれ、どうすんのこれ、どうすんのこれ、私達のデート、どうなんの、どうなんの、どうなんのぉ!?
 が、気が付くと、何かにぶつかったように元の場所に向かって跳ね
 ガシャン!!
 とでも鳴ったかのように元の場所に戻り、
 壊れた支柱も元通りに接合されていった・・・
 「・・・」
 くちをポカンと開けて呆然とする黎君・・・
 こういう黎君もいいっ!じゃないっ!!
 今だ、チャンスだロケットパーンチ!!
 「ほら、行こっ!せっかくチケットあるんだし、近くで何があったか見た方がいいでしょ!!」
 そう言いながら、右手で、黎君の左手を握る!心臓が止まりそうになるぐらい高鳴る・・・
 「そうだな・・・陽炎かもしれないしな・・・」
 二人同時に同じ陽炎を見るのもいい!!
 そうして、私達はチケットを見せに、入り口に、
 あらかじめ買ってスカート右ポケットに入れておいた遊園地が背景に書かれた白いチケットを取り出しそこにいたピンク色のスーツ姿の女性に渡す、
 「受けとりました」
 その女性がチケットをちぎりオレンジの半券部分と人のいる改札口のような出入り口台から取り出し一緒に差出したパンフレットを受け取り、私達はいよいよ、パステルランドに入るのだった!!
 
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