バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

ラブティアエブリバディ!!/3

ラブティアエブリバディ!! 3
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第3話 ドキドキ!ラブティアエヨーク!!
 
 あどけない顔立ちに金に近い茶色のボリュームあるツインテール・・・
 ひざ上を超えた上にちらりと一瞬見えるデニム短パンのつぎはぎカラフルミニスカート
 白と黄色のダイヤのようなハーリキンチェックのパーカー・・・
 そして、腰には卵型の液晶ゲームをぶら下げている・・・
 そして、その子がいる左に本屋、右に肉屋のある天井アーチ付き商店街の入り口、その左の方の電柱の影に隠れ、その子を見る私とエディ・・・
 「あの子がラブティア候補?」
 「そうみたい・・・」
 私はエディと共にある子を追っていた、
 学校ですれ違ったときにエディが察知したのだ、泳弧さんの時みたいに・・・
 「着替えてきたわよ?」
 「あ、泳弧さん!って何ですか?」
 「何が?」
 長いデニムのジーンズに青と白のパーカージャケット、同じ色合いの帽子を鍔を後ろに被り、
 なぜかガムを噛んでいる・・・
 と、私の前に顔を持ってきて
 ぷ~
 っと、ガムを膨らませ
 パンッ!
 と音立て破裂させた・・・
 「こいつ、ゲームに影響されまくってんな・・・」
 ああ、そういえばこういうファッションするゲームだっけ・・・
 と、追っている女の子が離れてアーチ付き商店街の中に入っていきゲームセンターの前まで行く、
 入口からでも中に画面とコントローラーを配した筐体と中にお菓子やぬいぐるみが入り上に機械の掴み手のある上が透明、下と天井が白とピンクの縞状に色付けされた箱状の機械が大量にあるのが見えるところで友達らしき茶髪ポニテ、ショートカットボブの髪型の女の子と、
 卵型の液晶ゲーム機を突き合わせていた・・・
 「あの卵は何ですの?」
 「エグボだよ、知らね?」
 「知りません」
 一緒に覗く泳弧さんの疑問にエディが答えている、
 エグボ、確か卵から生まれたマスコットを育てるゲームだ、
 ボールを投げる動作、実際には投げないけど、をすることで、
 場所や特定の物がある場所で餌が手に入ったり新しい卵のデータや遊び相手が見つかったりするんだっけ・・・
 女の子たちは液晶ゲームを腰に戻すと、様々な場所を回っていく、
 映画を見たと思ったら服屋でわーきゃー言い、
 ジュースやで飲み物を買い・・・
 ・・・
 「ねぇ、エディ、泳弧さん」
 覗いたまま、私は問いかける
 「なんだ?」
 「何かしら?」
 「こうやってラブティアの資質がるからってあの子を追ってるけどさ・・・」
 「そうだな・・・」
 「そうね・・・」
 「そんなことする必要あるのかなって・・・」
 「・・・」
 「え・・・?」
 「ラブティアのすべきことはこういう平和を守る事なのであって、平和に生きる人を巻き込むことじゃないんだって思うの・・・」
 「・・・」
 「あ・・・確かに・・・その通りですね・・・」
 「エディもそれでいい?」
 「俺の使命は舞日、お前を巻き込んだとこで終わりだよ、お前がそうしたいならそうすればいい」
 「泳弧さんは?」
 「私はそれでいいと思います、でも、私も戦います、これ以上、わたくしたちの好きなものを悪事に利用させるわけにはまいりません」
 「それじゃ、これからどうしようか?私達もお買い物にでも」
 「きしゃあああ!!」
 あれは・・・商店街の中に卵型に手足が生えたような黒い怪物!?
 「私のボールは、どんなものにだって当てられる!!」
 「行こう、泳弧さん!」
 「ええ!」
 「ラブティアチェンジ!ラブティアエブリディ!」
 「ラブティアチェンジ!ラブティアスペイント!」
 私達は怪物に向かって駆け、ロッドと銃を向ける
 「フラワーガーデション!」
 「ツインアクアスプラッシュ!!」
 が、私の花や水も通じない!
 「効かない!?」
 「どうなってるの!?」
 「あーこれはまずいなー」
 「ボーーーーール!!」
 怪物が黒いボールを投げて辺りの建物を破壊する!!
 「うう」
 「どうしたら・・・」
 と、私達を追っていたツインテールの女の子が駆けてくる!?
 そして、怪物の前に立ち止まって見上げ
 「やめなさい!」
 呼びかけてる!?
 「私の好きなエグボで破壊活動しないで!!」
 あ・・・そうだよね、好きなものを嫌なことに利用されたくないよね・・・
 「もうこれ以上」
 怪物がボールをぶつけていく!
 「危ない!」
 私は思わず黒いボールを受ける!
 吹っ飛ばされ叩きつけられる私!
 「うぅ・・・」
 「エブリディ!」
 泳弧さんが悲鳴のような声を上げる中、少女が私をのぞき込む顔が見える
 恐怖で震える口と心配と後悔で今でも涙がでしょうな瞳・・・
 「そんな・・・私のために」
 「あなたのせいじゃない・・・私が、守るという選択をしたから・・・」
 私は立ち上がるり、怪物を見据える、被害を増やさないために、この怪物をどうにかしなくちゃ!
 「しゃーねーな・・・」
 エディ!?
 エディが道路に降りて私を見上げ
 「いいか?お前も一般人なんだ、なればこそ、こいつにも選択の機会を与える」
 そして、エディがツインテールの少女を見る
 「なに?ネズミ?」
 エディを見た少女の眼が見開いた驚いたものに変わる
 「お前、あの怪物をどうにかしたくないか?」
 「そりゃ、どうにかしたいよ!!」
 「タッチディは持ってるか?」
 「エグボと通信出来るからね、持ってるよ!」
 「それじゃ、このゲームメモリをタッチディに入れて思うがままに!!」
 ゲームメモリを受け取りタッチディに装填した!
 「ラブティアチェンジ!エッグヨーク!!」
 「ラブティアチェンジ!エッグヨーク!!」
 タッチディが言う間にも黄色いハートに触る!
 「ラブティアチェンジ!ラブティアエッグヨーク!!」
 「ラブティアチェンジ!ラブティアエッグヨーク!!」
 タッチディを掲げる!
 髪が黄色に染まりながら衣装が黄色いミニスカート前合わせドレスに変化しつつ金色の髪飾りやドレス留めを付けたものになる
 「ラブティアエッグヨーク!」          BGM:ラヴティアエブリバディ
 と、エッグヨークが上に飛び、右手の黄色い透明な球体を投げ、
 「ウィークゲット!」
 怪物にぶつけると、怪物の前頭部の一点が光りだす!
 「あそこが弱点だよ!」
 よし!
 「スプリングエブリディ!!」
 「スプラッシュスペイント!」
 「エッグスフィア!!」
 花が、水球が、黄色い光る線画の卵が光っている場所にぶつかり、黒い怪物の中から後ろに少しミドルヘアーの髪をまとめた長袖の水色の上着と薄黄色のミドルスカートをはいた可愛げのある少女が現れ・・・
 エッグヨークと少女が向かい合う
 「大丈夫、練習すれば当てられるよ、ほら」
 エッグヨークが少女の手を取り一緒に投げる
 すると、液晶携帯機にアイテムゲットの文字が浮かぶ・・・
 「ほらね・・・」
 「本当・・・ほんとだ・・・」
 「今の感覚を忘れないで・・・」
 「ヨクボゥ、カイホゥーーーーー!!」
 怪物が爆発し消滅する
 ・・・
 商店街の一角で私達は四角を描くように顔を合わせる
 「ええっと、初めまして、私は央蘭 君子(オウラン キミコ)」
 「響 舞日」
 「水巻 泳弧」
 「エディだ」
 言った後で君子ちゃんの顔が笑顔に変わる
 「これからよろしくね!」
 「うん!」
 「よろしく!!」
 
                               CMの後は、
   皆で自由にメロディとリズムと振付けを付けて、歌って踊ってみよう!!
 
                           エッグヨークに変身!
               ゲームメモリをタッチディにセットしてタッチ!
               ラブティアチェンジ!ラブティアエッグヨーク!
                             エッグスフィア!
                       DXエッグヨークゲームメモリ
 
                         ♪毎日、毎日突き進め!!
                           どんな時でも全力全開
                        欲しいもの狙って狙い撃て!
                           君と僕の思いを・・・
                         未来に届け叶えるんだ!!
                        ラヴティアエブリバディ!!
                         ♪~~~~~~~~~~~
                            日常がつまんない?
                      そんなことないよ一緒に遊ぼう!
                           どんな願いも叶うよ!
                         誰にも迷惑か・か・らない
                                だ・か・ら
                                  一緒に
                              毎日過ごそう!
                           君の毎日私達が・・・
                          楽しくしてあげる~~~
                        ラヴティアエブリバディ!!
                         ♪~~~~~~~~~~~
                        ラヴティアエブリバディ!!
 
        ある日いきなり話しかけてきた少女、彼女もラブティア候補!?
                       でもたくさん増やすのも・・・
          次回 第4話 パズルの申し子!ラブティアミステリパ!!
                  次回も、ラヴティア、エブリバディ~!!
 
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