バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

世界との邂逅、神との再邂逅 ダブモン!!29話/01

世界との邂逅、神との再邂逅 ダブモン!!29話01
 
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 1
 
 魔王の鎧を纏った女神・・・
 俺達の前にいるのはそうとしか形容のしがたい存在、
 その背からは白い翼が生え、白い肩出しワンピースの上に闇色の地に外枠と血管が蠢くような生物と金属が混じったような意図を金色であらわした鎧を上半身の両肩、頭、胴に纏い、
 右手にはカードの生える木の枝のような杖を持ち、
 スカートの下からも鎧が垣間見える、
 が、兜からその目は見えない、
 鎧と同じような意図の兜のバイザーの部分には視界を確認するような隙間は無く口元は開いていて見えるのだが、ただ冷酷な笑みが見え、
 後頭部からただただ金の髪が流れるのみ・・・
 「リチャージ」
 「リチャージ」
 「ドロー」
 「ドロー」
 「セット」
 「セット」
 「オープン!」
 「オープン!」
 「カンテーラ!」
 「ダブモンNo.22、幽明の案内屋 カンテーラ!」
 「行くぜ!」
 カンテーラが前に躍り出る!
 濃紺のフードつき袖付きマント、左手には黄色いカンテラを持ち、
 中は黒いもやだが、黒の両瞳のみを覗かせ、
 左後頭部に後ろにまで伸びる円を左右に重ね、重ねた部分を切り取ったような紡錘形の濃紫の装飾
 「グラリガ」
 「ダブモンNo.???、昏輝の侵略者 グラリガ」
 現れたのは、小さな竜、だが、その羽付きの体のすべては宇宙を映したようになっており、
 足と頭が妙に肥大化している・・・
 あれは・・・ティングレイとガオグライ・・・?
 「『カンテーラのコストに影の鋭装 エレメンタルパワーを指定!この効果により、カンテーラのパワーが500上げる!!』」
 「『グラリガのコストにルイネイションエレメンタルパワーを指定』」
 1番戦闘!!
 パワー1300のカンテーラがパワー700のグラリガに向かって飛び、
 いきなり、グラリガが息を吸った後、光と闇のブレスを吐く!!
 「シャドウブレイド!!」
 カンテーラが右手から出した刃でブレスを縦に切り裂きつつ突っ込み
 「カンテラハンマー!!」
 グラリガにカンテラを叩きつけていく!
 ガン!
 真正面から当たった!
 一瞬、頭がぐらつくグラリガ、
 「『グラリガの効果発動、自分のチャージゾーンに、リサイクル一つが追加で存在する扱いとし、グラリガのパワーを800上げる!』」
 リサイクル一つが存在する上パワーを800も上げる!?
 が、すぐに己を取り戻し、カンテーラに噛みつきかかる!
 「おっと」
 カンテーラは後ろに飛び避けるもグラリガは執拗に跳んで追いながら噛みつきかかり、
 それでもカンテーラは後ろに飛び、
 不意にグラリガが横に回転、尻尾を叩きつける!
 「ガハッ!」
 カンテーラは吹き飛ぶも、何とか立て直し、
 そこにグラリガが飛んで突進しつつ口を開けビームを吐く!
 「なっ!?」
 カンテーラが目を見開き驚く一瞬にビームがカンテーラを捕らえる!?
 が、そこでビームが止まる、
 なんだ・・・一体・・・
 「『グラリガの効果は戦闘で勝利しても相手をトラッシュに送らない・・・』」
 グラリガが飛行しながら余裕そうに振り返り悠々と女神の方に戻って行く・・・
 「生持つ者は神の掌の上で踊っていればいい・・・」
 なんだ・・・?
 何を企んでる・・・?
 「ターンエンド」
 「ターンエンド」
 女神の、いや、超越神の宣言に返す
 一体、どうなるんだ・・・?
 
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