バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

スマートフォンサイコパス/7

スマートフォンサイコパス 7
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 

f:id:OirenW:20210310201326p:plain
 
第7話 会社
 
 人がもうほとんど来なくなった廃墟のようなショッピングモールの奥、
 暗い暗い場所、意固地になっていた所有者から場所にしては割高の家賃、敷金、
 先には窓しかない部屋とその前の受付部屋、元は足つぼマッサージ屋だったらしい、
 ここが・・・私の城!
 仕事をし続け資金完了、母さんから印鑑も無断で借り受け資料もそろえた、
 資料を提出して一応の会社となる、
 私は入り、中央左側の備え付けの簡素な引き出し付き机の、壁に背を向けたイスに座り、出入口正面奥の部屋内部に線で繋いだノートパソコンをいじって仕事の依頼が来てないかを見る、
 依頼数10件程度・・・ね・・・
 新しく仕入れたスマホを手に持ち奥の部屋に入る、中は一面銀色のアルミホイルと無線ルーター、それに中央には斜めに傾いたスマホの展示台のようなスマホ台がある、
 これで10台・・・
 今更ながらに起動させ、横にあるタコ足配線を上に乗せた通常、充電台のコンセントとスマホの充電器を順次接続、全て接続すると部屋の外に出てノーパソよりレスポンスを確認・・・
 きちんと通信出来てるな・・・
 さて、10個の依頼のネガキャンを減らしつつ次のターゲットを選定っと・・・、
 そうして思考を回らせながら以来の詳細をチェックしていく・・・
 と、これは・・・出版社からの依頼・・・?
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――