ハーフビースト:ハーフヒューマン:ヒーローズ 23
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23
・・・あれから・・・
俺は自警団での警備の日々を過ごしていた、
爆破事件の傷跡は大きい、仲間は無事だったが、死傷者もいる
時折酒場でのバイト、大きな事件は無い、
親父とおふくろは最後の一撃で気絶して、今は半人半獣専用の刑務所にいる、らしい、
死刑判決は出たのだが、危害を加えると何をするかわからないという何とも気弱な理由のおかげで生きている、
親父もお袋を制御できるからという理由でかろうじて生きている、
一応、両方とも面会の申請はしてるのだが、なかなか通らない、
ま、たとえ気が狂ってても、会いに行けないかはマシさ・・・
「大変!狐巫女からの予告状が来たって!」
客が途切れたバイトの休息のひと時の中出入口よりリネールの声が聞こえる
あの女・・・
いいさ、行ってやる・・・
俺はこれからも、この街の、この世界の・・・平和を守っていくのだから!!
ハーフビースト:ハーフヒューマン:ヒーローズ 終わり
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