観客のリローデット ダブモン!!13話06
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少年の声が聞こえた時、良星は駆けだした・・・
前々から、妙に音楽のをことを気にかけているとは思っていた、
でも、その人だとは知らなかった、
良星が曲を弾いた時、私にはそれがその人の曲だとはっきり分かった、
その人のネットに上げた曲はすべて知っている、しかし、その中の曲ではない、
それなのにずっと聴いてたせいかはっきりと分かったの、
・・・あの曲はあの人が作る曲だって・・・
だから訊ねたの、否定してもらいたかったから・・・
だけど、返ってきた答えは私の想像した通りだった・・・なんで・・・?
気が付くと、そこは画材の並ぶ店がある通りだった、
「四葉さぁ~ん!」
「ウィルピー!」
声がしたから振り返り、そこに映った背後から着ていたウィルピーと合流する
「全くもう、いきなり走り出さないでほしいですよ・・・」
息も絶え絶え、だ、
「あ、ごめんごめん」
気の無い謝りを思わず返す私、
ウィルポーは気にせずといった感じで私を見て
「それでどうして走り出したんですか?」
「バハ魔ン枢機卿が・・・まさか・・」
「でも、走り出すほどのことなんですかね・・・」
「それは・・・」
ウィルピーに真正に見て、言われて、改めて、考えて、みる、
でも、さんざんバカにしてきたし・・・
「嘘という可能性もありますよ?」
それは・・・どうなんだろう・・・無い気がするが・・・
「とにかく、他の人に話を聞いて、頭の中を整理してみてはどうでしょうか?ほら、見つけたです!」
一体誰を?
ウィルピーが右人差し指で指した私から見て後ろの方に、私は振り返る・・・
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