バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

進め!火山遊園地!! ダブモン!!12話/04 妖魔版

進め!火山遊園地!! ダブモン!!12話04 妖魔版
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 「リチャージ!」
 「りちゃーじ・・・」
 突如、下の溶岩が緑色に変わっていき、それに応じて辺りも緑色になっていく・・・
 なるほど、こう言うこともできるわけか・・・
 「ドロー!」
 「どろー・・・」
 こちらは1番とチャージゾーンに、向こうは2番とチャージゾーンに裏側でカードを置き・・・
 「セット!」
 「せっと・・・」
 モンスターゾーンのカードを表に!
 「オープン!!」
 「おーぷん・・・」
 「ラセンディ!!」
 「ダブモンNo.253、螺旋の撥条打ち、ラセンディ!!」
 
名・螺旋の撥条打ち ラセンディ ダブモンNo.253
概・M モンスター コスト1 パワー800 哺乳・核属性
発・戦闘前・自任意・このターンの間のみ・条文の頭に指定:
条・主対象:次の戦闘にこのモンスターと
      相手のモンスター・オーバーが参加する時
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:下の効果のうち1つを選択して発動する
       ・次の戦闘に参加する相手のモンスター・オーバーの
        パワーを300下げる
       ・次の戦闘に参加する相手のモンスター・オーバーが
        コスト、強度0.8以下かつ
        相手の何のカードが置かれていない場所1つを指定できた時、
        この戦闘終了時にその場所に時限無しで
        次の戦闘に参加した相手のモンスター・オーバー
        を移動させる、ただし、その相手のモンスター・オーバーの
        この戦闘の結果によるトラッシュ送りは時限無しで無効化される
文・バネを作るオナガバンディクート型ダブモン、
  尾に針金を並列に当てて螺旋に戻す勢いで作る、
  バネは攻撃や罠に利用する
 
 僕の前に耳と尾の長いネズミのような茶色の毛皮の生き物が現れる、
 尾は直線螺旋に巻かれ手先が尖っている
 「きえんちょう・・・」
 「ダブモンNo.257、炎鳥のパペットサーカス団員、キエンチョウ!!」
 
名・炎鳥のパペットサーカス団員 キエンチョウ ダブモンNo.257
概・M モンスター コスト2 パワー1400 虫・火属性
発・戦闘後・自任意・このターンの間のみ・条文の頭に指定:
条・主対象:一・この戦闘で
        相手のモンスター・オーバーに勝利したこのモンスター
      二・戦闘を行うカードの置かれておらず
        このターン最後に戦闘を行うか3番の
        自分の場所1つ
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:一を二に移動させる
文・炎で鳥に擬態するヤマキチョウ型ダブモン、その炎の形で相手に鳥と錯覚させ
  攻撃や標的とならないようにするなど有利に運ぶ、
  また、その炎の形を操る力や飛び方で曲芸をして異性へのアピールを行う
 
 向こうの前に現れたのは黄色の蝶・・・?
 しかし、纏う黄色い炎は鳥を模しているように見える・・・
 「僕は『ラセンディのコストにマグマヒューズシールドエレメンタルを指定』!!」
 「・・・『コストに侵略すること火の如し、速攻延焼エレメント、ファイアパウダーエレメントをしてい』・・・」
 
名・マグマヒューズシールドエレメンタル
概・R リサイクル コスト1 シールド・核属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定:
条・主対象:一・次の戦闘に参加する自分のモンスター・オーバー
      二・次の戦闘に参加する相手のモンスター・オーバー
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:以下の効果の内1つを発動する
       ・二のパワーが900以下で
        一がカテゴリ核属性を持っていた時、
        次の戦闘のみをスキップする
       ・二のパワーを300下げる
        主対象がカテゴリに「属性」という言葉を持っていた時
        さらにパワーを500上げる
文・盾になりかけのマグマ、これを盾とするか相手に叩きつけるかは君次第
 
名・侵略すること火の如し、速攻延焼エレメント
 
名・ファイアパウダーエレメント
概・R リサイクル コスト0 スピリット・火属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定:
条・主対象:一・次の戦闘に参加する自分のモンスター・オーバー
      二・次の戦闘に参加する相手のモンスター・オーバー
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:二のパワーを100下げる
       ・一がカテゴリ火属性を持っていた時、
        さらにパワーを200下げる
文・火の粉が相手を襲う!!
 
ペディロ・ペディロ
炎鳥のパペットサーカス団員 キエンチョウ ダブモンNo.257 M コスト2 パワー1400 虫・火属性 戦闘後
裏:0表:2
 
海象 鼓動&イグリード
灼熱の粉砕屋 イグリード ダブモンNo.211 M コスト1 パワー900 精霊・核属性 戦闘前
螺旋の撥条打ち ラセンディ ダブモンNo.253 M コスト1 パワー800 哺乳・核属性 戦闘前
裏:1表:1
 
炎鳥のパペットサーカス団員 キエンチョウ ダブモンNo.257 M コスト2 パワー1400 虫・火属性 戦闘後
 
戦闘開始!!
 
灼熱の粉砕屋 イグリード ダブモンNo.211 M コスト1 パワー900 精霊・核属性 戦闘前
 
 キエンチョウとイグリードが対峙する・・・
 「どりゃあああああ!!」
 イグリードが向かっていき、その右こぶしを振り上げる、
 華麗に右羽根側に飛び避けるキエンチョウ、
 「んなっ!」
 そこで両羽根羽ばたかせ、黄色い炎の鳥を射出するキエンチョウ、
 「ぐおっ!」
 黄色い炎に包まれ吹き飛ぶイグリード!
 イグリードのパワーが足りてない・・・でも!
 「マグマエレメンタルパワー!!『イグリードのパワーを600上げる』!!」
 これでパワーを上回ったはず!
 「うぉおおおお!!」
 イグリードが気合で両腕に力を込めて両肩上に上げ、その気合で出した自身の炎で黄色い炎を弾き飛ばす!
 「どぉりゃあああ!!」
 さらに、その勢いのまま炎を多量に纏わせた拳で再度殴りかかかっていく!!
 が、向こうが手札の一枚を引いて僕たちに見せてきた・・・?
 「ファイアリトルロットエレメント・・・?」これじゃ、イグリードの貫通効果も使えない!!
 キエンチョウが黄色い炎を両羽根に宿し羽ばたいて拡散的に飛ばし、
 「なにっ!?」
 イグリードの拳の炎を吹き飛ばし、
 そこからイグリードの拳を下に飛び避け、下から黄色い炎の鳥をぶち当て焦がす!
 「ぐわぁああ!!」
 
名・マグマエレメンタルパワー
概・R リサイクル コスト0 スピリット・核属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定:
条・主対象:次の戦闘に参加する自分のモンスター・オーバー
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:主対象のパワーを400上げる
  ・主対象がカテゴリに「核属性」を持っていた時
   さらにパワーを200上げる
 
名・ファイアリトルロットエレメント
概・H ハンド コスト0 スピリット・火属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定:
条・主対象:次の戦闘に参加する、カテゴリ火属性を持つ
      自分のモンスター・オーバー
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:主対象のパワーを300上げる
       ・主対象がモンスターの時はコストを1上げ、
        オーバーの時は強度を1上げる
文・投げられた火の気により沸き上がる火の気が火を使うものの力を増す
 
マグマエレメンタルパワー ファイアリトルロットエレメント 相殺
 
炎鳥のパペットサーカス団員 キエンチョウ ダブモンNo.257 M コスト2 パワー1400 虫・火属性 戦闘後
 
戦闘終了
 
灼熱の粉砕屋 イグリード ダブモンNo.211 M コスト1 パワー900 精霊・核属性 戦闘前 トラッシュ!
 
 イグリードがこちらに吹き飛ばされてきて、あおむけに落ちる、
 そして、力を無くしたように体が震えたまま顔を力なく少しこちらに傾けて目線を僕に向ける
 「す・・・すまねぇ・・・」
 「いいよ、休んでて・・・」僕は改めて怪物の方を見る!「ラセンディ、お願い!」
 ラセンディが向こうに走り込み、その尻尾をまっすぐな状態にしたのちに、
 らせん状に戻しながら向こうに打ち付けていく!
 パシン!
 景気の良い音が響いて怪物に当たるが・・・リアクションどころが微動だにせず、全く効いてる様子ないなぁ・・・
 ま、いいか、向こうライフカード取ってるし、ラセンディもこっちに戻ってきた、
 そして、僕はラセンディが僕の前で向こうに向き直り、怪物が僕に視線を戻したころを見計らい、口を開く、
 「ターンエンド!」
 「たーんえんど・・・」
 
名・炎鳥のパペットサーカス団員 キエンチョウ ダブモンNo.257
概・M モンスター コスト2 パワー1400 虫・火属性
発・戦闘後・自任意・このターンの間のみ・条文の頭に指定:
条・主対象:一・この戦闘で
        相手のモンスター・オーバーに勝利したこのモンスター
      二・戦闘を行うカードの置かれておらず
        このターン最後に戦闘を行うか3番の
        自分の場所1つ
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:一を二に移動させる
 
ペディロ・ペディロ
 
戦闘開始!!
 
螺旋の撥条打ち ラセンディ ダブモンNo.253 M コスト1 パワー800 哺乳・核属性 戦闘前
 
ペディロ・ペディロ ダメージ
 
戦闘終了
 
螺旋の撥条打ち ラセンディ ダブモンNo.253 M コスト1 パワー800 哺乳・核属性 戦闘前
 
炎鳥のパペットサーカス団員 キエンチョウ ダブモンNo.257 M コスト2 パワー1400 虫・火属性 戦闘後
 
戦闘開始!!
 
海象 鼓動&イグリード
 
炎鳥のパペットサーカス団員 キエンチョウ ダブモンNo.257 M コスト2 パワー1400 虫・火属性 戦闘後
 
戦闘終了
 
海象 鼓動&イグリード ダメージ
 
ペディロ・ペディロ
山札:28枚 手札:5枚 ライフカード:3枚
チャージゾーン:2枚 トラッシュ:1枚
モンスターゾーン
無し
無し
炎鳥のパペットサーカス団員 キエンチョウ ダブモンNo.257 M コスト2 パワー1400 虫・火属性 戦闘後
 
VS
 
海象 鼓動&イグリード
山札:28枚 手札:4枚 ライフカード:4枚
チャージゾーン:2枚 トラッシュ:1枚
モンスターゾーン
無し
螺旋の撥条打ち ラセンディ ダブモンNo.253 M コスト1 パワー800 哺乳・核属性 戦闘前
 
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進め!火山遊園地 ダブモン!!12話04

進め!火山遊園地!! ダブモン!!12話/04
 
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 「リチャージ!」
 「りちゃーじ・・・」
 突如、下の溶岩が緑色に変わっていき、それに応じて辺りも緑色になっていく・・・
 なるほど、こう言うこともできるわけか・・・
 「ドロー!」
 「どろー・・・」
 こちらは1番とチャージゾーンに、向こうは2番とチャージゾーンに裏側でカードを置き・・・
 「セット!」
 「せっと・・・」
 モンスターゾーンのカードを表に!
 「オープン!!」
 「おーぷん・・・」
 「ラセンディ!!」
 「ダブモンNo.253、螺旋の撥条打ち、ラセンディ!!」
 僕の前に耳と尾の長いネズミのような茶色の毛皮の生き物が現れる、
 尾は直線螺旋に巻かれ手先が尖っている
 「きえんちょう・・・」
 「ダブモンNo.257、炎鳥のパペットサーカス団員、キエンチョウ!!」
 向こうの前に現れたのは黄色の蝶・・・?
 しかし、纏う黄色い炎は鳥を模しているように見える・・・
 「僕は『ラセンディのコストにマグマヒューズシールドエレメンタルを指定』!!」
 「・・・『コストに侵略すること火の如し、速攻延焼エレメント、ファイアパウダーエレメントをしてい』・・・」
 キエンチョウとイグリードが対峙する・・・
 「どりゃあああああ!!」
 イグリードが向かっていき、その右こぶしを振り上げる、
 華麗に右羽根側に飛び避けるキエンチョウ、
 「んなっ!」
 そこで両羽根羽ばたかせ、黄色い炎の鳥を射出するキエンチョウ、
 「ぐおっ!」
 黄色い炎に包まれ吹き飛ぶイグリード!
 イグリードのパワーが足りてない・・・でも!
 「マグマエレメンタルパワー!!『イグリードのパワーを600上げる』!!」
 これでパワーを上回ったはず!
 「うぉおおおお!!」
 イグリードが気合で両腕に力を込めて両肩上に上げ、その気合で出した自身の炎で黄色い炎を弾き飛ばす!
 「どぉりゃあああ!!」
 さらに、その勢いのまま炎を多量に纏わせた拳で再度殴りかかかっていく!!
 が、向こうが手札の一枚を引いて僕たちに見せてきた・・・?
 「ファイアリトルロットエレメント・・・?」これじゃ、イグリードの貫通効果も使えない!!
 キエンチョウが黄色い炎を両羽根に宿し羽ばたいて拡散的に飛ばし、
 「なにっ!?」
 イグリードの拳の炎を吹き飛ばし、
 そこからイグリードの拳を下に飛び避け、下から黄色い炎の鳥をぶち当て焦がす!
 「ぐわぁああ!!」
 イグリードがこちらに吹き飛ばされてきて、あおむけに落ちる、
 そして、力を無くしたように体が震えたまま顔を力なく少しこちらに傾けて目線を僕に向ける
 「す・・・すまねぇ・・・」
 「いいよ、休んでて・・・」僕は改めて怪物の方を見る!「ラセンディ、お願い!」
 ラセンディが向こうに走り込み、その尻尾をまっすぐな状態にしたのちに、
 らせん状に戻しながら向こうに打ち付けていく!
 パシン!
 景気の良い音が響いて怪物に当たるが・・・リアクションどころが微動だにせず、全く効いてる様子ないなぁ・・・
 ま、いいか、向こうライフカード取ってるし、ラセンディもこっちに戻ってきた、
 そして、僕はラセンディが僕の前で向こうに向き直り、怪物が僕に視線を戻したころを見計らい、口を開く、
 「ターンエンド!」
 「たーんえんど・・・」
 
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進め!火山遊園地!! ダブモン!!12話/03

進め!火山遊園地!! ダブモン!!12話03
 
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 僕も、いや、一様に皆驚いているはずだ
 「あ・・・あれが・・・」「なんていうか・・・」「趣味が悪いな・・・」
 「凄い場所だな、うわさには聞いていたが」「・・・」「あんなところに行くのいやよ、私は・・・」
 「うーわー」「あはは・・・です」
 「さすがにうわさに聞いた通りだね」「ええ、その通りですね」
 アクリスとレファン以外は皆多かれ少なかれ呆れさが混ざったような声だ・・・
 「あんなの誰が作るのよ?女神様?」
 「あの女神様が作るのか?あり得ない感じではないけどな・・・」
 「いえ、複数のダブモンが作ったと言われています」
 四葉さんと良星もの疑問にいちいち答えるレファン
 「にしても、だ・・・」
 不意に良星が先の方を見て
 「で、その火山の中を通っていくのか?」
 「いえ、そんなはずは・・・」
 良星の言葉に、レファンが疑問を呈す
 「離れたところは通りますけど中は通りませんよ、だって、まがりなりにも火山ですし・・・」
 「だが、道は火山に続いてるぞ」
 「え・・・?」
 レファンは先の方を見て固まる
 「ついでに、その先に街がある気配があるな・・・」
 カンテーラの追撃
 「ま、俺と相棒とこいつがいれば火山でも問題あるめぇよ、はっはっはっ」
 笑うイグリード、こいつとはおそらくカンテーラのことだ
 と、兎白が右肩上に漂う自身の相棒の方を見て
 「フリィジアは大丈夫?」
 フリィジアが兎白を見返し
 「私は大丈夫よ相棒、火山なんかに負けてたら、氷属性のダブモンなんてやってられないわ!」
 大丈夫なんだろうか・・・
 「とにかく様子を見に行ってみよう」
 僕の号令で、僕達はレインボー火山に向かって歩き出す!!
 
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