進め！火山遊園地！！ ダブモン！！１２話／０２

進め！火山遊園地！！　ダブモン！！１２話０２
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　島を出て僕たちは左手に海望む黒岩場の味気ない海岸線の道を歩いていた・・・
　「それで、これからどうするの？」「そうだよなぁ・・・」「どうするんだ？」
　「やはり、ここまで来たからには・・・」「教皇庁」「よねぇ」
　「私もそれがいいともうわ」「ですね」
　「僕も、目的地はそこだしね」「なら決まりですね、ここから近いルートと言えば、やはり、あそこのそばを通るルートでしょう」
　「あそこかい？」
　「ええ、あそこです？」
　あそこってどこだろう？
　海岸から斜め上に登るルートへ進む、
　そこをＵターンしてまた登り、さらにＵターンして登っていく ・・・
　「なぁ、あそこってどこなんだよ？」
　たまらず良星が声を掛けた、
　「この島の観光名所ですよ、最も、あまり近づく人はいないんですがね・・・レインボー火山っていう・・・」
　「レインボー火山？」
　「ええ！観光名所としてふさわしいところです！」
　一体どんな場所なんだろ・・・？
　そうして、海岸沿いより大きく右に曲がり、陸地の方に入っていく、
　とはいえ、黒い岩場なのは変わらないが・・・
　「どうしたのレファン？」
　後ろから聞こえたアクリスの声に見てみると、
　レファンが曲がり角の曲がる所をじっと見ていた・・・
　が、すぐに気が付いたようにアクリスの方に向き直り
　「あ、いえ、何でもないです、行きましょう」
　そうやって先に進んでいく・・・
　「そろそろ見えてくるはずですよ・・・」
　上が暗くなる中、唐突にそれは姿を現した・・・
　それは、太陽の光すら届かない噴煙の中で、別々に七色のマグマが流れ出て照らし出す、趣味の悪さが前面に出た火山だった・・・
　「あれこそ、レインボー火山です！！」
　
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進め！火山遊園地！！ ダブモン！！１２話／０１ 妖魔版

進め！火山遊園地！！　ダブモン！！１２話０１　妖魔版
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　青い光が下より光る火山の中で、
　透明なステージの上で僕とイグリードはそれと対峙していた・・・
　青い透明でいくつもの獣や甲殻類の腕を生やしたキメラ・・・
　体には服の燃えカスがそこかしこについており、顔からは解けた白が垂れている
　「りちゃーじ・・・」
　「リチャージ！」
　互いに何のカードも置かれていないチャージゾーンに宣言し、さらに、山札から一枚引いて・・・
　「ドロー！」
　「どろー・・・」
　１番とチャージゾーンに裏側で置いて・・・
　「セット！」
　「せっと・・・」
　「オープン！！」
　「おーぷん・・・」
　「イグリード、お願い！！」
　「任せろ！！」
　「ダブモンＮｏ．２１１、灼熱の粉砕屋、イグリード！！」
　「アビアパウ・・・」
　「ダブモンＮｏ．２４６、花火使いの火薬調合師　アビアパウ！！」
　
名・花火使いの火薬調合師　アビアパウ　ダブモンＮｏ．２４６
概・Ｍ モンスター　コスト１　パワー８００　哺乳・火属性
発・戦闘前・自任意・このターンの間のみ・条文の頭に指定：
条・主対象：一・自分の何のカードも置かれていない場所１つ
　　　　　　二・次の戦闘に参加する相手のモンスター・オーバー
　　三・相殺含め自身の持つ戦闘前効果を発動した二
　　　略・“”
効・第一効果：一に以下をコスト０で召喚する
　　　　　　　コスト０　パワー０　発条効無し
　　　　　　　その他このカードと同じ、
　　　　　　　これはその場所から動くか時限を超えた時消滅する
　　・このモンスターのパワーを１００上げる
文・緑の炎に全身包まれたアビシニアジャッカル型ダブモン、全身から熱を放出す
　　ることにより身を守り、その際汗と混じることにより緑色の炎が出、汗の混じ
　　った炎は敵対意思の表れで、色の違う炎で敵に恐怖感を与える意図と言われる
　
名・灼熱の粉砕屋　イグリード　ダブモンＮｏ．２１１
概・Ｍ モンスター　コスト１　パワー９００　精霊・核属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定：
条・主対象：一・“次の戦闘に参加する”このモンスター
　　　　　　二・“”相手のモンスター・オーバー
　　　　　　三・自分のチャージゾーンにある、
　　　　　　　　カテゴリ、スピリットを持つリサイクル・スマッシュカード１枚
　　　略・“”
効・第一効果：次の戦闘が行われる直前（直前タイミング終了後）
　　　　　　　一のパワーが二を上回っていた時、二を相手のトラッシュに送る
　　　　　　　二が移動していた時、この効果は発揮しない
文・コア熱の力を持つ破砕の能力を持つ精霊型ダブモン
　　その力でマグマの流れを変えたり、逆に岩を崩して止めたりする、
　　熔岩から皆を守ったり熔岩という自然を守ったりする核熱の守護者でもある
　
　僕の目の前に炎の精霊が躍り出る！
　筋肉の見える肉体に燃え上がる髪、こわもての顔、
　と、怪物の前に降ってきたのは緑の炎が燃え上がりその後から四肢持つ狼のような、
　緑の炎を毛皮としたジャッカル！
　でも、パワーならこっちが上！
　「僕はイグリードのコストにマグマエレメンタルパワーを指定！」
　「こすと・・・侵略すること火の如し、速攻延焼エレメント・・・」
　「それなら１番戦闘！！」
　
名・侵略すること火の如し、速攻延焼エレメント
概・Ｒ リサイクル　コスト０　エフェクト・火属性
発・コストで表になった時・自任意・このターンの間・条文の頭に指定：
条・主対象：自分のカテゴリ、炎属性を持ち、
　　　　　　発、戦闘前でコスト１でパワー９００以下のモンスター
　　一・
　　　略・“”
　　　主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果：主対象の効果が発動可能となった時、
　　　　　　　即座に発動させる、
　　　　　　　この時、相手はカードの発動によって相殺できない
文・速き火は、油断せし者を容赦なく焼いていく・・・
　
名・マグマエレメンタルパワー
概・Ｒ リサイクル　コスト０　スピリット・核属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定：
条・主対象：次の戦闘に参加する自分のモンスター・オーバー
　　　主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果：主対象のパワーを４００上げる
　　・主対象がカテゴリに「核属性」を持っていた時
　　　さらにパワーを２００上げる
文・爆熱の力はコアの力を備えし者にさらなる力を与える
　
ペディロ・ペディロ
花火使いの火薬調合師　アビアパウ　ダブモンＮｏ．２４６　Ｍ　コスト１　パワー８００　哺乳・火属性　戦闘前
裏：０表：１
　
海象　鼓動＆イグリード
灼熱の粉砕屋　イグリード　ダブモンＮｏ．２１１　Ｍ　コスト１　パワー９００　精霊・核属性　戦闘前
裏：０表：１
　
花火使いの火薬調合師　アビアパウ　ダブモンＮｏ．２４６　Ｍ　コスト１　パワー８００　哺乳・火属性　戦闘前
　
戦闘開始！！
　
灼熱の粉砕屋　イグリード　ダブモンＮｏ．２１１　Ｍ　コスト１　パワー９００　精霊・核属性　戦闘前
　
　イグリードが拳を握り殴りかかる！！
　対してアビアパウが緑の炎を吹きかけるが、イグリードは易々と拳で斬り分けながら突き進み、殴りつけた！
　アビアパウは吹き飛びひるむも四肢を地に着けて着地、今度は大口を開け噛みついていく、
　イグリードは上に飛んで避けつつアビアパウの背を拳でえぐるように殴りつけ再度吹き飛ばす！
　横に回転する体を空中で何とか立て直し着地しつつ振り返ってイグリードの方を見るアビアパウ、すると、その体に緑の炎も燃え滾らせ
　「そうこなっくちゃな！！」
　イグリードも気合を込め拳を握り構える、
　互いに見合う一瞬、飛び出した！！
　アビアパウは緑の炎の爪を伸ばした前足の一撃！
　対して、イグリードは拳を炎で増した右ストレート！
　勝負は歴然、アビアパウの炎を砕きつつイグリードの拳がアビアバウの顔に届いてアビアパウを吹き飛ばし壁に叩きつけて爆発、消滅させた！！
　　
名・花火使いの火薬調合師　アビアパウ　ダブモンＮｏ．２４６
概・Ｍ モンスター　コスト１　パワー８００　哺乳・火属性
発・戦闘前・自任意・このターンの間のみ・条文の頭に指定：
条・主対象：一・自分の何のカードも置かれていない場所１つ
　　　　　　二・次の戦闘に参加する相手のモンスター・オーバー
　　三・相殺含め自身の持つ戦闘前効果を発動した二
　　　略・“”
効・第一効果：一に以下をコスト０で召喚する
　　　　　　　コスト０　パワー０　発条効無し
　　　　　　　その他このカードと同じ、
　　　　　　　これはその場所から動くか時限を超えた時消滅する
　　・このモンスターのパワーを１００上げる
　　
名・灼熱の粉砕屋　イグリード　ダブモンＮｏ．２１１
概・Ｍ モンスター　コスト１　パワー９００　精霊・核属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定：
条・主対象：一・“次の戦闘に参加する”このモンスター
　　　　　　二・“”相手のモンスター・オーバー
　　　　　　三・自分のチャージゾーンにある、
　　　　　　　　カテゴリ、スピリットを持つリサイクル・スマッシュカード１枚
　　　略・“”
効・第一効果：次の戦闘が行われる直前（直前タイミング終了後）
　　　　　　　一のパワーが二を上回っていた時、二を相手のトラッシュに送る
　　　　　　　二が移動していた時、この効果は発揮しない
　
花火使いの火薬調合師　アビアパウ　ダブモンＮｏ．２４６　トラッシュ！！
　
ペディロ・ペディロ　ダメージ
　
戦闘終了
　
灼熱の粉砕屋　イグリード　ダブモンＮｏ．２１１　Ｍ　コスト１　パワー９００　精霊・核属性　戦闘前
　
　「ここで～あびあぱうの効果発動～『３番にあびあばうの分身を召喚する～』」
　「それなら、イグリートの効果で相殺」
　「おっと、こすとに指定した侵略すること火の如し、速攻延焼エレメントの効果、『あびあぱうの効果が発動できるようになった時速即座に発動させる、もちろん、相殺はできない』・・・」
　「でも、イグリードの効果でアビアパウをトラッシュに送って直接攻撃！！」
　アビアパウが爆発した場所から突如緑の炎が吹き荒れ、僕たちは右腕で自身をかばう、
　「イグリード！」
　「任せろ！！」
　怪物に向かって行き、拳を叩きつけるも、怪物は右腕で防御、イグリードの拳をはじき返し、
　イグリードは向こうを見ながらしぶしぶこちらに戻ってくる、
　辺りが緑に変わる中で、僕はこう思う・・・
　・・・まったく、ミナトヘッドの島から出たころには、こんなことになるとは思いもしなかったなぁ・・・
　
花火使いの火薬調合師　アビアパウ　ダブモンＮｏ．２４６　Ｍ　コスト０　パワー０　哺乳・火属性
　
戦闘開始！！
　
海象　鼓動＆イグリード　ダメージ
　
花火使いの火薬調合師　アビアパウ　ダブモンＮｏ．２４６　Ｍ　コスト０　パワー０　哺乳・火属性
　
戦闘終了
　
海象　鼓動＆イグリード　ダメージ
　
ペディロ・ペディロ
山札：２９枚　手札：５枚　ライフカード：４枚
チャージゾーン：１枚　トラッシュ：１枚
モンスターゾーン
無し
　
ＶＳ
　
海象　鼓動＆イグリード
山札：２９枚　手札：５枚　ライフカード：４枚
チャージゾーン：１枚　トラッシュ：０枚
灼熱の粉砕屋　イグリード　ダブモンＮｏ．２１１　Ｍ　コスト１　パワー９００　精霊・核属性　戦闘前
　
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進め！火山遊園地 ダブモン！！１２話０１

進め！火山遊園地！！　ダブモン！！１２話／０１
　
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　青い光が下より光る火山の中で、
　透明なステージの上で僕とイグリードはそれと対峙していた・・・
　青い透明でいくつもの獣や甲殻類の腕を生やしたキメラ・・・
　体には服の燃えカスがそこかしこについており、顔からは解けた白が垂れている
　「りちゃーじ・・・」
　「リチャージ！」
　互いに何のカードも置かれていないチャージゾーンに宣言し、さらに、山札から一枚引いて・・・
　「ドロー！」
　「どろー・・・」
　１番とチャージゾーンに裏側で置いて・・・
　「セット！」
　「せっと・・・」
　「オープン！！」
　「おーぷん・・・」
　「イグリード、お願い！！」
　「任せろ！！」
　「ダブモンＮｏ．２１１、灼熱の粉砕屋、イグリード！！」
　「アビアパウ・・・」
　「ダブモンＮｏ．２４６、花火使いの火薬調合師　アビアパウ！！」
　僕の目の前に炎の精霊が躍り出る！
　筋肉の見える肉体に燃え上がる髪、こわもての顔、
　と、怪物の前に降ってきたのは緑の炎が燃え上がりその後から四肢持つ狼のような、
　緑の炎を毛皮としたジャッカル！
　でも、パワーならこっちが上！
　「僕はイグリードのコストにマグマエレメンタルパワーを指定！」
　「こすと・・・侵略すること火の如し、速攻延焼エレメント・・・」
　「それなら１番戦闘！！」
　イグリードが拳を握り殴りかかる！！
　対してアビアパウが緑の炎を吹きかけるが、イグリードは易々と拳で斬り分けながら突き進み、殴りつけた！
　アビアパウは吹き飛びひるむも四肢を地に着けて着地、今度は大口を開け噛みついていく、
　イグリードは上に飛んで避けつつアビアパウの背を拳でえぐるように殴りつけ再度吹き飛ばす！
　横に回転する体を空中で何とか立て直し着地しつつ振り返ってイグリードの方を見るアビアパウ、すると、その体に緑の炎も燃え滾らせ
　「そうこなっくちゃな！！」
　イグリードも気合を込め拳を握り構える、
　互いに見合う一瞬、飛び出した！！
　アビアパウは緑の炎の爪を伸ばした前足の一撃！
　対して、イグリードは拳を炎で増した右ストレート！
　勝負は歴然、アビアパウの炎を砕きつつイグリードの拳がアビアバウの顔に届いてアビアパウを吹き飛ばし壁に叩きつけて爆発、消滅させた！！
　「ここで～あびあぱうの効果発動～『３番にあびあばうの分身を召喚する～』」
　「それなら、イグリートの効果で相殺」
　「おっと、こすとに指定した侵略すること火の如し、速攻延焼エレメントの効果、『あびあぱうの効果が発動できるようになった時速即座に発動させる、もちろん、相殺はできない』・・・」
　「でも、イグリードの効果でアビアパウをトラッシュに送って直接攻撃！！」
　アビアパウが爆発した場所から突如緑の炎が吹き荒れ、僕たちは右腕で自身をかばう、
　「イグリード！」
　「任せろ！！」
　怪物に向かって行き、拳を叩きつけるも、怪物は右腕で防御、イグリードの拳をはじき返し、
　イグリードは向こうを見ながらしぶしぶこちらに戻ってくる、
　辺りが緑に変わる中で、僕はこう思う・・・
　・・・まったく、ミナトヘッドの島から出たころには、こんなことになるとは思いもしなかったなぁ・・・
　
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