バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

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大決戦!!賭けられる、世界の命運!! ダブモン!!27話/13

大決戦!!賭けられる、世界の命運!! ダブモン!!27話13
 
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13
 
 「さぁ、行くぞ!!」
 フリィジアを横に置き、良星から手札を受け取り前に出る!!
 「リチャージ」
 「リチャージ」
 「ドロー」
 「ドロー」
 「セット」
 「セット」
 「オープン!」
 「オープン!」
 「ジプシェリー!」
 「ダブモンNo.113、海月の放浪踊銃士、ジプシェリー」
 盛大な水はねと共に透明なクラゲが飛び出す!
 左右で縦にロールさせた触手に端が水色の上が丸く膨らんだ透明な帽子をかぶっているような感じに
 その下ではわだかまる闇に縦長黄色光点がまるで目のように存在している
 「アンチュリラ」
 「ダブモンNo.390、白鼠の日傘貸家、アンチュリラ」
 魔王の現れたのは、耳の長く鼠と兎の中間のような二足歩行げっ歯類が大きなスカートついた白い服に白い傘を差したもの、
 「『ジプシェリーのコストにマルチエレメンタルパワー.とマルチパーシングエレメンタルパワーとマルチアサリスエレメンタルを指定!!』」
 「『アンチュリラのコストに六つ場所の昏き、巻き込んだものとグルゥミーエレメンタルリバースを指定!!グルゥミーエレメンタルフローはその効果でこのターン、リチャージで裏に出来ない』」
 1番戦闘!!
 ドベルガーとイグリードが向かって行く!!
 ドベルガーが警棒を操り口に咥え殴り掛かる!
 対してイグリードもその拳を叩きつける!!
 真正面から叩きつけ合う衝撃!!
 弾きあうと思ったら・・・距離が開かない!?
 あ!イグリードの右手首とドベルガーの前足が手錠で繋がってる!?
 「インファイトか、面白え!!」
 ドベルガーが噛みつく中でイグリードが左拳を叩き込む!!
 ぶつかり合う拳と牙、
 牙は拳を捕らえるもその衝撃でか口を離し、
 と、警棒が宙を飛び、イグリードを細かくたたく!
 「あ、こら、やめろコラ!!」
 さすがにこれが続けば隙が出来るか・・・
 「『イグリードの効果!!』」
 「『ドベルガーの効果で相殺!!』」
 ドベルガーの効果はこの戦闘前の最初しか発動できない!よし、追撃だ!!
 「『マルチプルエレメンタルパワー!』」
 「『グルゥミーエレメンタルパワーで相殺!!』」
 おし、もうアルケミゲア以外で相殺はできないはず、無理に相殺してきたらこっちのチャンスだ!
 「『でも、マルチディガットエレメンタルパワー!!これでパワー逆転!!』」
 「・・・」
 相殺してこなかったか!
 「『コストにマルチプルエレメンタルパワーを指定!!』」
 「はぁああああ!!」
 叫ぶイグリードの筋肉に力が入り熱と炎が籠り始める!
 炎が警棒を燃やしドベルガーをひるませ
 「ぬおりゃあああ!!」
 イグリードが左拳に炎を集中させ、ドベルガーに叩き込む!
 手錠により逃げられず、ドベルガーはもろに喰らい爆発、手錠事消滅する・・・
 「インファイトを挑む相手を間違えたようだな・・・」
 2番戦闘!!
 ジプシェリーがアンチュリラに触手より水弾を打ち出す中、
 アンチュリラは傘を前に出して防御、その水をダンスのように一回転しつつ投げ返す!
 ジプシェリーがもう一方の銃で水を撃ち出し来たに当て水弾を無力化
 仕方なしにかジプシェリーが近づきつつ上より触手を思い切り叩きつける!
 アンチュリラは傘で上よりくる触手を防ぎ、横からの叩きつけにも跳躍で回避、
 と、アンチュリラが傘を回して叩きつけてきた触手をからめとり、ジプシェリーを回転で振り回し、床に叩きつける!!
 ジプシェリーがふらつきながらも浮き・・・
 すると、アンチュリラに一気に近づき、至近距離から水弾を打つ、傘で防ぐアンチュリラ、
 だが、横からの水弾に弾き飛ばされる!?
 何のことは無い、
 ジプシェリーが正面から撃ったと同時に触手を目いっぱい伸ばして横方向からも巻き触手で水弾をぶっぱなしたのだ!
 吹き飛ばされるも何とか立ち直り、アンチュリラが姿勢を戻すも、
 近づいたジプシェリーが同じような二方向射撃に吹き飛ばされる!!
 今度は姿勢を立て直せない!
 その間にもジプシェリーの二丁触手が水を噴き、
 そのままその水弾で壁に叩きつけられアンチュリラが爆発!消滅する・・・
 「だが、3番戦闘だ」
 ここだ!
 「『ジプシェリーの効果でアルケミゲアをトラッシュに!』」
 「『アルケミゲア自身の効果で相殺!!』」
 ジプシェリーが水弾をアルケミゲアに向かって二連射!
 対するアルケミゲアがフラスコを見て振りフラスコの中身を確かめ、
 こちらを向いて三連続で投げてくる!
 二つは水弾に当たって粉砕!が、もう一つが飛んで来る!?
 「そりゃああ!!」
 それをフリィジアが叩き斬り、中の液体ごと凍らせ、俺に振り返り微笑みながら
 「復活」
 そう言った
 「ああ、うん」
 「ターンエンド」
 「タ、ターンエンド」
 魔王の宣言にすかさず俺は返した・・・
 
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