バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

我はダブモン!我こそがダブモン!! ダブモン!!16話/28

我はダブモン!我こそがダブモン!! ダブモン!!16話28
 
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 「リチャージ!」
 「リチャージ!」
 「リチャージ!」
 「ドロー!」
 「ドロー!」
 「ドロー!」
 「セット!」
 「セット!」
 「セット!」
 「オープン!」
 「オープン!」
 「オープン!」
 「エレメンタルリライニインズ!オーブカードだ!!」
 「ダークネクログライスラッシャーエレメンタル!オーバックスだ!!」
 「ライトレエムジースエレメンタル!ダークレエムジースエレメンタル!両方ともオーバックスだよ!!」
 全員オーブにオーバックス!?
 全員の前に山札が出てきて左から右に流れていく・・・
 「こいつ!」
 「これだ!」
 「これ!」
 俺とアグニスが右手人差し指で、クリアードが両手人差し指で指定!
 「カンテーラ・ビクトリー・ブラスト!」
 「ネクロス・デス・ジョーカー!」
 「クリアード!!」
 これは・・・
 「強度は僕の方が上、ということで僕から行かせてもらうよ!ライトレエムジースエレメンタルとダークレエムジースエレメンタルの効果で僕自身を召喚!さらに、山札よりもう一枚ずつオーバーを選出!選ぶのはもちろん、僕のオーバー!!」
 クリアードの体が液状に揺蕩い、膨れ上がっていく、そこに集まる地、水、火、風、核、氷、雷、そして、光と闇・・・
 全てが集まり爆発し、爆発が晴れた時、そこにいたのは、宇宙色の悪魔のようなクリアードだった・・・
 顔は竜と悪魔を合わせたような獰猛な顔、さらに、その両翼の上には様々な宇宙空間が浮かんでが存在しており、
 細いが筋骨あるその身体のその背には悪魔と天使を合わせたような大きな羽が生えていた・・・
 「うぉおおおおおお!!」
 「ダブモンNo.500「ダブモンNo.500「イィィィイイエェェェックス!「イィィィイイエェェェックス!「未知への冒険者「未知への冒険者「クリアァァァァァアアアド「クリアァァァァァアアアド「オォォォオオオバァァァァァアアア!!「オォォォオオオバァァァァァアアア!!」
 二つのデッキケースの声が響く!!
 「おいおい・・・」
 「まるで、魔王様と女神の対抗者、か・・・」
 俺とアグニスのがぼやく、だけど、ぼやくだけじゃ始まらない!!
 「それじゃ、こっちも行くぞ!!」
 「仕方が無いな・・・」
 「ダークネクログライスラッシャーエレメンタルの効果でネクロス・デス・ジョーカーを1番に召喚!!」
 「エレメンタルリライニインズの効果でカンテーラ・ビクトリー・ブラストを1番に召喚!!」
 カンテーラとネクロスが黒い塊に包まれ、それが4つの黒い翼となり、広がる・・・
 そして、翼持つカンテーラとネクロスが剣と刀を振り下ろし、剣と刀を外側に出して回り、
 剣と刀を左右に振り下ろして決める!!
 「ほぅ・・・異界の力か・・・」
 突如、カンテーラとネクロスを見ていたクリアードの口が開く
 異界の力・・・
 「どういうことだ?」
 「言うつもりはない、ここで我自身の効果!『マルチプルエレメンタルパワー、マルチアサリスエレメンタル、マルチエレメンタルパワー、ダークネスエレメンタルパワー、ダークエレメンタルパワー、ダークブラッシュグラッシュエレメンタルの六枚を封印し』、さぁ、行くぞ!!」
 俺の質問を拒絶したクリアードから宇宙の畏怖を凝縮したような波動が俺達に暴風のように届いてくる!!
 俺達は思わず聞き手の腕を盾にして防ぎ、その波動が収まった後、向かってくるクリアードを改めて見据える・・・
 しゃあないな・・・
 クリアードが俺達を見据え見下ろす
 「それでは一番戦闘だ、さぁ・・・信頼を証明して見せろ!!」
 クリアードが右拳を構え振り下ろす!!
 カンテーラとネクロスが刀と剣を交差させて拳を防御し防ぐ!
 そして、刀と剣を振り出しはじき返す!!
 おお!
 そして、一気に後ろに回り込み、斬る!
 「その程度!!」
 クリアードが背中に光の球を生み出しカンテーラとネクロスを焼く!
 が、
 「はぁあ!」
 それを剣と刀で交差斬る!!
 「面白い!!」
 クリアードが上半身を後ろに振り回してのラリアット
 カンテーラとネクロスは後ろに飛び避け、
 「ぬん!」
 クリアードが全身発光!カンテーラとネクロスは思わず右腕で目を覆い、
 光が晴れたと思ったら、いつの間にかクリアードのその手に握られ掴まっていた、
 さらに間髪入れず祭壇に叩きつけ、再度掴んで握り潰そうとする!!
 「カンテーラ!マルチパルシリングエレメンタルパワー!」
 「ネクロス!ダークネスゼイルエレメンタルパワー!」
 「おっと、エレキネットエレメンタルパワー、ローチネットエレメンタルパワーで相殺!」
 「マルチプルアンフォンドエレメンタルパワー!」
 「ダークネスノワールエレメンタルパワー!」
 「ダークレエムエレメンタルパワー・フォース、ライトレエムエレメンタルパワー・フォースで相殺!!」
 だが!
 「マルチドライブバースドエレメンタル!」
 「ウォーターハイドエレメンタルパワーで相殺!」
 「おっと、相殺タイミング!!オールドシグナル&ニューシグナルでマルチドライブバースドエレメンタル!を発動!!『コストにマルチプルエレメンタルパワー、マルチアサリスエレメンタル、マルチエレメンタルパワー、マルチパルシリングエレメンタルパワーを指定し、カンテーラのパワーを2000、800、1000上げる!!』」
 「ぐ・・・だけど、その効果でウォーターハイドエレメンタルパワーでコストにエレキネットエレメンタルパワーを指定し、パワーが600上がる!!」
 「ならば私はダークネスルインズエレメンタルパワーを発動!」
 「フレイムハイドエレメンタルパワーで相殺!」
 「私はここで相殺タイミング!!ダークチェインスバニッシュエレメントを発動!『この効果でコストを3増やしダークネスグロウズエレメンタルパワーを発動!!』」
 「こっちもか!?」
 「『ダークネスエレメンタルパワー、ダークエレメンタルパワー、ダークブラッシュグラッシュエレメンタル、ダークネスルインズエレメンタルパワー、ダークネスノワールエレメンタルパワー、ダークネスゼイルエレメンタルパワー、ディアボラッシュエレメンタル、をコストにネクロスのパワーを3800上げる!!』」
 「だけどもう防げまい!ライトレエムエレメンタルパワー、ダークレエムエレメンタルパワー、ファイアスチームエレメンタルパワー、アクアスチームエレメンタルパワー、コスモスライトレエムエレメンタルパワー・フォース・バースト、コスモスダークレエムエレメンタルパワー・フォース・バーストを発動!!」
 「おっと、マルチドライブエレメンタルでコスモスライトレエムエレメンタルパワー・フォース・バーストを相殺させてもらうぜ!」
 「く・・・好きにするがいい!!『ローチネットエレメンタルパワーとライトレエムエレメンタルパワー・フォースをコストにこれらのカードを発動!!上がる総計は・・・7600だ!!』はぁああああ!」
 気合を入れるクリアードの周りから、黒を交えた虹のオーラが発せられていく・・・
 「行くぞぉおおお!!」
 「はぁああ!!」
 「・・・!!」
 カンテーラとネクロスが全身から闇を放出し握りこぶしを弾く!
 そこからクリアードの胴に飛び込み、一気に剣と刀を高速に交互に幾度も振り下ろし、
 ガガガガガ・・・・
 「グォオオオオ!!このっ!」
 さらに、クリアードが右手で掴みかかるのを上に飛んで避けつつ上空で刀を掲げ間から闇を出して大剣とし
 「いっけぇええええ!!」
 「ぬぅおおおおお!!」
 対抗するようにクリアードが右拳を光に包んで叩きつけていく、
 中空でぶつかる剣と拳・・・!
 「今だ!カンテーラの効果を発動!!」
 カンテーラとネクロスの放出する闇が大きくなり、クリアードを圧倒していく・・・
 「おっと、ライトイリュージョンエレメンタル・フォースで相殺だ」
 が、クリアードの拳の光が大きくなり圧倒し返す・・・!?
 「さらに、ダークシャドウエレメンタル・フォース、ライトレエムクラスバエレメンタル、ダークレエムクラスバエレメンタルもある、ネクロスの効果も防ぎ切れる・・・」
 「だが、こっちには相殺効果・後々がある!『コストにエレメンタルマルチラーク』を指定し、カンテーラの効果を発動!!これで勝利だ!!」
 「な・・・!?」
 クリアードが驚く間にも、カンテーラとネクロスの刃の闇が大きくなり
 「いっけえええええ!!」
 「・・・!!」
 クリアードを一気に叩き斬った!!
 
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