ラブティアエブリバディ!! 23
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第23話 大団円!?でも、みんなの毎日を守るため・・・
「結局、あれは何だったんだろう・・・」
再び晴れ上がる空を見ながら私はつぶやいた
「さぁ・・・それを調べるのはこれからだ」
「ですよね・・・」
エディ、イント・・・
私の後ろで繰り広げられる会話に咄嗟に私は思いつく、
「そうだ、大統領なら何か知ってるかも・・・」
そうして、元の大統領執務室に戻り、そこにいた大統領に問う、
「この城の地下にいた、目玉に触手が付いたような奴で、怪物とヤミリクルの親玉の、闇の理性について大統領は何か知ってる?」
大統領が申し訳なさそうに顔を伏せ、
「あれは、昔からここにいて、妖精たちに影響を及ぼしていた以外のことは・・・」
「昔から?」
そういえば、エディも怪物たちは昔からいた一派って言ってたな・・・
危うく、あいつの言葉に騙されて、元凶を野放しにするところだったわけだ、でも・・・あいつらは結局何も話してくれなかった・・・それはつまり・・・
「はい、我々妖精族の一派だったのです、まさか、こんなことを引き起こしていたとは・・・」
「そうですか・・・でも、時には覚悟と悲しさと法と正しき理性をもって、何かを滅ぼさねばならない時も存在するのだと思います・・・」
そう、あいつらは何も話さなかったので、裏にまた誰かがいるかもしれない、でも、だからと言って、あそこまでこちらに敵意のみが存在している奴らだ、あいつらを生かしておいても絶対に厄介なことになる・・・
「そうかもしれませんが・・・私はもう疲れました・・・」
「大統領・・・?」
悲しく俯く顔が、さらに下に俯いた、
「私はやめて、新しい妖精に調査を依頼しようかと思ってます・・・」
「そうですか・・・」
「なぁ、お前たちは?」
エディ?
いきなりの問いかけに思わず右手にいるエディの方を見る
エディのそばにはイントもいて、それはどちらかと言えば後ろにいる彩虹ちゃんの方を見ていた、
エディは私を見上げ、
「もう妖精界は元に戻ったし、怪物は出てこないと思うけど・・・」
「そうですよね・・・」
「帰るよ」
「ですね」
「うん」
「ええ」
「はい、イント」
私、泳弧さん、君子ちゃん、実鈴ちゃんはエディを、彩虹ちゃんはイントを見て答える
「そうか・・・俺はこっちに残らなきゃならない、」
「それではお別れですね」
「そうだな、相棒をよろしくな」
「もちろん!」
泳弧さんがしっかりと答える
「お別れだね、エディ」
「ああ、エグボを大切にしてやってくれ」
「うん!」
君子ちゃんも返し
「お別れだね」
「ま、お前さんならしっかりやれるさ」
「当然でしょ!」
実鈴ちゃんも自信たっぷりに返事をし、
「イント、今までありがとうございました」
「アイドル業頑張ってくれよ、アーケードゲームもよろしくな!」
「はい!」
彩虹ちゃんもイントに対して答え返し、
私とエディがまっすぐに対峙する、 BGM:ラヴティアエブリバディ
「・・・また何かあったら連絡する、じゃあな、相棒」
「まったく・・・最後まで・・・じゃね、相棒!!」
CMの後は、
皆で自由にメロディとリズムと振付けを付けて、歌って踊ってみよう!!
新しい脅威!?
闇の理性、サイコウサイバンカーンが登場!
心を砕かれていく仲間達、でも私達は負けない!
劇場版ラヴティアエブリバディ!!
狂った天秤と悪の剣!
色を変えられるエブリバディペンライトで応援!!
ラヴティアエブリバディズ インフィニティフォーム登場!!
♪毎日、毎日突き進め!!
どんな時でも全力全開
欲しいもの狙って狙い撃て!
君と僕の思いを・・・
未来に届け叶えるんだ!!
ラヴティアエブリバディ!!
♪~~~~~~~~~~~
日常がつまんない?
そんなことないよ一緒に遊ぼう!
どんな願いも叶うよ!
誰にも迷惑か・か・らない
だ・か・ら
一緒に
毎日過ごそう!
君の毎日私達が・・・
楽しくしてあげる~~~
ラヴティアエブリバディ!!
♪~~~~~~~~~~~
ラヴティアエブリバディ!!
ラヴティアエブリバディ!! 終わり
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