バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

ニューロンズ:AI/7

ニューロンズ:AI 7
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 

 
 7
 
 「今日の社会科見学は、電脳歴史博物館です!!」
 博物館の入り口を入ったところで先生がそうみんなに向かって言う、
 博物館と言っても外からはガラス張りで、周りには様々な立体映像が浮かぶ機器が見える、
 「ここからは班行動で皆さん見学してくださいね!」
 というわけでいつもの4人組だ
 「どこから行くー」
 「こういう場合は順路沿いだろ?」
 「そうなのか?」
 「その方が分かりやすいかと」
 そんな呑気な俺、マカ、イワヤマ、アミの会話が交わされ、左側の青いカーペットの敷かれた通路を順路沿いに、
 その先に左手側にあったのは、女性が電脳歴史の始まりを解説する立体映像が上に移る円い台座の危機、
 インターネットの始まりは~
 等と機器の上の立体映像に写った髪の毛の整った桃色の柔らかめのスーツと上半球状に円い鍔のボーラーハット姿の女性が話していく、
 話が終わったと思ったら次の、機器右手のインターネットの発展は~などと立体映像の女性が話しているブースに・・・
 と、ブースの間に挟まった通路を歩いて行く、
 ・・・早く昼飯にならないかな・・・?
 「セイザ、真面目に聴こうぜ」
 「授業で散々聞いたことをもう一度聞いてるだけだ」
 エクセルの話に気無く返す、エクセルは今俺の側に浮かぶ小さな投影映像に映っている、
 せめて、処理速度を早くしたりとかエクセルのパワーアップに使えそうな話とか・・・
 そうして、ブースを歩きながらウィルスの歴史の所まで行く、
 先ほどの女性の映像やイシルスなどのウィルスに画像が切り替わりつつ女性の声で解説がされていく・・・
 ナノAIを取り込んだタイプはハードプログラム内感染を起こすまでもソフトプログラム内感染を起こさない、
 ソフトそのものがウィルスであるためだ、代わりに他のソフトプログラムに対してはデリートという手段を取る、
 その代わりにプログラム内感染での従来のウィルス除去プログラムが効きづらく、
 結果、他のAIが直接ウィルスソフトそのものを破壊、
 これが俺達のやっているウィルスとの戦いというわけだ・・・
 ん?照明がいきなり切れて真っ暗に・・・?
 オババケ~ン!!
 いきなりなお化けが飛び出して来た!?
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 


 
※この記事は検索エンジン向けタイトルとソーシャルメディア向けタイトルにAIタイトルもしくはそれを調整したものを採用しています