バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

魔石物語/17

魔石物語 17
 
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17 蒸気石3
 
 「とまぁ、魔術師が対応を間違ったせいで大惨事になったと・・・」
 出入り口を見ながら店主はそう締める
 なるほど・・・
 「魔法は考えて使いましょうってことですか・・・」
 「そうよ、あなたも多少の魔法は扱えるでしょうし、気を付けてね」
 変わらぬ調子で店主は言う
 まったく、
 「むやみやたらなんて使いませんよ、特にここみたいな危険物満載みたいなとこでは・・・」
 「そうじゃない場所でも気を付けてって事よ」
 ですね
 「わかってますよ・・・多分・・・」
 最後に多少不安を覚え目をそらしてしまう私、他の人もそうだろうが、人間、感情が高ぶれば何をしでかすかわからないものだ・・・
 
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