魔石物語 17
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17 蒸気石3
「とまぁ、魔術師が対応を間違ったせいで大惨事になったと・・・」
出入り口を見ながら店主はそう締める
なるほど・・・
「魔法は考えて使いましょうってことですか・・・」
「そうよ、あなたも多少の魔法は扱えるでしょうし、気を付けてね」
変わらぬ調子で店主は言う
まったく、
「むやみやたらなんて使いませんよ、特にここみたいな危険物満載みたいなとこでは・・・」
「そうじゃない場所でも気を付けてって事よ」
ですね
「わかってますよ・・・多分・・・」
最後に多少不安を覚え目をそらしてしまう私、他の人もそうだろうが、人間、感情が高ぶれば何をしでかすかわからないものだ・・・
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