オイレンのラノベもどき置き場

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベもどきを置いていきます。

戦獅の咆哮/8 カードゲームライトノベルWカードFu

f:id:OirenW:20170721181016j:plain


カードゲームライトノベル Wカードフュージョン8話 戦獅の咆哮8

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 「轟さん!ジョーカーが病院の中に!!」
 「なんだって!?本当かそれは!?」
 思わず、トレーラーの向こう、病院の入り口のガラスに開いた穴がある方を右手と右手人差し指で指さす!
 「病院の入口のあの穴、ジョーカーが開けてったものなんです、早く追いかけないと!」
 トレーラーの狭い窓から、轟さんが病院の方を見ているのが垣間見え、そのすぐ後僕の方に向き直り
 「わかった!ちょっと待っててね、このトレーラーを邪魔にならない場所に置くから!!」
 轟さんがトレーラーの前方の方に向く
 「皆様、ここは危険ですので、直ちに避難して下さい!!直ちに避難して下さい!!」
 トレーラーから轟さんの声が響き、刹那、まわりの人達が一斉に動き始める、
 大人たちは無理やり子供達を連れてここから離れ、
 子供達のいくらかもここから退避していく、もっとも、少し残っているが・・・
 と、トレーラーが前方に動いて僕の右後ろ、これから起こるであろう戦いに出来る限り邪魔にならない場所に移動した後、
 トレーラーのこちら側の運転席から轟さんがドアを開けて現れ、ドアを左手で急いで閉めた後、トレーラーの陰の方から病院の入り口に向かって走って行って、
 病院の入り口が左右に開くと同時に病院に入って行き
 「みなさん!!早くここから避難してください!!」
 次の瞬間、病院から轟さんの声が響き渡った、
 さて、これでとりあえずは安心かな・・・それじゃ、
 「待たせたね?」
 「覚悟を決めたか?」
 「決めたよ、君に勝つ覚悟を!!」
 「ほう・・・」
 レオン君が目じりを吊り上げてこちらをにらみつけてきた、
 体が震える、怖さと武者震いってやつと、両方、
 正直、この言葉が大言壮語に、大げさになってしまう可能性は否めない、でも、やるしかない!!
 右手に持つデッキケースを、今度こそ、レオン君に向ける!!僕の前に角の丸い緑の半透明の板とその上に緑の画面が現れた!緑の画面には向こう側に前後反転させた緑の半透明の板が写っている、
 よし、次は、
 右手に持つデッキケースを緑の半透明の板左側に置く、
 すると、デッキケースからデッキが外れ、外れたデッキがシャッフルされて山札になりながらデッキケースがその場から左に移動し、デッキケースがあったその場所に山札が置かれ、
 一方のデッキケースが山札の左側に、上下反転して置かれた、そして、緑の画面に白文字でライフカードを五枚置けという指示が出る、
 指示に従い、右手で山札の一番上のカードを緑の半透明の板の引いて手前の方に置きライフカードとし、
 これを計五回繰り返してライフカードを五枚並べ、
 続けて、緑の画面にさっきと同じように白文字で五枚手札を引けと出た、
 同じように指示に従い、右手で山札の一番上のカードを引いて左手に移して手札とし、
 これも計五回繰り返し、引いた五枚のカードを手札とする、
 と、レオン君が僕をさっきの表情でにらんだまま、その右足を一歩前に出す、
 軽快かつ硬い足音が、辺りに響く
 トスッ
 「今度はこの前と違って止めるものも無い、指示は護衛だが、護衛対象のジョーカーは倒してもいいと言ったからな、」レオン君の視線がより厳しいものへと変わる
 「今度こそ、君たちを倒す!!」
 「グルォオオオオオ!!」
 レオリングがレオン君の言葉に呼応するように大きく吠える!!
 辺りにその衝撃波が走り、観戦していた幾人の子供達が思わず両腕で顔をふさいでいるのが見える、
 でも、この程度の威圧に負けるわけにはいかない!!
 「そうはいかないよ!!」
 「今度こそ、勝ってみせる!!」
 カーディンの声が頼もしく響き、その右の拳を勢いよく前に出す!!
 さぁ、僕達の命運をかけたカードバトルの幕開けだ!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――