カードゲームライトノベル Wカードフュージョン8話 戦獅の咆哮7
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「パトカーが通ります!!道を開けてください!!」
パトカーのサイレン音響かせ、僕達が入ってきた入口から、突如、ポリスカラーのトレーラーが突入してくる!
前部は全高がそこそこ低く上が白で下が黒で塗り分けられていて、上部中ほどに周りを見るための上下に狭い窓が付いており、その上に、左右が赤く中部が白いパトライトが付き、
後部は荷台となっていて前半分が白いが少し左右上下に細く、後部は黒く真四角になっている、
そのトレーラー、バトルポリストレーラーが、勢いよくレオン君とレオリングの前に止まる!
キキッ!!
よし、これで!!
「カーディン!!」
「任せろ!!」
カーディンがトレーラーの方に走って行って、トレーラーを飛び越えつつ両腕でレオリングの首根っこをとっつかまえ、こっちを向く
「グルォッ!?」
レオリングの戸惑いの声が響くと同時にトレーラーの向こう側にいるレオン君が僕から見てトレーラーの後部の下隙間越しにカーディンの方に振り返る
「どういうつもりだ!!」
ええい!うるさい、とにかく、これで準備はオッケー!!
後は右手に持ってカーディン達に向けたデッキケース親指あたりのスイッチを複数回、押すっ!
スー!!
デッキケースからカードが、出てきた!
バトルマシンズ カーディン カーモード、違う、
バトルマシンズ カーディン ロボモード Vol2、これじゃない、
バトルマシンズ バトルポリストレーラー、これでもない、
ビクトリーカーディン、これも入ってるんだろうけど・・・
レオリング・メタル、あと一歩、
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きたっ!
オーバーは無しか、でも、望むものは手に入った!
まずは、
「カーディン!!轟さん!!もういいよ、離れて!!」
「わかった!!」
「了解!!」
カーディンがレオリングの首から両腕を外して走り出すと同時に、
轟さんの乗ったトレーラーがこっちに向かって走り出す!
ブロロロロ、
そして、僕の右そばで急停止し、
キキッ!!
同時に、カーディンも僕の後ろまで左側から走り込んで戻り、改めてレオン君とレオリングの方に向き直る、
よしっ、とりあえず、新しく出てきたカードとレオリング・メタルのカードだけ引いてデッキケースに入れて、
残りはジャケットの右の内ポケットの中にでも差し入れておこう
左手で二枚のカードを引いて左手親指をデッキケース前部右側に入れて引き、デッキケースのふたを開けて左手に持ったカードをデッキケースに入れ、
その左の手でデッキケースのふたを閉じた後、残ったカードを再び左の手で持ってジャケットの内右ポケットに差し入れ、
・・・ひどい言い様だったけど、今回は新しいカードを手に入れる必要があったからつい、ごめんね、カーディン達のカード、きちんと力を貸して欲しい、今回手に入った分もきちんと保管しておくから、もう一度、ひどい言い様だったけど、ごめんね・・・
っと、そうだ!いけない、言わなきゃいけないことが!!
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