バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

戦獅の咆哮/7 カードゲームライトノベルWカードFu

f:id:OirenW:20170721181016j:plain

カードゲームライトノベル Wカードフュージョン8話 戦獅の咆哮7

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 「パトカーが通ります!!道を開けてください!!」
 パトカーのサイレン音響かせ、僕達が入ってきた入口から、突如、ポリスカラーのトレーラーが突入してくる!
 前部は全高がそこそこ低く上が白で下が黒で塗り分けられていて、上部中ほどに周りを見るための上下に狭い窓が付いており、その上に、左右が赤く中部が白いパトライトが付き、
 後部は荷台となっていて前半分が白いが少し左右上下に細く、後部は黒く真四角になっている、
 そのトレーラー、バトルポリストレーラーが、勢いよくレオン君とレオリングの前に止まる!
 キキッ!!
 よし、これで!!
 「カーディン!!」
 「任せろ!!」
 カーディンがトレーラーの方に走って行って、トレーラーを飛び越えつつ両腕でレオリングの首根っこをとっつかまえ、こっちを向く
 「グルォッ!?」
 レオリングの戸惑いの声が響くと同時にトレーラーの向こう側にいるレオン君が僕から見てトレーラーの後部の下隙間越しにカーディンの方に振り返る
 「どういうつもりだ!!」
 ええい!うるさい、とにかく、これで準備はオッケー!!
 後は右手に持ってカーディン達に向けたデッキケース親指あたりのスイッチを複数回、押すっ!
 スー!!
 デッキケースからカードが、出てきた!
 バトルマシンズ カーディン カーモード、違う、
 バトルマシンズ カーディン ロボモード Vol2、これじゃない、
 バトルマシンズ バトルポリストレーラー、これでもない、
 ビクトリーカーディン、これも入ってるんだろうけど・・・
 レオリング・メタル、あと一歩、
 ////////////
 きたっ!
 オーバーは無しか、でも、望むものは手に入った!
 まずは、
 「カーディン!!轟さん!!もういいよ、離れて!!」
 「わかった!!」
 「了解!!」
 カーディンがレオリングの首から両腕を外して走り出すと同時に、
 轟さんの乗ったトレーラーがこっちに向かって走り出す!
 ブロロロロ、
 そして、僕の右そばで急停止し、
 キキッ!!
 同時に、カーディンも僕の後ろまで左側から走り込んで戻り、改めてレオン君とレオリングの方に向き直る、
 よしっ、とりあえず、新しく出てきたカードとレオリング・メタルのカードだけ引いてデッキケースに入れて、
 残りはジャケットの右の内ポケットの中にでも差し入れておこう
 左手で二枚のカードを引いて左手親指をデッキケース前部右側に入れて引き、デッキケースのふたを開けて左手に持ったカードをデッキケースに入れ、
 その左の手でデッキケースのふたを閉じた後、残ったカードを再び左の手で持ってジャケットの内右ポケットに差し入れ、
 ・・・ひどい言い様だったけど、今回は新しいカードを手に入れる必要があったからつい、ごめんね、カーディン達のカード、きちんと力を貸して欲しい、今回手に入った分もきちんと保管しておくから、もう一度、ひどい言い様だったけど、ごめんね・・・
 っと、そうだ!いけない、言わなきゃいけないことが!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――