オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベもどきを置いていきます。

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ダブモン2話 1n/ 1/ 2/ 3n/ 3/ 4n/ 4/ 5/ 6n/ 6/ 7/ 8/ 9n/ 9/ 10/ 11/ 12n/ 12/ 13/ 14/ 15n/ 15/ 16/ 17n/ 17/ 18n/ 18/ 19/ 20/ 21n/ 21/

ダブモン1話 1n/ 1/ 2n/ 2/ 3n/ 3/ 4n/ 4/ 5n/ 5/ 6n/ 6/ 7n/ 7/ 8n/ 8/ 9n/ 9/ 10n/ 10/ 11n/ 11/ 12/ 13n/ 13/ 14/ 15n/ 15/ 16/ 17n/ 17/ 18/ 19

ダブモン 1n/ 1

フュージョン 1/ 2/ 3/ 4n/ 4/ 5/ 6/ 7/ 8n/ 8/ 9n/ 9/ 10/ 11n/ 11/ 12/ 13/ 14/ 15/ 16/ 17/ 18

CVSD 1/ 2/ 3/ 4/ 5/ 6/ 7/ 8/ 9/ 10/ 11/ 12/ 13/ 14/ 15/ 16/ 17

短編・EX 1-1n/ 1-1/ 1-2n/ 1-2/ 2-1n/ 2-1/ 2-2/ 3-1n/ 3-1/ 3-2/ ex-1n/ ex-1/ ex-2n/ ex-2/

まとめ フュージョン/ 短編/ EX/

御前教会の真実 ダブモン!!2話23

 

御前教会の真実 ダブモン!!2話/23
 
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 「ぐすっ、ぐすっ・・・うぅ・・・ブリント・・・」
 愛しき人の声を聴き、目を覚ます、とはいっても、瞼は重くて動かず、体も口も動かない、
 ここはどこだ・・・背中の少し硬めの感触からいってベットの上か・・・?
 心の臓が弱っていくのを感じる・・・この命、もう長くは・・・
 「そんな、病気だなんて・・・旅をしたのがたたったのね・・・」
 違う、これは奴の・・・あの蜂型ダブモンの毒だ・・・
 だが、口も開かず体も動かない、これを伝える手段は無い・・・
 それに、アントイワンの症状を鑑みれば、まわりがそう勘違いするのも無理からぬこと、
 アントイワンはどうなったのだ・・・人間とダブモンでは他の動植物と同様、毒への耐性が異なると聞くが・・・
 「ブリント・・・私達・・・これから・・・」
 ああ・・・マリアナ・・・愛しのマリアナ・・・
 すまない、私は先にいくことになるだろう、せめて、君だけでも新しい人生で幸せに・・・
 「そうだ・・・!」
 マリアナの気配が離れ、何かをガサゴソと探す音がして、左手に金属の輪を持たされる感触がする
 これは、指輪か・・・
 そして、そこにマリアナの薬指が通る感触がして、今度は私の左手薬指に指輪が・・・
 マリアナ・・・やめてくれ・・・それは・・・
 「さぁ、女神様に永遠の愛を誓いましょう・・・」
 目の前がさらに暗くなり、唇に何かが当たる感触がする・・・
 「・・・そんな・・・涙が、ブリント、あなたは・・・」
 二筋と零れ落ちてくる涙の感触がする、二筋は私の、降ってくるのはおそらく、マリアナの・・・
 「別れたくない、もっと一緒に居たい、女神様・・・救って・・・」
 それは私も同じだ、知れば女神は救うだろう、あのお方はそういうお方だ、天寿を全うしない限り、あのお方は救うだろう、だからこそ、我々は関わってはならないのだ、すがってはならないのだ・・・
 マリアナすまない、時間のようだ、心の臓が止まって、意識が消えていく・・・
 最後にせめて、君の事を思い浮かべながら・・・私は、振り切ってほしいから、あえてこの言葉を贈ろう、
 さようなら
 
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御前教会の真実 ダブモン!!2話22

 

御前教会の真実 ダブモン!!2話/22
 
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f:id:OirenW:20181130183348p:plain


  ・・・良星がパンを食べた途端にいきなりとんでもない勢いで咳き込みだした・・・
 全員が食事の手を止め見守る、
 「ちょっと、水を」
 蜜羽さんの声に
 「ああ、はいはい」
 おばさんが棚から木の取っ手付きコップを取って水がめから水を汲んで入れると、急いでこちらに持って来た、
 蜜羽さんが近づいて飲ませようとするも、良星はそれを苦しそうな咳で吐き出してしまう
 「ガハッ!」
 ・・・これは、明らかな異常事態だ・・・
 蜜羽さんが右手を良星の額に当てる・・・
 「すごい熱・・・」
 「おいおい、どうしたい」
 おっさんが俺達の来た通路から出てくる
 「急に咳き込みだしたんだよ、喉を詰まらせたと思ったけど、熱もあるらしいし、これは風邪かなにかかねぇ・・・?」
 「風邪・・・病気・・・まさか・・・」
 おばさんの言葉に、蜜羽さんの目が見開かれる
 「全員、食事に手を付けないで!!」
 蜜羽さんの大声に全員の体が固まる
 「おいおい、それじゃまるで妻の作った食事に毒でも入ってるみたいじゃねぇか!!」
 おじさんの一喝、しかし、蜜羽さんはひるまずにそのまま
 「うっさいわ!!女神様、居るんでしょ?」
 「はいはい、いますよ」
 叫ぶ蜜羽さんの肩側の宙に女神様が現れる、二頭身の小さい方だ、蜜羽さんがそれを見て急ぎ
 「こいつの症状、わかる?」
 「ふむ・・・」
 女神様が良星の顔に近づいてじっくりと見る
 「・・・毒ね・・・これは・・・」
 「ど、」
 「毒ぅっ!?」
 女神がつぶやいた言葉に、俺と鼓動は驚く
 「やっぱり・・・」
 「おいおいおい、この料理に毒だって?女神様に誓ってそんなもんは入って無い!」
 こっちはその女神様のお墨付きをもらってんだけど・・・
 「風邪か何かに偽装する毒、でいい?」
 「それであってる、このままだと体を動かすことも言葉を話すことも出来ずに死ぬわ」
 「死・・・」
 「死ぬって・・・」
 「解毒は?」
 「時間がかかるけど・・・」
 「お願い、」
 「何ひとりごと言ってるんだ」
 おじさんが大声を上げ、蜜羽さんに近づいてその顔を威圧するように下げる
 「うちの妻も私も毒なんて」
 「ねぇおばさん」
 が、そんな状況もいざ知らず、蜜羽さんがおばさんに話しかける
 「料理作ってる時、何か変な事なかった?」
 「そういえば・・・」
 おばさんが何かを思い出すように蜜羽さんを見つめる
 「たしか、料理が出来上がって机に並べたころ、窓に小石がぶつけられたんだよ、幸い、窓は割れなかったんだけどね、向こうに小さな影が見えて、懲らしめてやろうと外に出て、しばらく追っかけた後に見失って、結局ここに戻ってきて・・・」
 「その時、他に誰かいた?」
 「いいや、誰も・・・」
 「うっだぁあああ、誘い出されてその隙に毒盛られてんじゃないの!!」
 蜜羽さんの大声と勢いに、おじさんが思い切りたじろぐ、
 「とにかく、私達はこいつをベットで寝かせるわ、二人とも、足の方お願い、ウィルピーは私と一緒に頭の方を、カンテーラは先の方で道案内と扉を開ける係りを」
 「わ・・・わかった」
 「わ・・・わかったよ」
 「了解したです」
 「仕方無いな・・・」
 俺達全員、指示した通りの配置に付き、
 「あまり動かさないでね、毒の回りが早くなるわ」
 んな無茶な・・・
 内心そう思いつつも、ゆっくり慎重に俺達は進む
 「おい!食事は・・・」
 「いらないわ」
 怒鳴るおじさんの声に、蜜羽さんがチラリとそちらを見る
 「誰にも言わないし代金を請求したりはしないから、そっちで処理しておいて、食べて死んでも責任持てないから、処理方法は・・・」
 「この辺りだとどうにもならないわね・・・現実的な方法だと、厳重に封印して教会に届け出るしか、教会の総本山や国家なら、毒物処理専門の人間や処理できるダブモンがいるから、時間がかかるけど、そっちに任せるしかないわね・・・」
 「いい、厳重に封印して教会に申し出て処理してもらって、大きい教会なら毒物処理できる人間がいるってさ、食べたり、他の奴にだそうだなんて考えるなよ?」
 蜜羽さんのあたりを畏怖させる台詞と目つきにおじさんとおばさんが一歩引く、
 そして、そのまま良星を運ぶ作業に戻る
 「ねぇ、女神様、いい具合に即効性ではたから見たら風邪にしか見えない無味無臭の毒、人間が調合できると思う?」
 「不可能、とは言わないけど現実的には無理でしょうね、出来たとしても、何度も飲ませる必要がある物になると思う、かなりの遅行性の、ね、これみたく一発で、とは・・・」
 「ということは、ダブモン?ウィルピー、カンテーラ」
 「毒を扱うダブモンはいると思いますよ」
 「だろうな、ただ、簡単に人に使うとは思えない、それこそ明確に人間と敵対する意思を持つか、大きく信頼しているものの指示があった場合は別だが・・・」
 「女神様は・・・」
 「そこまで行ってたら、私が意見する必要も無いでしょう、さ、解毒解毒」
 女神様が両手を良星にかざすと、その手から暖かい光があふれてきたのだった・・・
 ・・・そして、良星を運びきり、翌朝・・・
 「良星の様子は?」
 「もう少しかかるわ・・・」
 窓際右手のベットの上で、良星を術的な何かで解毒しながら答える女神、
 仕方無く俺は切り出す
 「で、これからどうしようか?良星の回復まで待つかな?」
 「そういえばウィルピー、この辺りに貼られてる結界どう思う?」
 「は?」
 「え?」
 「へ?」
 結界?唐突に、カンテーラがウィルピーに話しかけた、俺、鼓動、蜜羽さんが驚く、って、ちょっと待て、
 「どうって、ちょっと不安定で、なんか、結界の不慣れなダブモンが無理やり結界作ってるって感じが、みなさんは気付いてなかったですか?」
 「いや、」
 「まったく、」
 「ここに来た時もわかんなかったし・・・」
 「なんだ?山の中腹から、女神の神殿を覆うように結界があっただろう、」
 「結界があったらなんですんなり村の方まで来れたんだよ」
 「そうだよね」
 「まぁ、大体返答の予想はつくけど・・・」
 「そういう結界だっただけ、って話だろ、そういう複雑な結界の貼り方してるおかげで、余計に不安定になってる節がある、」
 「というか、よく結界なんて感知できたな?」
 「僕達にはわからなかった、というか、違和感も何も感じなかったし・・・」
 「いくら、人間とダブモンじゃ、感覚が違うって言っても、私、そういう第六感的なもの持ってないんだから、感じろって言われても無理よ、っていうか、あんたたち、結界見えるの?」
 「俺は幽霊族だから、普通の人間にも見えない物が見えるって言ったろ?」
 「そうそう、私達、幽霊族ですからねぇ、普通のダブモンより、力の流れとか敏感らしいんですよ、だから、四葉さんにもどうせ降りてくるんだから待とうって言ったでしょ?」
 「だから、普通結界なんて気づかないっての」
 そういえばカンテーラ、城の中でもダブモンが追って来るか来ないかで気配を探ったりしてたな・・・
 「で、結界の様子がおかしいと?」
 「言うほどおかしいの?」
 「私もここ来るの二度目だけど、よくわかんないんだけど・・・」
 「俺は初見だからな、おかしいっぽいとしか言えない、結界に詳しいわけでもないし・・・」
 「いやいや、実は、私も、前に見た時と一緒だったから対して気にはしてなかったんですけど、今考えるとおかしいなーって」
 「そうだ、女神様の意見は?」
 「そうだよね、女神様にも意見訊かないと・・・」
 「私達よりもよっぽど詳しんだろうから当然よね」
 「ん?かなり長い間結界貼ってるから、揺らぎとかあるのかしら?ここ最近はなかったと思うけど、代替わりもしてるし・・・神殿からサポートやってばっかだからよくわかんないし、確かに様子おかしったっぽいかな?結界管理者の老いかしら?教会の管轄だからあんまりでしゃばりたくないんだけど・・・いずれにしても、様子見た方がいいと思うわ」
 解毒しながらやる気あるのかないのかわからない感じで答えてくる女神様、
 大方、解毒に集中したいのだろう・・・
 「なるほど・・・それじゃ、次の目的は決まりだな、」
 「目的はわかったけどさ、具体的にどこに行って何をすればいいのさ・・・?」
 「結界を直接見る・・・とかじゃないわよね?教会とかが結界の発生地点かしら?そこに行って、何をすればいいわけ?」
 「力の流れから推察するに、結界の発生地点は森の奥の方だろう」
 「そうですね」
 「さすがに鋭いわね~、そこに結界を張ってるダブモンの住む洞窟があるのよ、結構深い・・・」
 「わかった」
 「じゃそこで」
 「案内は?」
 「俺達で出来ると思う」
 「私達で大丈夫ですよ」
 「よし、きまりだ」
 「それじゃさっそく、」
 「行ってみましょう、っていうか・・・怪しい結界とか、早い目に話しときなさい!!」
 「いや、こっちに来たばかりで」
 「私達、勝手はよくわからないんですよね~」
 その言葉に、俺達三人はタイミングよくため息をついたのだった・・・いや、
 「でもさ、良星が寝込んでるんだけど・・・」
 「あ!」
 「そういえばそうね、誰か残る?」
 「問題無いわ、いざって時は私が逃がす、急がせれば少しの間全力疾走ぐらいできるでしょ、多分」
 女神様の言葉には、一抹の不安を覚えるが、とりあえず任しておけば
 グキュルルル~
 がそこでタイミングよく、女神様以外の全員の腹が鳴る、
 そういえば、昨日から何も食べていない・・・
 「お腹・・・」
 「空いた・・・」
 「うわぁ、あ、あ、あ、あ、どうしましょう・・・」
 そういえば・・・昨日の今日だし、また食べもの買って毒でも入っていたら・・・
 「そうだわ!」
 突然、蜜羽さんが何かに気付いたように女神様の方に向く、
 「女神様、毒があるかどうかわかるんだよね?そいつが毒に侵されてたかどうか見分けたあたり!」
 「え、ええ、まぁ、一応・・・」
 戸惑う様に女神様がうなずき
 「なら、なけなしのお金でパンを買ってきて、水をもらってきて、毒があるかどうか女神に判別してもらう、ってのはどう?」
 蜜羽さんの提案に女神様はこともなげに
 「それで構わないわ」
 と、返したのだった・・・
 ・・・そうして、少量の食事を摂った後、村中程の分岐路から森の奥、にまで行き、森を進む中・・・
 「それじゃ、カードバトルについては理解できたな、後、今話しあった通り、何か見つけたらカードバトルで、護衛用の結界貼るぞ、前線には一組のみ立ち、残りはいざとなった時の予備戦力、だ、担当者は・・・」
 カンテーラの言葉に、俺達は三人一斉に答える、
 「ジャンケンだな」
 「ジャンケンだね」
 「ジャンケン・・・行くわよ・・・」
 そして三人、立ち止まり、円陣を組んで向かい合う!
 「ジャン」
 「ケン」
 「ポン!」
 同時にその右手を前に出す!俺は手でハサミを模したチョキを出し、鼓動もチョキ、蜜羽さんが手を開いたパー
 「ぐ・・・ぐうぅううう~しまった~」
 「じゃあ、もう一回、ジャン、ケン、ポン!」
 「ジャン、ケン、ポン!」
 こっちは握り拳のグー、鼓動は・・・チョキ!
 「おし!じゃあ、俺が担当な!」
 そして、森をしばらく歩き・・・
 「あった!」
 見つけたのは一つの洞窟だった
 「よし、それじゃあ」
 「そら」
 いきなりカンテーラから放り投げられた物を思わず受け取る、濃紫の宝玉が中央についた長方形ぎみの箱状の物体・・・
 「相棒のズボンから抜いておいた、中のカードも一応枚数だけ調整してある、へまはするなよ?」
 「わかってるって!」
 俺は二人より前に出つつ、渡された物体、デッキケースを前に突き出す、
 するとそこに濃い紫の板が出現する、左手先には小さな画面もある・・・
 その中央にデッキケースを置くと、それが左手側に移動、デッキが外れてシャッフルされて山札になりながら、デッキケースがさらに上下反転しながら外側に移動し、
 俺は画面の指示に従って手前に山札からカードを裏で五枚並べてライフカードにし、同様に五枚、今度は右手で引いて左手に移し、手札とする、
 「カードバトルスタートだな、さぁ、行くぞ、鼓動、蜜羽さん」
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 

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御前教会の真実 ダブモン!!2話21 妖魔版

 

御前教会の真実 ダブモン!!2話/21 妖魔版
 
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 「さてと、それじゃ」
 「向こうにいるダブモンの奴から話でも」
 「あらあら、いけない子達だこと・・・」
 聞こえた声は、背後の出入り口からだった、聞き覚えのある、女の人の声・・・
 思わず、俺達はそちらに振り返る
 「あれは・・・」
 「あの人は・・・」
 「シスター・・・!」
 ・・・俺達が来た方から現れたのは一人のシスター、白い首かけの付いた紺色の服に身を包み、同じく白の留め布のある頭巾の隙間から濃い茶色の髪が覗く、左目の方の下に泣きぼくろが、口右下にもほくろのある、
 そう、教会の前で俺達と応対していたシスターだ、その横には、大きな蜜蜂のようなダブモンが存在している、
 しかしながら、それは蜜蜂のようでありながら、首に白い毛の集合体のようなものをまとわりつかせていたり、一番前の手に人のような白く、手首が輪が付いているように膨らんだ手袋が付いていたり、
 何より本来針のある部分が平べったい返しのある耳かきの様になっているほか、全体的に愛嬌があり、おおよそ、普通の蜜蜂とは違う者のように見える、
 と、そのシスターが少し余裕と容赦なさを醸し出しながら
 「まさか、こんなところにまで来て秘密を知ってしまうとはね・・・でも、生きて返すわけにはいかないわ、かわいそうだけど・・・サキュビィヤ!」
 ビビッ
 なんだ、あの蜂、サキュビィヤがシスターに向かって行って
 「あなた達のこの陣のエネルギー利用させてもらうわね」
 一体化する、
 シスター達が光に包まれ・・・晴れた時には一人の女性がそこに立っていた・・・
 頭は頭巾をかぶったシスターのままである、そう、頭部は・・・
 その首から下は、その均整のとれた豊満な肉体にピンク色のビキニワンピース水着をまとったような姿となっていて、背中に蜂の羽が、臀部に蜂の腹部と針があり、左手に紫のエネルギー状の槍を、右手に大きな耳かきを持っていた、
 そのビキニワンピースの胸中央には金ふち水色の楕円の宝石に蜂の羽が付いたようなものが付いており、
 その妖艶な姿を思う存分に見せつけており、俺達はすっかり呆然となってしまった、
 (うわ~)
 (良星が好きそう・・・)
 「さぁ、今ここで始末を」
 「あんた、その恰好で恥ずかしくないの?」
 そんな中、シスターに冷徹な言葉を投げかけたのは蜜羽さんである、
 蜜羽さんは少し目を細めた冷ややかな視線をシスターに送っている、
 その目線に、シスターは自身の体を見おろし、その顔が真っ赤に染まって行き
 「な・・・何よコレ!?」
 自身の体を隠す様に両手両足を曲げ、座り込んでしまう
 「お尻の方、見えてるわよ~」
 蜜羽さんの言葉に、足の曲がる力が強まり、足先が伸びる
 「う・・・うぅっ・・・」
 「っていうか、あんたねぇ、一体いくつよ、そんなかっこしていい歳じゃないでしょ?」
 「う・・・うぅ・・・さ・・・さんじゅ・・・(三十)」
 三十であの恰好か・・・とてもそうには見えないけど・・・見方によっては似合ってるし・・・
 「ええい、うるさい!」
 が、この状況に慣れたのか、顔を赤くしながらも立ち上がり、左手の槍を勢いよく前に横方向で出しつつ威勢よく
 「今ここで・・・あなた達の口を封じるわ・・・!」
 二振りの得物を手に、背中の羽を動かして、一気にこちらへと飛んで来る、
 「シャドウブレイド
 しかし、その前に跳びだしたカンテーラに慌てて両の得物を前に出し、だがそれも、カンテーラの剣に止められ、
 ガキン!
 交差させた槍と耳かきと白銀の剣が拮抗し、鍔ぜり合う
 「おい、早く先に進めろ、援護だ援護」
 「わかってる」
 右手でチャージゾーンの表のカードを裏に
 「リチャージ」
 そこから山札の一番上のカードを引き
 「ドロー」
 出てきたのは・・・よし、こいつで・・・
 一旦それを左手の手札に入れ、手札から二枚引いて、3番とチャージゾーンに裏側で置いて
 「セット」
 3番のカードを・・・表に!
 「オープン!」
 と、シスターが弾かれたように上に飛び、一気に急降下してくる、それを受け止めるカンテーラ、しかし、飛行の勢いからか押され切り、その刃を弾かれた
 「しまった!?」
 そのままシスターがこっちに飛んでくる、あの勢い、ウィルピーやカミキリスじゃ止められないか、ええい、
 「来い、マキイドン!」
 シスターの槍と耳かきを、突如現れた青く刺々しく大きな巻貝が受け止めた、さらに、巻貝が回転し、それを弾く
 「ぐっ!」
 どうやら、貝の一番外側、巻いている部分少し裏の方に巻いている外側のように輪になっている部分があり、幾多の棘の生えたそこが、駆動するタイヤのように回転し、それが自身を回転させているようだ、自身を固定するか動かすかは棘を動かし調整しているのだろう
 その裏の開いている部分の中から笑う口のようなものが覗いている
 「ダブモンNo.132、巻貝の井戸掘り屋、マキイドン」
 
名・巻貝の井戸掘り屋 マキイドン ダブモンNo.132
概・M モンスター コスト3 パワー2200 軟体・水属性
発・戦闘前・自任意・時限無し・条文の頭に指定:主対象:
条・一・“次の戦闘に参加する”このモンスター
  二・壱相手のモンスター
  三・自分のチャージゾーンのカテゴリ:水属性を持つリサイクル
  略・壱“”
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:以下の効果の内一つを発動する
       ・三を手札に戻して、次の戦闘が行われるまで、
        一のパワーを1300上げる
       ・次の戦闘が行われるまで二のパワーを800下げる
       ・二がパワー2400以下の時
        次の戦闘のみスキップする
文・井戸を掘ってそこに安住する巻貝型ダブモン、使わなくなるときちんと
  埋め直す、上から何かが降ってくると怒髪天の勢いで押し戻して追い払お
  うと追ってくるため注意が必要、貝をドリル、棘を足の様にして土を掘る
 
 シスターが様子をうかがうためか上に飛ぶ
 「守りは任せた」
 それを追ってカンテーラも上方に飛んで行く・・・
 ・・・画面に一枚のカードが写っていた、サキュビィヤというカードだ、シスターと一緒にいたダブモンの名、間違いなくあの蜂型ダブモンのカードだ・・・
 「ダブモンNo.137、夢幻の耳かき屋、サキュビィヤ」
 
名・夢幻の耳かき屋 サキュビィヤ ダブモンNo.137
概・M モンスター コスト4 パワー3400 虫・闇属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘前まで・条文の頭に指定:主対象:
条・一・“次の戦闘に参加する”このモンスター
  二・壱相手のモンスター・オーバー
  略・壱“”
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:二がコスト・強度が3以下の時、二のパワーを0にする
       それ以外の時は
       自分の空白のライフカードの数(最大5)×300下げる
       (下げる量は0より下にはならない)
文・耳かきをする蜂型ダブモン、その食性に相手の思念を喰らうことも出来るよう
  に進化した、相手の快楽思念も喰らうことができる、
  そのための耳かき、もちろん、従来の蜂同様に毒を扱うことも出来る
 
 と、コストだ、俺はチャージゾーンのカードを三枚表に、ウィンドエレメンタルパワーウィング、ウインドエレメンタルインボルブ、エレメンタルパワード・マルチ、
 画面に四枚のカードが写った、サキュビィヤのコストだな、ケイブエレメンタルパワー、裏空洞のその場所で、ガベアック、エレメンタル・パワー・アース・スタチュア、
 
結界の洞窟
モンスターゾーン 
夢幻の耳かき屋 サキュビィヤ ダブモンNo.137 M コスト4 パワー3400 虫・闇属性
チャージゾーン
裏:1表:4
 
稲走 兎白&カンテーラ
モンスターゾーン
勝利への案内屋 カンテーラ・ビクトリー ダブモンNo.22EX OM 強度4.00 パワー4000 闇属性・勝利
髪切りの理容リス カミキリス ダブモンNo.102 M コスト2 パワー1500 哺乳・風属性
巻貝の井戸掘り屋 マキイドン ダブモンNo.132 M コスト3 パワー2200 軟体・水属性
チャージゾーン
裏:7表:0
 
夢幻の耳かき屋 サキュビィヤ ダブモンNo.137 M コスト4 パワー3400 虫・闇属性
 
戦闘開始!
 
勝利への案内屋 カンテーラ・ビクトリー ダブモンNo.22EX OM 強度4.00 パワー4000
 
 「シャドウブレイド
 「イヤーピック!」
 そんなこんなしてるあいだにも、大声と共に空中でカンテーラの剣とシスターの耳かきが激突する
 「ポイズンスピア!」
 そこにシスターのもう一方の手に持つ槍が突き出される、剣で自身を耳かきから弾いて避けるカンテーラ、
 「ポイズンスカッティング!」
 とシスターの背後の宙にたくさんの小さな毒針が現れ
 「行け」
 シスターの毒槍を振るっての指示により辺り一面にばらまかれる、ってこっちにも来る
 「皆さん、マキイドンの陰に」
 ウィルピーの指示により、俺達全員、マキイドンの陰に一直線に集まる
 「ちょっと、狭いわよ」
 「仕方無いだろ」
 「そうだよ、あれ当たったらどうなるかわかんないんだから・・・」
 「ここは我慢するですよ」
 蜜羽さんの声に思わず文句言う僕達、その間にもマキイドンが毒針を弾いていく、って、一体忘れてるような・・・
 「いつつ・・・むっ!」
 あ・・・向こうでダェクリシンが立ち上がって毒針が来る方を見て、
 「公示、ロックウォーうっ」
 看板を立てようとして毒針喰らって前のめりに倒れた、死んでないだろうなあれ、やっぱり、外に出るのは危険だ・・・
 その間にも、カンテーラはその剣ごと一直線に上に飛びつつその剣を大きく振るい針を弾いていく、やっぱり空飛べると便利だなぁ・・・
 「そこぉ!」
 が、そこに向かってシスターが思い切り槍を放り投げる、
 「甘い」
 それを右手側に体を傾け間一髪で避けるカンテーラ、だが、
 「あなたのその耳、もらったわ」
 そこに耳かきを一直線に突きつけて行くシスター
 
名・夢幻の耳かき屋 サキュビィヤ ダブモンNo.137
概・M モンスター コスト4 パワー3400 虫・闇属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘前まで・条文の頭に指定:主対象:
条・一・“次の戦闘に参加する”このモンスター
  二・壱相手のモンスター・オーバー
  略・壱“”
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:二がコスト・強度が3以下の時、二のパワーを0にする
       それ以外の時は
       自分の空白のライフカードの数(最大5)×300下げる
       (下げる量は0より下にはならない)
 
 あ、画面にサキュビィヤのカードが、これ効果扱いだ、それなら、
 「俺はマルチエレメンタルパワーの効果を発動し、サキュビィヤの効果を相殺する」
 
名・マルチエレメンタルパワー
概・R リサイクル コスト0 スピリット・闇属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定:
条・主対象:次の戦闘に参加する自分のモンスター・オーバー
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:主対象のパワーを300上げる
  ・主対象がカテゴリに「属性」という言葉を持っていた時
   さらにパワーを300上げる
 
夢幻の耳かき屋 サキュビィヤ ダブモンNo.137 マルチエレメンタルパワー 相殺
 
 「はっ!」
 気合を入れたカンテーラの一声で、闇のオーラが噴出し、シスターの耳かきを弾く
 「俺に耳をなじる趣味は無い」
 そのままオーラをまとった剣を思い切り振りおろし、
 「なんの!」
 シスターが耳かきで弾き飛ばすが、そのまま駿手の速さで第二撃を撃ちこみ、それもシスターが耳かきで弾き下がりながら避け、そこに踏み込みながら更に一撃、
 ガキン!ガキン!ガキン!
 三撃目も耳かきで防いだ
 「っち、らちが明かん、これなら?」
 そこでカンテラを前に出し、炎を放射、
 対するシスターは慌てて後ろに下がりながら耳かきを前方向横側に出して炎を防ごうとする
 「そこだっ!」
 そこに炎を割ってカンテーラの大上段斬、見事、耳かきは真っ二つに
 「カンテラブレイドコンボ・・・!」
 
夢幻の耳かき屋 サキュビィヤ ダブモンNo.137 M コスト4 パワー3400 虫・闇属性 トラッシュ!!
 
戦闘終了
 
勝利への案内屋 カンテーラ・ビクトリー ダブモンNo.22EX OM 強度4.00 パワー4000
 
 そのまま剣を引いてシスターに突き出す
 「さぁ、観念しろ、もう武器は無いぞ?」
 「あら、そうとは限らないわ・・・恥ずかしいけど・・・ポイズンスカッティング!」
 大量の毒針が宙に出現、
 「っち、そいつを使い続けるなら手加減できないぜ」
 「行け」
 右手人差し指を出した指示に毒針が周りに放たれる、
 剣を大きく三度振るい、確実に針を弾くカンテーラ、いくつかの針はかするが、さすがに、布に当たっただけに見え、効く部分は確実に防いでいるようだ
 こちらも、針が降り注ぐも、マキイドンが確実に防ぎ切り
 「ええ~ぃ!」
 大声と共に、シスターが大きい声を出してお尻の針を突き出してこっちに降ってくる、
 その状況に俺達の思考が停止する中、マキイドンが防ごうと前に動くも、背後に思い切り大きく動いてマキイドンの前を外れてこっちに向かってくる、
 がここでカミキリスが俺達とシスターの間に入り、ハサミを開いて突き出していく、もハサミが針で弾かれ毒針で突かれて爆発、消滅した、
 
名・エレメンタル・パワー・ダーク・ネグリジェンス
概・R リサイクル コスト0 エフェクト・闇属性
発・戦闘後・自任意・時限無し・条文の頭に指定:主対象:
条・一・この戦闘に参加したのが、戦闘前発を持つ、
    カテゴリ:闇属性、強度・コスト4以上の
    “モンスター・オーバー”だった時
  二・この戦闘後の後、すぐにターン終了にならない時
  略・壱“”弐“”
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:“このターンのみ”戦闘前に入るたびに、一の効果を、 
       その戦闘前に一と同効果の壱がいると仮定して発動する、
       この時、発動条件は無視できず、
       相手はカードの発動で相殺できない
       ・その後、そのたび、パワーか強度・コストが0以下の
        相手の壱を全てトラッシュに送り、
       ・送りに成功してかつ、その戦闘前に自分の戦闘を行う
        カードが無い時、弐のみ、
        一と発条効パワー以外同じ壱がいる扱いにする
        発条効は無しにしパワーは0になる、
        これはこのターン終了時又は移動した際に消滅する
文・心地よい闇の中、その油断が命を奪う・・・
 
 って、今のエレメンタル・パワー・ダーク・ネグリジェンスってカード!?
 そんなことを考えている間にも、カミキリスが稼いでくれた時間の間に俺達は各自離れ、
 シスターはマキイドンを弾きつつ一気に通過、上空まで舞い戻り
 「ふむ・・・これ以上は無理か・・・」
 顔真っ赤にしながら言ってもあまり説得力が、って、出入り口の方に飛んで行く
 「あっ、待て!」
 急いでカンテーラが追おうとする、が、その前にマキイドンの下から、まるでらせん状に針が出た様な針が付き出され、マキイドンが一気にシスターに跳躍突貫、体当たりして叩き落とした
 「きゃああああ!!」
 ドガン!
 盛大な音を立ててシスターは背から地上に墜落、
 「ううう・・・」
 急いで体を起こして立ち上がる、が、
 「シャドウブレイド
 いつの間にか近づいていたカンテーラがその剣を喉元に突きつけていた
 「っつ」
 「おっと、さっきみたいな毒針ばら撒きなんてしてみたら即座に喉元貫通するからな?まずはその変身を解くんだ、わかったな?」
 「し・・・仕方無い・・・」
 ゆっくりと、シスターの姿が元に戻って行く・・・
 が、その後ろ上から白刃の閃きが降る
 「待ちなさい!」
 
髪切りの理容リス カミキリス ダブモンNo.102 M コスト2 パワー1500 哺乳・風属性
 
戦闘開始!
 
稲走 兎白&カンテーラ
 
髪切りの理容リス カミキリス ダブモンNo.102 トラッシュ!!
 
夢幻の耳かき屋 サキュバイヤ・オーバー ダブモンNo.137EX OM 強度4.38 パワー0 虫・闇属性
 
戦闘終了
 
稲走 兎白&カンテーラ ダメージ
 
結界の洞窟
 
戦闘開始!
 
巻貝の井戸掘り屋 マキイドン ダブモンNo.132 M コスト3 パワー2200 軟体・水属性
 
結界の洞窟 ダメージ
 
戦闘終了
 
巻貝の井戸掘り屋 マキイドン ダブモンNo.132 M コスト3 パワー2200 軟体・水属性
 
結界の洞窟
山札:22枚 手札:2枚 ライフカード:0枚
チャージゾーン:5枚 トラッシュ:11枚
モンスターゾーン
無し
 
VS
 
稲走 兎白&カンテーラ
山札:24枚 手札:2枚 ライフカード:0枚
チャージゾーン:7枚 トラッシュ:4枚
モンスターゾーン
勝利への案内屋 カンテーラ・ビクトリー ダブモンNo.22EX OM 強度4.00 パワー4000 闇属性・勝利
無し
巻貝の井戸掘り屋 マキイドン ダブモンNo.132 M コスト3 パワー2200 軟体・水属性
 
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