バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

大決戦!!賭けられる、世界の命運!! ダブモン!!27話/25

大決戦!!賭けられる、世界の命運!! ダブモン!!27話25
 
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25
 
 「リチャージ」
 「リチャージ」
 「ドロー」
 「ドロー」
 「セット」
 「セット」
 「オープン!」
 「オープン!」
 「エレメンタルバーストドライブスピリット、オーブカードだ!!」
 「ならばこちらはグルゥミーエレメンタルメイジング、オーバックス!!」
 お互いの山札が巻物のように右手側から左側に流れて行き、
 それぞれ人差し指でカードを指定!!
 「こいつだ!」
 「これだ!!」
 「エレメンタルドライブバーストエフェクト!!」
 「ガオグライ・オーバー」
 ガオボイドが大きく吠え、体に纏う闇の力が増大する!!
 こっちはこれだ!!
 「エレメンタルバーストドライブスピリット!!『その効果で3体のオーバーを召喚し、山札のカード3枚を選択し召喚!!』」
 行くぞ!!兎白、鼓動!!
 俺達は叫び、宣言する!!
 「カンテーラ・ビクトリー・ブラスト!!」
 「フリィジア・イルミネート・ブリザジスト!!」
 「イグリード・エキサイティン・ブレイズィスト!!」
 カンテーラが闇、フリィジアが氷、イグリードが溶岩の球体に包まれて、
 剣槍拳で斬り、突き、打ち壊し、飛び出して来る、大きな姿となり、
 フードの左上の装飾右上長く後ろに歪曲したものとなり、背に大きな黒い翼を持つカンテーラ
 氷の肩アーマーに腕周りの鎧に腰の左右に付けた腰鎧、
 槍は先に六角水晶が刃になっており、氷の翼を背中に持つフリィジア
 逆立つ炎の髪に筋骨隆々の肉体は赤く燃え盛り、
 背には翼竜が持つような溶岩の翼があるイグリード
 おし行くぞ!
 「1番戦闘!!」
 「1番戦闘!!」
 「1番戦闘!!」
 「1番戦闘!!」
 ガオボイドがカンテーラに向かって駆ける!
 ガオボイドが大口を開け、口から闇の波動を一直線に解き放つ!
 「っち」
 カンテーラが空に飛び避ける!!
 「ここ!」
 「行くぞ!!」
 そこにフリィジアとイグリードが飛んでいく、
 「ガァアアアア!!」
 ガオボイドが尻尾を大きく横に振り回し風圧で二者をひるませる!
 「くっ!」
 「ぐうっ!」
 思わず右腕で風を防ぐ両者、が、闇の放射は止まった!
 「シャドウブレイド!」
 カンテーラが右手から刃を展開し上よりガオボイドに切りかかる! 
 ガオボイドも対抗し、自身の頭を振るい、刃を弾く!
 「くそ!硬い!!」
 さらに、ガオボイドは尾を斜めに振り回し、カンテーラ、フリィジア、イグリードを弾き飛ばす!!
 壁に背よりぶつかるカンテーラ、フリィジア、イグリード!
 「がっ!」
 「きゃ!」
 「ぐはっ!」
 「カンテーラ!」
 「フリィジア!」
 「イグリード!」
 「『さらに、グルゥミーエレメンタルパワー!』」
 魔王からの宣言!?
 「『マルチエレメンタルパワー.で相殺!!』」
 「『グルゥミーエレメンタルパワー+だ!』」
 「『マルチプルエレメンタルパワーで相殺!!』」
 「『六つ場所の昏き、巻き込んだもの、力を増したもの!』」
 「『マルチディガットエレメンタルパワーで相殺!!』」
 「『手札からグルゥミーエレメンタルパワー++を見せ、グルゥミーエレメンタルデュライシス!!』」
 「『マルチドライブバースドエレメンタルで相殺!!』」
 ガオボイドが大口開けカンテーラに迫る!
 「それ!」
 「おりゃあ!!」
 そこにフリィジアが槍を、イグリードが拳を振るい、
 飛んだ冷気と溶岩により、ガオボイドに口中に凍った岩が出現する!
 だが、ガオボイドの一噛みで完全粉砕、ガオボイドは止まらない!
 「仕方ない」
 と、カンテーラの目が赤く光り、ガオボイドの動きが止まる!?
 「あの技は・・・」
 見たことある、確か、あの鉱山で・・・
 魔王が興味深くかカンテーラを一直線に見る
 「その技、カンテーラ種は使えないはずだが?」
 カンテーラは対し、ガオボイドを赤い瞳で見て拘束しつつ
 「まぁ、色々あってね・・・ちょっとラーニング出来た感じだ、安心しろ、俺は俺だ」
 それならそれでいいんだけど・・・
 「フリィジア、イグリード、今だ」
 「わ・・・わかった!」
 「お、おう!」
 言って、二者はカンテーラを見て戸惑いながらもガオボイドに向き直りフリィジアが槍を振るい、イグリードが拳から溶岩を叩き込み、
 ガオボイドの右膝関節を関節を的確に凍った岩で固める!
 さらに続けて槍と拳を振るって冷気と溶岩を発射、各関節を凍った岩で固めた!
 これなら、簡単には動けない!!
 「いくぞ!」
 ガオボイドが残った口を力ずくで震えながらも開けカンテーラの方に闇を一直線吐くもカンテーラは壁を蹴って一気にガオボイドの背の真上に、
 そこに右左からフリィジアとイグリードも飛び、
 それぞれ闇がのびる剣、氷の伸びる槍、炎が上がる拳を上に掲げ
 「はぁああ!!」
 「でやぁあ!!」
 「ぬおりゃああ!!」
 それぞれをガオボイドに向け一気に突進して突き立てる!!
 「ガャァァァァァアアアアアアアアアアア!」
 ガオボイドが咆哮を上げて倒れ爆発!ガオグライに戻り前に倒れる!
 「『さらに、カンテーラ・ビクトリー・ブラストの効果!このカードバトルに勝利する!!』」
 「『しかし、ガオボイドの効果で相殺!!』」
 オールドシグナル&ニューシグナルも手札にあるが・・・
 俺は一考を魔王を見据えながら行うも勢いそのままに宣言!!
 「『だが、カンテーラ・ビクトリー・ブラストの相殺効果・後々により、ガオボイドの効果発動後、カンテーラ・ビクトリー・ブラストの効果を発動、これで終わりだ!!』」
 そこからカンテーラ達三者が一気に魔王の方に向かって行き、
 闇の剣、氷の槍、炎の拳を縦に斜めに勢いよく叩き込む!!
 「ぐぁああああ!!」
 
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