バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

決戦!!VSアグニス&ネクロス!! ダブモン!!26話/04

決戦!!VSアグニス&ネクロス!! ダブモン!!26話04
 
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 4
 
 「兎白!パス!」
 「わかった!」
 良星が俺に手札を渡し、俺は前に出る!
 「リチャージ!」
 「リチャージ!」
 「ドロー!」
 「ドロー!」
 「セット!」
 「セット!」
 「オープン!」
 「オープン!」
 「フリィジア」
 「ダブモンNo.199、雪降り染めの氷彫師、フリィジア」
 「オッケー!」
 俺の声と共に、フリィジアが意気のある声と共に前に躍り出る!
 「ライヒョウ!!」
 「ダブモンNo.301、雷構築のシステムエンジニアライヒョウ」
 アグニスの前に大きな落雷が起こり、落ちた場所に黒紫の豹が現れる!!
 長いひげ持つしなやかな身体に印象的な黄色い目、濃い毛皮に細く力強い四肢、線型の肉体に縦長丸耳と長い尾を持つ、
 「『フリィジアのコストに雪の鋭装 エレメンタルパワーを指定!効果発動し、カンテーラのパワーを500上げつつ影の鋭装 エレメンタルパワーを発動させカンテーラのパワーをパワーを計1000上げる』」
 「『ライヒョウのコストにダークエレメンタルパワーとダークネスエレメンタルパワーを指定!』」
 「1番戦闘!!」
 「1番戦闘!!」
 パワー1400のライヒョウが電気を90度直線的に曲げつつ元パワー800のカンテーラに向かって飛ばす!
 「っち!」
 回り右に避け、続けて来た二撃目をカンテラで弾き、
 「カンテラフレイム!!」
 カンテラから炎を吹き出すも、炎が届く前に電気が来て、カンテーラは何とか左に避けるも炎は途切れる、
 「なら・・・」
 カンテーラがライヒョウに向かって飛ぶ!
 矢のように、時に反射されたように90度曲がり飛ぶ電撃を回り避けつつライヒョウに近づくカンテーラだが、
 避けた電撃がいきなりカンテーラに向かい直角に曲がる!
 これは避けられないか!?
 だが、上に飛んで難なく避ける、
 も、ライヒョウの髭が一人でしなると今度は電気の網がライヒョウの前に展開!
 「『ライヒョウの効果!引き分けか勝利時に移動!!』」
 「だが勝てない!!」
 俺の言葉の直後カンテーラがフリィジアに目線を送る
 「使わせてもらうぞ?」
 「いいわよ!」
 フリィジアが妖艶に笑いながら伸ばした右手よりカンテーラの右袖辺りに冷気を送り
 「シャドウフリーズブレイド!!」
 右手から伸びて出現し上から大振りに振るわれる剣の冷気が、電気の網を超え、ライヒョウを凍てつかせる!
 その一瞬で、電気の網が消える!
 刹那に、距離を詰めながらカンテーラの剣が振るわれ、ライヒョウが斬られ爆発、消滅する・・・・
 「さらに2番戦闘、フリィジア、頼んだ!」
 「任せて!」
 フリィジアが威勢のいい笑顔を見せつつアグニスに対し、右手に出現させた槍を大きく振りかぶり、振るう!!
 現出した冷気の衝撃波がアグニスに飛んでいく!!
 「ぬぅん!!」
 これをアグニスは黒いもやの様な魔力?を纏わせた右腕を叩きつけ粉砕、消滅させた!
 アグニスの鋭い目つき!!
 「その程度!!」
 フリィジアの気の抜けた表情!!
 「ううーん、右腕が凍ってくれれば色々よさそうだったんだけど・・・」
 「物騒なことしないのフリィジア」
 「はぁーい」
 気の抜けたままの返事を言いながら振り返りこちらに戻ってくるフリィジア、
 1番戦闘も2番戦闘も行けた、
 おし、このまま行ければ・・・
 
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