鋼のスクラップウォール ダブモン!!24話22
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22
「リチャージ!」
「リチャージ!」
「ドロー!」
「ドロー!」
「セット!」
「セット!」
「オープン!」
「オープン!」
「イグードイグリディアエレメント!オーブカードだ!!」
「テツキヨク!」
「ダブモンNo.448、熱鉄翼の鋳物用非鉄金属溶融工、テツキヨク」
体から蒸気を吹き出す鉄の鳥が現れる、その緩く羽ばたく両翼上にドローンが張り付き、飛行を補助している、
「『テツキヨクのコストにアイアンアンシルドバエレメンタルパワーとアイアンネツアイアンドエレメンタルと炉火力アップエレメンタルを指定!炉火力アップエレメンタルの効果でテツキヨクのパワーを400アップ!』」
ドドリロの続けての宣言後、僕の前に山札が巻物のように流れる、
その中で、1枚のカードを右手人差し指で指す!!
「ダブモンNo.211イィィィエェェェェックス!心核の粉砕屋、イグリード・エキサイティィィイイング!!」
「行くぜぇ!!」
イグリードの体が燃え盛り、溶岩を噴出させその身体を大きく再構成してい行く・・・
赤く燃え盛る筋骨隆々の肉体と下へと燃えている炎の下半身、逆立つ炎の髪・・・
1番戦闘!!
僕とドドリロの声が響く!!
イグリードとドドリロが対峙し、一直線に向かっていき、
右の拳と右のドリルを突き出す!
炎の拳とドリルがぶつかり辺りに爆発をもたらす!
「ぬおりゃああああ!!」
イグリードが無理矢理弾くが、ドドリロはそこ以外に幾多のドリルを突き出し突進し返して来る!
「ちぃい!」
慌てて引くイグリード
「ははは、どうした!」
体中のドリルを前に出して突撃するドドリロ!!
「なろう!!」
右腕に炎を宿らせ叩き込んでいく!!
叩き込んだ右拳が爆発し、ドリルを前に出す体型を崩させ、そこに左拳を叩き込んだ!!
「うぐぉ!!」
吹き飛ばされるドドリロ!
だが、
「これならぁ!!」
一端に全てのドリルの先を集め尖らすようなドリルの集中で突っ込んで行く!!
「おもしれぇ!!」
右拳に最大限の炎を集中させ突き出すイグリード!!
ぶつかる炎とドリル!
爆発して互いに吹っ飛ぶ、イグリードとドドリロ!!
両方とも傷が目立ち、もう攻撃できるか否か・・・
そんな中で両者は立ち上がりながら面白そうに右口端と右モノリス端を上げ
「次で決める!」
「いいだろう!!」
ドドリロが右のドリルを拳のように構え今まで以上に高速回転させ竜巻が生まれ、
イグリードが右拳に炎を集中させ、その炎をらせん状に回転させる!
お、これは・・・?
「相棒!!」
「やらせるか!『まずは俺自身の効果でダメージ!そのためにアイアンアゲートエレメンタルパワーでパワーを500上げる!!』」
「戦闘で勝たなきゃいけないようなダメージは喰らわない!!『アイアンアゲートエレメンタルパワーをマグマエレメンタルパワーで相殺!!』」
ドドリロと僕の宣言し合いが始まる!!
「『アイアンアンシルドエレメンタルパワー!!』」
「『グラグツエレメンタルパワーで相殺!!』」
「『アイアンシェイングエレメンタル!!』」
「『ヒートジオエレメンタルパワー!!』」
「『アイアンアツシルドバエレメンタルパワー!!』」
「『グラグツメルトォエレメンタル!!』」
「『アイアンスチルリスアゲートエレメンタルパワー!!』」
「『エクスロージョンバリアブルズエレメンタル!!』」
よし、もうないはず・・・!
僕は手札のカード一枚を右手で引いてドドリロに見せる!
「『さらにここで手札よりマグマヒートエレメンタルパワー!!ウツガタボのパワー分イグリードのパワーを上げる!!』」
向こうも左ドリルでモノリスからカードを取り出し見せてきた!?
「『そんなに大きくは出させねぇ、アイアンステンアゲートエレメンタルパワーで相殺だ!!』」
でも・・・僕は左手の最後の手札を見せる
「『マグマ&バーニング!!アイアンステンアゲートエレメンタルパワーを発動させ、その後、マグマヒートエレメンタルパワーを発動!!これでここでの戦闘は勝った!!』」
そして、互いに右拳と右ドリルを叩きつけに行く!!
「うぉおおおお!!」
「うぉおおおお!!」
右拳と右ドリルがぶつかり火花を散らしながら、炎と竜巻が混ざり、横方向に火炎旋風が吹き荒れる!!
中央より発生した爆発で火炎旋風が晴れた時、ドドリロが吹き飛ばされていた!!
今だ!!
「『イグリードの効果で追加攻撃!!このままとどめ!!』」
「ぬおりゃああああ!!」
突進するイグリードの追撃の左拳が、ドドリロの胴を捉え、拳から発した炎が爆発し、さらに吹き飛ばす!!
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鋼のスクラップウォール ダブモン!!24話/21
鋼のスクラップウォール ダブモン!!24話21
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21
「んなわけねぇだろうが!!」
ドドリロがドリル鋭くして怒り出す!
しかし、睨まれているであろうカンテーラは飄々と
「じゃ、ぶち破ってくれるな?それとも、勝手にやるな以外に壁をぶち破っちゃいけない理由があるのか?」
ドドリロは戸惑ったのかドリルが戻りつつ
「ん、んなもんねぇが・・・」
ためらいながらの声を出す、それを聞いたカンテーラは良星の頭から身を乗り出し
「それじゃ、いいよな!」
「いいや、それだとお前らの口車に乗ったみたいになる!」
それはそうだよね・・・
「ここは・・・そう、カードバトルで勝負だ!!」
一息考えた末での結論は・・・
やっぱりそうなるのか・・・
よし、じゃあ、今度は僕達の出番だ!!
互いに僕は右手で、向こうは右ドリルで持った、というか、ドドリロは絶妙なバランスで上に乗せた感じで、デッキケースを出す、ドドリロはの方はオレンジにドリルが埋まっているような長方体、
こちらは赤の長方体に赤の宝玉の付いたデッキケース、
互いの前に左前に緑のモニターが付いた橙の板が出現し、
デッキケースを中央に置くと、互いの左手側に移動、デッキが外れてシャッフルされ山札になりつつ、デッキケースがさらに外側に上下反転しつつ置かれ、
山札からカードを引いて(ドドリロはドリルにカードを絶妙に乗せて)手前に五枚ずつ置いてライフカードとしつつ、
さらに山札から同じ枚数引いて左手左ドリルに持ち手札とする、
さて、これで・・・
僕とドドリロは互いににらみ合い・・・
「カードバトル・・・」
「カードバトル・・・」
宣言する!!
「スタート!!」
「スタート!!」
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鋼のスクラップウォール ダブモン!!24話/20
鋼のスクラップウォール ダブモン!!24話20
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20
「お願いします!鉄骨をぶち破らせてください!」
と、僕は頭を下げる、
そう、頼んで了承してもらえば・・・
「嫌だって言ってんだろうが!!」
んな簡単にはいかないか・・・
でも、条件次第なら・・・
「鉄骨をぶち破る実力も無いんじゃね?」
カンテーラがいきなり挑発的なことを言い出す!!
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