バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

森で相対せし地上げ屋炎獣一家 ダブモン!!3話24

 
森で相対せし地上げ屋炎獣一家 ダブモン!!3話/24
 

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報告書 ダブモン研究家 タイカリス・ワイズ
 
題 ダブモンの起源
 
 ダブモンの起源をご存じだろうか?とはいっても女神の聖書に書いてあるので普通は知っているだろう
 ダブモンとは世界樹とその眷属に宿っていた精霊の一種であり、女神様からの賜りものである、
 女神様がこの世の全てをお作りになられたのだから当然と言える、しかし、ダブモンの中には聞いたことの無い要素を備える者もいる、外大陸の物だろうか、今だ人間は世界の全てを解明していないのだ、世界の端を見たものもいない、学者の中には世界に端など無いという主張もあり、
 それら含めてこの世界の全容は解明されていないと言えるだろう、女神の聖書にもこの世界の全てが書かれているわけではない、
 無論、女神様やダブモン達は知っているかもしれないが・・・
 閑話休題
 女神様が世界樹をお創りになられた際に、同時にダブモンが生まれたとされる、
 学者としては、なぜ生まれたのか、そのように始めから作ったのか、偶発的な何かがあったのか、
 この辺りは教会関係ではそういう神話であると片づけられることが多い
 また、ダブモンは精霊から動物になったと言われているものの、食べることは禁忌とされている、女神様からの賜りものだからだろう、
 そういったことをするのは野蛮な蛮族に他ならないと断ずる、またダブモン同士で喰うか喰われるかが発生するほか、野生動物たちもダブモンを捕食することもあるが、
 ダブモン達は今や食物連鎖の中にある存在も多いのだ、こればかりは仕方がないと言えるだろう、
 あ、また話がそれてしまった、
 話を戻そう、女神様が世界樹をお創りになられた際に、同時にダブモンが生まれたという、その神話であるが、どこか変な感じがする、
 聖書とて、女神様のお話や聖者の話などをまとめ作られたらしいのだが、いくつも版を重ね改稿され独自の解釈が入っている、一字一句完全に書き写されたもの、とされるものは残っているのだが・・・
 その最初の原本などもうどこにも残っていないのだ、あったとしても風化でまともに読めるかは怪しいだろう、
 また、私個人としては最初のダブモンが何なのかが死ぬほどに気になる、女神の聖書にはダブモンが生まれたとしか書いてないのだ、
 いわく、最初の存在なので名づけられはしなかった、生まれてすぐに死んだ、ナンバー001のダブモンがそうではないか、(ナンバー001は確かにそのような要素は持っているが・・・)、それとも複数生まれ、それらが001、004、007、010、013番のダブモンの元になったのではないか?
 実は、人間の元になったのではないかという話もある、不心得の学者仲間からは女神こそその時に生まれたのではと・・・
 おっと、最後の奴は忘れてくれ、教会から何言われるか分かったもんじゃない、私もその説は無いだろうと考えている、その学者仲間も探さないでほしい、
 ただし、気になる文献を見たことがある、古代の学者が、女神様に質問を行ったらしいのだ、
 アラアタリア・ダブモン研究史、アラアタリアは書いた人間の名だ、ダブモン研究史自体は同名の冊子が数限りなく存在している、
 ダブモンが古代より興味を引く存在であったことの証左だろう、おかげでこうしてわかるものは著作者の名や複数ある場合書かれた時期を推察しその辺りの時期の女神歴の年号を入れる羽目になっている、
 これは一冊のみだがその分、分厚い、本にしようと書いたものでは無く、メモ書き的な物を勝手に他人が著者の死後に本として売り出したものだと推察する
 さて、その中でアラアタリア氏が最初のダブモンとはいかなる存在だったのか、と女神様に問いかけたところ、
 女神はただ深く悲しい顔をして、
 「・・・それに、答えることは出来ません・・・」
 と言ったのみだという、
 その先はさすがに畏れ多く、著者も失礼を・・・と謝罪し、追及することかなわなかったそうだ、
 ここからするに、女神の聖書にも書かれていないのではなく、書けなかったと推察するべきだろう、
 ダブモンの研究の重要な部分であることは間違いないが、女神様が自分から話す気にならない限り、これを知る術はおそらくあるまい、いや、複数心当たりがあるが、大半は女神が話さなければ話さないだろうし、もう一つも話してはくれないだろう、そして、私が生きている間に語られることも無いだろう、
 古き時代より存在しているのだ、私もダブモンに関する考古学をかじったつもりでいたが、
 始まりのダブモンを知るためにはより深くにまで研究を進める必要性があるだろう、
 こうなると、聖書の最初の原本にすら、書かれていないことや疑わしきことがあるかもしれないし、
 言い伝えられている起源が本当なのかも疑念も、いやいや、真実全ては言っていないかもしれない・・・
 いずれにしても、ダブモンの起源は女神の聖書に書いてあることを除けば、時代が古いためにわからないことが大量にあるのが実情である
 
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森で相対せし地上げ屋炎獣一家 ダブモン!!3話23

 
森で相対せし地上げ屋炎獣一家 ダブモン!!3話/23
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 吹き飛んでいたカンテーラがふわりと降り立ち、その剣をゴリアゲルに突きつける、
 「さぁ、まだやるか?」
 「おっと、」
 そこにヤキカニクイヌが割り込み、ゴリアゲルを右腕で肩から上に抱え込み、後ろに跳躍、僕達から離れる
 「何をする・・・」
 「みんな傷ついてやすぜ、向こうが甘ちゃんだったからよかったものの、そうでなきゃ、死者の一人出てても不思議じゃねぇ、あんたもその調子じゃ、このまま戦っても勝ち目はねぇです」
 「ぐぬぬ・・・」
 ゴリアゲルが悔しそうに歯を食いしばる、
 「引き際を見極めるのも名将の条件、このまま奴らに総攻撃されるか、教会に通報されて牢獄行きか、今なら野生のダブモン同士の小競り合いに子供が巻き込まれたって体で済むと思いますがね、どうしやす?」
 「・・・仕方があるまい、引けっ!!」
 「なっ!」
 ゴリアゲルの配下が皆引いていく、思わずそれを追おうとするカンテーラ
 「おっと、いっちょ前に煙幕張らせてもらいまさぁ、はっ!」
 が、ヤキカニクイヌが口から噴き出した黒い煙により、辺り一面が黒くなり、それは阻まれたのだった・・・
 「ぐっ・・・!」
 煙幕が晴れた時、そこには、誰もいなかった・・・
 カンテーラが呆然と少し力の抜けた表情を浮かべる
 「どーすんだこれ・・・この形態もいつまで維持できるかわからないし、わざわざ延々奴らを追っかけるわけにも・・・」
 「・・・とりあえず、教会に相談しに行くってのはどうですかね・・・と言ってますです・・・」
 ウィルピーが訳したプランバニツの言葉に、
 プランバニツが訳に納得するように両腕を組み首を縦に振る中で、僕達は納得せざるを得ないのだった・・・
 ・・・
 「・・・とまぁ、そういう経緯でさ、と言っておりますです」
 「それはそれは大変だったねぇ・・・」
 とこういう具合に、クロスロードタウンの教会に戻り、教会の前にいたおばあさんに話をした後、
 もう一度、今度は警戒しつつ薬草畑に行って薬草を取って教会に戻り、
 それでもう、夕方近くになっていたので、経緯説明がてらにプランバニツ以外全員で教会に一泊、
 翌朝、プランバニツが戻って教会内で再度の説明と・・・きついことをやり通し、
 ようやく、解放される段になったのだった・・・
 教会前の道で、僕、良星、兎白を始めとした僕達と、教会を背にしたプランバニツやおばあさんが向かい合う、
 「もう行くのか?と言っておりますですよ?」
 「ううん・・・いつまでもこの街にいるわけにも・・・」
 「それよりか、そっちは大丈夫なのか?」
 「そうだぜ、またゴリアゲルの奴がせめて来たら・・・」
 僕らの言葉に、プランバニツが少しの仕方なさ交じりに
 「これからは教会と協力してどうにかして見せる、って言っておりますですよ」
 「そいつらの捜査や話し合いも教会側がやっておくよ、なに、いろいろ目星はついてる、大切な薬草の供給源だからね、こいつの土地を渡すようなマネはさせないさ、長い付き合いだし、プランバニツより、薬草を育てるのがうまいとも思えないしね」
 「必要な分を必要なだけ、金のためにやってるわけじゃないし、供給しすぎると、再生産の効率が落ちちまうのさって、言っておりますです」
 そ・・・そういうもんなのかな・・・?
 「それじゃ、僕達はこれで・・・」
 「そうだよな、いつまでもいたら」
 「名残惜しくなっちゃうしな、」
 「で?」
 しか~し、この雰囲気をぶち壊す蜜羽さんの一言っ!!
 「で、これからどうするの?基本的には東西北、三つの道のいずれかを進むことになるけど・・・あ、西側はパス、一回行ったけど、宗教施設が並んでるだけですぐに戻ってきちゃった」
 「安全策取るなら、それがいいと思いますですけどね・・・」
 蜜羽さんに追従しウィルピーが話す
 「僕は意見ないな・・・良星と兎白は・・・」僕は良星と兎白の方を見る、
 「俺も意見ないぜ、良星、お前は・・・」次いで、周りの視線が良星に集中し、良星が目伏しがちに・・・あれ・・・?
 「・・・」
 良星がめずらしく何か考え込んでいる・・・
 そして、力強く顔を上げ、僕達に真剣な目つきをして
 「俺は・・・魔というものが何なのかを知りたい、善行とかとは関係ないかもしれないけど、多分、女神の奴となにか関係があるかもしれないと思うんだ、だから・・・」
 「魔導都市、マジカラ、東側・・・ね・・・」
 蜜羽さんの声に、良星はそちらの方を見据え
 「ああ!」
 返事を返した
 「なら、俺が案内してやろう、神と魔が交わる道を、いざゆかん!!」
 カンテーラの掛け声とカンテラで示した行き筋ののもとに、僕達は東へと進む道を歩き出したのだった・・・
 
ダブモン三話 森で相対せし地上げ屋炎獣一家 終わり
 
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森で相対せし地上げ屋炎獣一家 ダブモン!!3話22 妖魔版

 
森で相対せし地上げ屋炎獣一家 ダブモン!!3話/22 妖魔版
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  「うぉおおおお!!」
 ゴリアゲルが大きな炎のオーラを纏って行く・・・
 ならこっちも、対策を・・・
 「リチャージ、ドロー!」
 ・・・この二枚で・・・決める!!
 「セット、オープン!!ブレイズバーンバーストエレメンタルパワー!!」
 
名・ブレイズバーンバーストエレメンタルパワー
概・R リサイクル コスト3 スピリット・火属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定:
条・主対象:次の戦闘に参加する自分のモンスター・オーバー
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:主対象のパワーを1200上げる
  ・主対象がカテゴリに「火属性」を持っていた時
   さらにパワーを1200上げる
文・強き火炎で己の力を高めていく・・・!
 
 ゴリアゲルのスーツが真っ赤に変わり、両肩の付け根を炎の車輪が覆い、頭の毛皮全体に火がともったように真っ赤に染まり、尾が炎によって伸びてその先にゴリラの炎の顔ができ、右腕全体を炎の甲殻が覆い尽くす
 「うぉおおおお!!」
 「ダブモンNo.139、ど猛火の地上げ屋、ゴリアゲル・オォオオォォバァァァアアア!!」
 
名・ど猛火の地上げ屋 ゴリアゲル・オーバー ダブモンNo.139
概・OM オーバー 強度4.56 パワー3600 哺乳・火属性
召・チャージゾーン OS×1 R×3
オーバードライブ条件:召喚時、自分の手札にカテゴリ:火属性の
           モンスター・オーバーが計五枚以上存在している時、
           召喚時かターンの初めに手札が五枚以上の時、
           0枚以上を見せ、条件に合った時は
           そのターンの間発動しているとする、
           見せないカードは自動的に条件外とする
オーバードライブ時発動:無し
発・オープン後・自任意・このターンのみ・条文の頭に指定:次の戦闘に参加する
条・主対象:一・自分の“モンスター・オーバー”
      二・相手の壱
   略・壱“”
効・第一効果:一のパワーを300上げ、
       ・強度・コスト4以下の二が発・戦闘後だった時、
        その二のみ効果を発動できなくなる
       ・パワー500以下の二を時限無しでトラッシュに送る
        オーバーの二のみパワー800以下でもトラッシュに送る
文・ゴリアゲルがその炎の力を限界まで引き出したもの、
  その火炎と火炎の応用による攻撃はただ力のみに特化し、
  相手を殴り飛ばし焼き尽くす
 
 とデッキケースが叫ぶと同時に画面に二枚のOSが写る、フレイムブレイジングエレメンタルパワーとフレイムフレイムズエレメンタル、一枚はゴリアゲル・オーバーを呼び出すために使ったもので、もう一枚は召喚条件を満たすために使ったものだろう・・・
 
名・フレイムブレイジングエレメンタルパワー
概・OS オーバックス 強度1.49 スピリット・火属性
召・チャージゾーン S×1
オーバードライブ条件:オーバードライブしません
オーバードライブ時発動:オーバードライブしません
発・オーバー時のみ・自任意・このターンのみ・条文の頭に指定:
条・主対象:このカードを呼び出した召を満たしたオーバーか、
      自分のモンスターゾーンにいる、
      モンスター・オーバーいずれか1体
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:主対象が呼び出したオーバーだった時、この場所に召喚する
       ・主対象の効の最後か、その1つ前の3桁の数字を選択、
        このターンの間、その数に
        (主対象のコスト・強度(小数点以下切り捨て)×500)を足す
文・炎の力を強化し、相手を焼き尽くす・・・
 
名・フレイムフレイムズエレメンタル
概・OS オーバックス 強度1.38 スピリット・火属性
召・チャージゾーン S×1
オーバードライブ条件:オーバードライブしません
オーバードライブ時発動:オーバードライブしません
発・オーバー時のみ・自任意・このターンのみ・条文の頭に指定:
条・主対象:自分のモンスターゾーンにいる、
      カテゴリ:火属性を持つモンスター・オーバーいずれか1体
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:主対象のパワーを800上げる
文・炎の力により、仲間の力を高めていく・・・
 
名・ど猛火の地上げ屋 ゴリアゲル・オーバー ダブモンNo.139
概・OM オーバー 強度4.56 パワー3600 哺乳・火属性
召・チャージゾーン OS×1 R×3
オーバードライブ条件:召喚時、自分の手札にカテゴリ:火属性の
           モンスター・オーバーが計五枚以上存在している時、
           召喚時かターンの初めに手札が五枚以上の時、
           0枚以上を見せ、条件に合った時は
           そのターンの間発動しているとする、
           見せないカードは自動的に条件外とする
オーバードライブ時発動:無し
発・オープン後・自任意・このターンのみ・条文の頭に指定:次の戦闘に参加する
条・主対象:一・自分の“モンスター・オーバー”
      二・相手の壱
   略・壱“”
効・第一効果:一のパワーを300上げ、
       ・強度・コスト4以下の二が発・戦闘後だった時、
        その二のみ効果を発動できなくなる
       ・パワー500以下の二を時限無しでトラッシュに送る
        オーバーの二のみパワー800以下でもトラッシュに送る
 
 「うぉおおおぉぉおおおぉぉおおおお!!」
 ん?ゴリアゲルが叫び上げ続けているこの声・・・まさか、ゴリアゲル・オーバーの効果が発動してる・・・?
 画面を見るとゴリアゲル・オーバーのカードが写ってるし、間違いない・・・
 そうか、ゴリアゲル・オーバーの効果を、召喚時にその効果を高めるオーバックス、フレイムブレイジングエレメンタルパワーの効果を加えることにより、
 ゴリアゲル・オーバーのパワー500以下をトラッシュにという効果範囲外で本来、パワー2100でトラッシュに送られなかったはずのナカナツジが、フレイムブレイジングエレメンタルパワーの効果でゴリアゲル・オーバーの効果の範囲が2500にまで拡大することによりトラッシュに送られてしまったんだ・・・!
 
ゴリアゲル一家
モンスターゾーン 
ど猛火の地上げ屋 ゴリアゲル・オーバー ダブモンNo.139 OM 強度4.56 パワー3600 哺乳・火属性
無し
赤熱の整地整備員 ダンゴォラ ダブモンNo.130 M コスト0 パワー300 虫・火属性
チャージゾーン
裏:7表:0
 
海象 鼓動&カンテーラ
モンスターゾーン
勝利への案内屋 カンテーラ・ビクトリー ダブモンNo.22EX OM 強度4.00 パワー4000 闇属性・勝利
チャージゾーン
裏:8表:0
 
ど猛火の地上げ屋 ゴリアゲル・オーバー ダブモンNo.139 OM 強度4.56 パワー3600+300 哺乳・火属性
 
戦闘開始!
 
勝利への案内屋 カンテーラ・ビクトリー ダブモンNo.22EX OM 強度4.00 パワー4000 闇属性・勝利
 
 「いくぞぉおおお!!」
 そこからゴリアゲルがカンテーラに突進していき、炎の装甲に包まれた炎のパンチ、
 「なんの」
 これをカンテーラは剣で防いで右手外側に受け流そうとする、前のターンの最後の拳と剣のぶつかり合いだって、正面から衝突していたら危なかった、あえて絶妙に滑らせるようにかわしつつ刃を立てて当てていたんだ・・・
 「爆!!」
 が、次の瞬間、パンチが爆発する!
 「なっ!?」
 これに一気に吹き飛ばされるカンテーラ、
 
名・ファイアニスエレメンタルパワー
概・R リサイクル コスト0 スピリット・火属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定:
条・主対象:“次の戦闘に参加する”自分のモンスター・オーバー
  一・主対象がカテゴリ「火属性」だった時
   略・壱“”
効・第一効果:主対象のパワーを500上げる
       ・主対象がカテゴリ「火属性」を持たない時
        さらにパワーを0にする
  ・主対象がカテゴリ「火属性」だった時
   さらにパワーを300上げる
 
 画面にファイアニスエレメンタルパワーのカードが・・・?気付かなかった!!
 ええい!
 「僕は火と大地と水の土器パワーの効果を発動し、ファイアニスエレメンタルパワーを相殺する!!」
 
名・火と大地と水の土器パワー
概・R リサイクル コスト1 スピリット・地属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定:
条・主対象:“次の戦闘に参加する”自分のモンスター・オーバー
   略・壱“”
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:主対象のパワーを400上げる
  ・主対象がカテゴリ「火属性」「水属性」「地属性」
   のいずれかだった時
   さらにパワーを700上げる
 
ファイアニスエレメンタルパワー 火と大地と水の土器パワー 相殺
 
 「はっ!」
 カンテーラが右手の剣を地面に刺して勢いを殺し、そこから剣を引っ込め土器手裏剣を投げる!
 「ぬがゃあああ!!」
 しかし、ゴリアゲルの咆哮が、手裏剣たちを弾き飛ばし、カンテーラに衝撃波が迫る、
 あれは、画面にソウレツサウンドエレメンタルパワーが写ってる!?
 「それならフレイマーエレメンタルパワーの効果でソウレツサウンドエレメンタルパワーを相殺する!」
 
名・ソウレツサウンドエレメンタルパワー
概・R リサイクル コスト0 スピリット・火属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定:
条・主対象:次の戦闘に参加する相手の“モンスター・オーバー”
   主対象単体であるため全対象とする
   略・壱“”
効・第一効果:主対象のパワーを100下げる
  次の戦闘に参加する自分の壱がカテゴリ「火属性」を持っていた時、
  相手の全ての壱のパワーをさらに100下げる
 
名・フレイマーエレメンタルパワー
概・R リサイクル コスト2 スピリット・火属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定:
条・主対象:“次の戦闘に参加する”自分のモンスター・オーバー
   略・壱“”
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:主対象のパワーを1000上げる
  ・主対象がカテゴリ「火属性」だった時
   さらにパワーを300上げる
  ・壱相手のパワーを500下げる
 
フレイマーエレメンタルパワー ソウレツサウンドエレメンタルパワー 相殺
 
 「はぁあっ!」
 カンテーラが刃を突き出し振るって多少止まりながらも向い来た衝撃波を弾く、
 遠距離なので多少は弱まっていたか?さらに、
 「カンテラブレイドコンボ!」
 カンテーラが刃を前に出し炎を発射して、刃に炎を纏わせゴリアゲルに向かって行く!
 「炎と物理の組み合わせで来るとは愚かなり!」
 「そいつはどうかな!?相棒、タイミングよく頼む!」
 再びかち合う剣と拳、
 「爆!」
 画面に写るカード!火の粉延焼大やけどエレメンタルパワー
 「何の!!」
 「僕は相殺!発動するのはメラティカルエレメンタルパワー!」
 「返し爆!!」
 何と、ゴリアゲルの拳と同時にカンテーラの剣からも爆発が・・・
 ドドンッ!
 「なんだと!?」
 すると今度はカンテーラは爆発を耐えきりゴリアゲルの至近よりまで飛びこんで剣を振り上げた
 「ちぃいい!」
 何とか後ろに跳ぶゴリアゲル、が、スーツから胴に浅い逆袈裟懸けの傷が付いている
 「くそっ!?一体どうやったんだ!?まさか、爆発を利用して・・・」
 「そう、話してしまうと簡単さ、強い爆発に弱い爆発をぶつけて威力を相殺したんだ」
 「ぐっ、やはり・・・」
 「さて、敵方とあまりおしゃべりは出来ないな、まだ行くぞ!!」
 
名・火の粉延焼大やけどエレメンタルパワー
概・R リサイクル コスト1 スピリット・火属性
発・戦闘前・自任意・このターンのみ・条文の頭に指定:
条・主対象:一・相手の“モンスター・オーバー”全て
      二・次の戦闘に参加する壱
   略・壱“”
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:一のパワーを500下げる
       ・自分のモンスターゾーンに
        カテゴリ:火属性を持つモンスター・オーバー
        が2体以上存在している時、さらに300下げる
       ・パワー0以下の一を時限無しで
        相手のトラッシュに送る
 
名・メラティカルエレメンタルパワー
概・R リサイクル コスト1 スピリット・地属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定:
条・主対象:“次の戦闘に参加する”相手のモンスター・オーバー
      ・自分のモンスターゾーンにいる
       カテゴリに「属性」という言葉を持っている
       モンスター・オーバー
   略・壱“”
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:主対象のパワーを200下げる
  ・主対象がコスト2以下のイクイップを装備している時、
   そのイクイップのパワーを0にする
 
火の粉延焼大やけどエレメンタルパワー メラティカルエレメンタルパワー 相殺
 
 「はぁああ、はあっ!」
 再度のゴリアゲルの咆哮衝撃波、だが、
 「もうその攻撃は効かない!」
 その剣で上段から斬り切った!流れを読み切って断ち切ったんだ!
 「ならば、来い!」
 すると、両拳を握ったファイティングポーズを構えるゴリアゲルの体の炎が勢いを増していく・・・
 
名・ホットエレメンタルパワー
概・R リサイクル コスト0 スピリット・火属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定:
条・主対象:次の戦闘に参加する自分のモンスター・オーバー
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:主対象のパワーを400上げる
  ・主対象がカテゴリ「火属性」だった時
   さらにパワーを200上げる
 
 画面にホットエレメンタルパワーのカード・・・!
 「ならこっちも・・・マルチエレメンタルパワーのカードを発動!」
 
名・マルチエレメンタルパワー
概・R リサイクル コスト0 スピリット・闇属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定:
条・主対象:次の戦闘に参加する自分のモンスター・オーバー
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:主対象のパワーを300上げる
  ・主対象がカテゴリに「属性」という言葉を持っていた時
   さらにパワーを300上げる
 
ホットエレメンタルパワーマルチエレメンタルパワー 相殺
 
 「はぁああああ!!」
 今度はカンテーラの気合いの声と共にカンテーラの闇が増していき・・・
 「これは避けられない!」
 剣をいきなり大地に突き刺すと、熱が地を爆発しながら伝ってゴリアゲルの足元まで向かう
 「何の!」
 が、ゴリアゲルが突如小跳躍、この爆発を利用して上空に跳び、
 「トリプルパンチマグマッシャー!!」
 右腕に力を籠め、顔の付いた尾と共に叩きつけてくる
 あ、画面にカードが、炭焼きエレメンタルパワー!?
 「僕はブレイズバーンバーストエレメンタルパワーで対抗!!」
 「なら、行かせてもらう!」
 
名・炭焼きエレメンタルパワー
概・R リサイクル コスト1 スピリット・火属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定:
条・主対象:“次の戦闘に参加する”自分のモンスター・オーバー
   略・壱“”
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:主対象のパワーを400上げる
  ・主対象がカテゴリ「火属性」だった時
   さらにパワーを200上げる
  ・壱相手のパワーを400下げる
 
名・ブレイズバーンバーストエレメンタルパワー
概・R リサイクル コスト3 スピリット・火属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定:
条・主対象:次の戦闘に参加する自分のモンスター・オーバー
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:主対象のパワーを1200上げる
  ・主対象がカテゴリに「火属性」を持っていた時
   さらにパワーを1200上げる
 
ブレイズバーンバーストエレメンタルパワー 炭焼きエレメンタルパワー 相殺
 
 カンテーラがカンテラから大きな炎をゴリアゲルに吹き出す、
 あの炎でゴリアゲルの勢いを弱めるつもりか、
 「そんなもので止められはしない!!」
 しかし、ゴリアゲルの拳と尾が炎を切り裂き、突っ込んでいく、
 「まさか、真正面から叩かれるつもりはないってだけさ」
 いつの間にかカンテーラは剣を自身の真下に再び突き立てていた、何を・・・?
 「さぁ、ランデブーといこうじゃないか」
 すると、カンテーラの真下と周辺の地面から炎が吹き上がる、それに巻き込まれカンテーラと共に宙を舞うゴリアゲル、
 当然、位置的には軽そうなカンテーラの方が・・・上!
 「シャドウブレイドアンドカンテラハンマー!」
 宙を上に蹴ってゴリアゲルに近づきながら右手と左手の刃とカンテラを同時に叩きつけて行く
 「何の!」
 それを右手と尾で叩いて弾いてゆくゴリアゲル、それに対し、カンテーラがゴリアゲルを見据え、
 「このまま背から大地に落としてやろう」
 「こいつがあるのを忘れたか!?」
 振りかぶられるはゴリアゲルの左拳、でも、それはカード、バーニングクラッシュ・エレメンタル!
 「僕はこれにバーンバンデエレメンタルパワーを発動!手札にあるフレイムスエレメンタルパワーとフレイムダエレメンタルパワーを見せ、これによりパワーを2400アップだ!行っけえ、カンテーラァ!!」
 「エクスプロード!!」
 左拳が届く直前、カンテーラが右手を無理矢理降り降ろし、そこで大爆発が起きる!!
 「な!?」
 ゴゥウウウウ!!
 その爆発の勢いにより、そのままゴリアゲルは盛大に大地に叩きつけられ、
 対するカンテーラはマントをはためかせながらさらに上空に飛ぶ、
 
名・バーニングクラッシュ・エレメンタル
概・S スマッシュ コスト1 スピリット・火属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定:
条・主対象:次の戦闘に参加するコスト4の
      自分のモンスター・オーバー
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:主対象のパワーを800上げる
  ・主対象がカテゴリに「火属性」を持っていた時
   主対象のパワーを400上げ
   次の戦闘に参加する相手のモンスター・オーバーの
   パワーを1200下げ、パワー0以下だった時、
   時限無しで相手のトラッシュに送る
文・その炎の拳の一撃により相手を殴り倒す
 
名・バーンバンデエレメンタルパワー
概・R リサイクル コスト3 スピリット・火属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定:
条・主対象:次の戦闘に参加する自分のモンスター・オーバー
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:主対象のパワーを1200上げる
  ・自分の手札からカテゴリに属性という言葉を持つ、
   ハンド・リサイクル・スマッシュ・モンスターいずれか
   1枚異常をを見せることができた時、
   さらにパワーを見せた枚数×600上げる
文・激しい炎の力、それは使い手の手のよりさらに増す
 
名・フレイマーエレメンタルパワー
概・R リサイクル コスト2 スピリット・火属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定:
 
名・マルチエレメンタルパワー
概・R リサイクル コスト0 スピリット・闇属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定:
 
名・フレイムスエレメンタルパワー
概・R リサイクル コスト0 スピリット・火属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定:
条・主対象:次の戦闘に参加する自分のモンスター・オーバー
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:主対象のパワーを200上げる
  ・主対象がカテゴリ「火属性」だった時
   さらにパワーを200上げ、
   相手がリサイクルを発動させた効果後自動効果の後に
   パワーを200上げる
文・炎が舞う、辺りを焦がす・・・
 
名・フレイムダエレメンタルパワー
概・R リサイクル コスト1 スピリット・火属性
発・戦闘前・自任意・次の戦闘終了まで・条文の頭に指定:
条・主対象:次の戦闘に参加する自分のモンスター・オーバー
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:主対象のパワーを400上げる
  ・主対象がカテゴリ「火属性」だった時
   さらにパワーを400上げる
   相手がリサイクルを発動させた効果後自動効果の後に
   パワーを400上げる
文・激しく舞う炎がさらに辺りを焦がす・・・
 
ど猛火の地上げ屋 ゴリアゲル・オーバー ダブモンNo.139 OM 強度4.56 哺乳・火属性
パワー3600+300+2400 パワー合計5300 トラッシュ!!
 
戦闘終了
 
勝利への案内屋 カンテーラ・ビクトリー ダブモンNo.22EX OM 強度4.00 闇属性・勝利
パワー4000+2400 パワー合計5400
 
 「ぐっ・・・だが、私の力は貴様の力をも焼き尽くす、これ以上は進ません!」
 ゴリアゲルの炎がカンテーラを追うようにいくつもの帯となって向かって行く・・・
 「相棒、最後の宣言を頼むっ!!」
 「さらに、僕はバーンバンデエレメンタルパワーのコストに、マルチエレメンタルパワー、フレイマーエレメンタルパワー、そして、ブレイズアノメンスエレメンタルパワーを指定してブレイズアノメンスエレメンタルパワーを発動、この効果により、ゴリアゲルの効果の時限を次の戦闘終了時にまで短縮し、戦闘後効果封印を無効化し、このままカンテーラビクトリーの効果を発動!!」
 「最後の技の名、お前が決めていいぞ」
 「なら・・・ビクトリービィッディングで」
 「オーケー、なら行くぞ・・・」
 「ビクトリービィッディング!!」
 「ビクトリービィッディング!!」
 
名・ブレイズアノメンスエレメンタルパワー
概・R リサイクル コスト0 エフェクト・属性
発・コストで表になった時・自任意・このターンのみ・条文の頭に指定:
条・主対象:一・相手のこのターン発動した
        オーバー・オーブ・オーバックスの効果、
      二・一の効果を受けた、カテゴリに「属性」という言葉の入った
        自分のオーバー・モンスター
   主対象単体であるため全対象とする
効・第一効果:主対象一の効果時間を
       このカードの効果中までに変更する
文・炎が、相手の力そのものを焼く!
 
名・勝利への案内屋 カンテーラ・ビクトリー ダブモンNo.22EX
概・OM オーバー 強度4.00 パワー4000 闇属性・勝利
召・チャージゾーン OR×1 R×3
オーバードライブ条件:自分のライフカードが0枚の時
オーバードライブ時発動:カテゴリ3:亡霊を追加する
発・戦闘後・自任意・時限無し・条文の頭に指定:
条・主対象:相手のライフカードが0枚の時
      このオーバーが相手のモンスター・オーバーに勝利した戦闘
   主対象単体であるため全対象とする
 
 カンテーラが剣振り上げ、その中に闇と炎をないまぜにして、伸ばし、
 「たぁっ!」
 思い切り剣を振り下げ、衝撃波として発射、炎の帯を切り裂きながらゴリアゲルに叩きつけ、
 「これで、終わりだ!」
 そのまま宙を上に蹴り、切り裂かれた炎の帯の中を落下、ゴリアゲルをその剣の先の闇と炎の刃で突き切り、大爆発を引き起こした!!
 「グワァアアアア!!」
 チュッドォオオオオ!!
 
勝者:海象 鼓動&カンテーラ
決まり手:勝利への案内屋 カンテーラ・ビクトリー ダブモンNo.22EX
     +バーンバンデエレメンタルパワー
     +ブレイズアノメンスエレメンタルパワー
 
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