札使いどもが夢の跡 ダブモン!!28話07
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「リチャージ」
「リチャージ」
「ドロー」
「ドロー」
「セット」
「セット」
「オープン!」
「オープン!」
「グリブレイ!!」
「ダブモンNo.31、生命の壊し屋、グリブレイ!!」
風の球が落ちて嵐を巻き起こし、その嵐を真っ二つに切り裂いて現れる刃角付きのグリフォン!!
白い鷲の頭と翼の裏、黄色いくちばしと前足、体の後部と翼の上部分は茶色く、
額にある刃角は透明で四光星に少し膨らんでいる両刃の刃・・・
「ライソニ」
「ダブモンNo.478、雷迅の馬方、ライソニ」
紫の馬が雷を周りに幾度も起こしながらかけてくる!
紫色の葉っぱの形をした水晶を尾毛に、幾枚も鬣に付け、風になびかせ走ってくる・・・
「『グリブレイのコストにマルチエレメンタルパワーとマルチプルエレメンタルパワーてとマルチアサリスエレメンタルを指定』」
「『ライソニのコストにマルチアブリスパワーエレメンタルとマルチクリスブパワーエレメンタルとマルチアリタスパワーエレメンタルを指定』」
「1番戦闘!!」
「1番戦闘!!」
パワー2800のグリブレイとパワー1500のレッドドッグが睨み合い、互いに相手に向かい、グリブレイが飛んで、レッドドッグが駆け、向かう!!
グリブレイの前足が襲い掛かると同時に、レッドドッグが跳躍して噛みかかる!!
しかし、グリブレイが大きく後ろに下がるように翼を動かし飛び避け空振り、
そこにグリブレイが額の刃角を振り下ろす!
と、青年が右手を大きく前に出し
「『ライソニの効果発動!レッドドッグのパワーを1400上げこれでパワー逆転!!』」
「『デヴァルチャで相殺!!』」
ライソニが駆け出すもデヴァルチャが両翼羽ばたかせ発生させた砂嵐に阻まれる!
だが、青年の宣言のその声と共にレッドドッグがグリブレイの額の刃角を何とか右に避ける
掠る刃、レッドドッグは驚愕したかのように一瞬目を見開くが、
隙を見逃さず、レッドドッグが炎を吐く!
「『手札からマルチプレイクビジョンパワーエレメンタルを発動!!レッドドッグのパワーを上げパワーを逆転し、デヴァルチャをトラッシュに送る!!』」
燃えるグリブレイ、慌てて翼を前後に動かし空に逃げようとするもレッドドッグが跳びつき噛みつき捕まえ、
大きな尻尾を回してその反動でグリブレイを一回転まわしつつ地面にたたきつけ、
そこで口内に火炎を溜めての至近距離火炎バーナー!!
グリブレイが爆発し、消滅する!
「さらに、『レッドドッグの効果で次に発動する相手のコスト0の戦闘前リサイクルを無効化しつつ2番戦闘!!』」
パワー1400のデヴァルチャにパワー2400のライソニが駆ける!
そして、空飛ぶデヴァルチャのその真下で止まりいななきと共に周囲にいかづちが落ちる!
デヴァルチャは翼を大きく動かし砂嵐を起こし雷をかき乱す!
が、ライソニが砂嵐の勢いを利用し駆け飛ぶ
その勢いでデヴァルチャに体当たりを叩き込む!
吹き飛ばされるデヴァルチャ、追うライソニ、
デヴァルチャに追いつきいななきがほとばしる!
落ちる雷、飛ぼうとするデヴァルチャ、
だがそれは間に合わず、
雷が落ちデヴァルチャにぶち当たりデヴァルチャは感電爆発!消滅する・・・
「さらに、追加攻撃!」
レッドドッグのがこちらに炎を吐いてくる!!
「おっと」
カンテーラが俺の前まで飛び
炎がかすりながらも刃で炎を切り裂く!
「大丈夫か?」
俺の声にカンテーラは顔だけこちらに向け
「おう!」
と軽く返事を返す
「ターンエンド」
そこで来た青年の宣言に俺は青年の方に顔を向け
「ターンエンド」
即座に返す、
押されてるな・・・
だが、まだ何とかなるはず・・・
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