バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

魔法ある世界・・・ ダブモン!!19話/20

魔法ある世界・・・ ダブモン!!19話20
 
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 「お茶の時間でしょう!何してるの!!」
 「致し方ない・・・事情を説明しに行こう・・・」
 飛んでいった先に有ったのは一定間隔で槍のようになった金属の柵に囲まれた大きな屋敷・・・
 赤いレンガを積み階層や窓周りが白い継ぎ目、青い三角屋根が特徴的な横長凹型の屋敷だ・・・
 その正面の庭先に飛んでいく・・・
 飛んでいった先にいたのは、金髪を左右に巻いて、濃いピンクのワンピースを着た女の子・・・
 「お嬢様~」
 そこにマイマジンが飛んでいく・・・
 と、その女の子がこちらを向き
 「あら、マイマジン、その子たちは・・・?」
 「この者たちを今すぐに処刑を!」
 「何を慌てているの?」
 マイマジンの慌て急いでの一言だが、女の子は少し目を見開いた戸惑いの表情を見せていた・・・
 「ぬ・・・?おかしい・・・」
 マイマジンが違和感を抱く・・・とと、その違和感の正体に気付く前に・・・
 「俺達はいきなりこいつにとっつかまったんだ!」
 「あら?そうだったの、」
 女の子が少し口を一文字に結んだ少し威厳のある顔つきでマイマジンを見て
 「マイマジン、今すぐに離してあげなさい」
 「お嬢様、しかし!」
 マイマジンの慌て過ぎて両手を開いて上下に振るような動きをしてまでの再度慌てふためいての言葉、
 対して、女の子は再び戸惑いの表情を浮かべ
 「・・・なぜそこまで」
 「相棒~」
 後方からフリィジアの声!?
 「相棒を離しなさい~!」
 
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