進め！火山遊園地！！ ダブモン！！１２話／１６
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嫌な予感が熱く背中にほとばしる中でもカードバトルは続く・・・！
「リチャージ！」
「りちゃ～じ」
「ドロー！」
「どろ～」
互いにチャージゾーンと１番に裏側で・・・
「セット！」
「せっと～」
表に！
「オープン！マグフラッ！！」
「ダブモンＮｏ．１６７、熔岩飛円盤の選手犬、マグフラッ！！」
僕の前に溶岩から一体の犬が飛び出して着地！
白い色を基礎に四肢の先や耳に冷えた溶岩のような色の毛皮が配されていて、
背中に大きな溶岩の腕を持ち、そこに持ったマグマの円盤を投げ、自身で跳躍してその口にくわえる！
しかし、怪物は意にも介さずに口元をゆがめ
「ふっふっふっ～バサラマンダ～」
周りの溶岩が一気に赤に染まっていく！
そして、一気にマグマから炎が吹き上がり、一緒に両腕のみを持つ赤き蜥蜴のような竜のような存在が一緒に噴出して現れる！
それは、全身の関節から赤い炎をバーナーのように噴き出して所狭しと飛び回り、怪物の前に降り立つ・・・！
「ダブモンＮｏ．４９５、婆娑羅爆の侍大将、バサラマンダ！！」
怪物は得意げに手の平を上にしつつ左右の腕を外側に伸ばしながら
「僕からのサプラ～イズ！伝説のダブモンのお出ましだよ～」
炎で飛ぶ赤き蜥蜴が大口を上け吠える！！
あれが・・・伝説の・・・ダブモン！バサラマンダ！！
「コストは侵略すること火の如し、速攻延焼エレメント、ファイアレストレイザーエレメント、ファイアバニッシュエレメント、バーティカルフレイマーエレメント、ブルーフレイムバージョンアップエレメント！」
「マグフラッのコストはマグマブラスエフェクターエレメント！」
「バサラマンダの効果を発動！『コスト１以下のリサイクル、スマッシュ、インヴォークの効果を２回相殺扱いでむこう～』！バサラマンダ、１番戦闘！！」
バサラマンダが飛んで右腕を振り上げ、マグフラッに襲い掛かる！
マグフラッは何とかその振り下ろしを自身の背の腕で受け止めるも、徐々に徐々に押されていく・・・
「マグマエレメンタルパワーとマグマヒューズシールドエレメンタルで相殺！！」
くそ！パワーが足りてない、相殺されるだろうし、もう手が無い、パワー差がありすぎる！！
マグフラッが吹き飛ばされ、バサラマンダがその先へと一気に回り込む！
さらに、その背より右アッパーで大きく打ち上げた！
空中でバランスを取り拳を構えるマグフラッ、
対して、背方向の炎を全開にして一気に飛びながら右拳を上げるバサラマンダ、
空中で振るわれぶつかる拳と拳
マグフラッは吹っ飛び、空の彼方で
「せんとうごたいみんぐ、炎撃烈破！！～『この効果によりマグフラッとエンユフォを入れ替え、さらにそっちのチャージゾーンのカードを１枚表に、表にするのはマグマネッパレンサエレメントを指定』～」
な！？
バサラマンダがエンユフォの方に飛んで行って掴み、そこから一気にマグフラッが飛ぶ先に行き、
エンユフォをマグフラッのクッションにして爆発消滅させた！？
対してマグフラッはこちらの方に飛んできてなんとか着地する・・・
その間にもガスダインがウツガタボにとびかかっていく！
が、バサラマンダのとっさの一吠えにガスダイン翼の間の炎の先が赤く燃え上がりさらに加速！！
ウツガタボが土を吐いて固めようとする、
だが、それすらも突破して一気に近づく、
ウツガタボが首を引っ込めようとも遅く、
ガスダインはウツガタボをくちばしでつかみ取って引きずり出し、
そのまま壁に叩きつけ爆発、消滅させた、
でも！
「でも・・・３番戦闘！！」
エンユフォの破片が怪物に降り注ぎ、
その翼端が怪物に当たる！
「ターンエンド！」
「ターンエンド！」
伝説のダブモン、僕にもどうにかできるだろうか？
いや、皆もできたんだ、絶対にどうにかして見せる！！
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進め！火山遊園地 ダブモン！！１２話１９
