バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

トークミング!!/18

トークミング!! 18
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第18話 夜空と輝き
 
 満月が大きく映る夜空・・・          いやぁ、星がきれいだわぁ・・・
 現実世界と連動しているのであっちも夜のはずだ・・・           ねぇ
 「こんなところで何してるの、雅ちゃん?」
 空の向こう、ここより高き                    ビルの屋上で
 角が斜めにかけたような別のビルの上の手すりに座って    私を見上げ見るのは
 満月を背景にこちらを見るのは美穂ちゃん・・・            雅ちゃん
 ミニスカ―トの足に金髪と白に               焦りと覚悟の表情が
 満月の夜空が映えている・・・             月の光に反射する・・・
 「あなたこそここで何をしてるの?                ふふふ・・・
  美穂ちゃん、いいえ、それはトークミングとしての名前かしら?」  あらあら、
 「あら、気付いていたの・・・」
 美穂ちゃんが楽しげに笑う          雅ちゃんの口元が一文字に結ばれる
 「でも私も気づいていたのよ、あなたは・・・」
 「あら、あなたに紹介されなくてもいいわ、
  私は、ヴァンパイアと悪魔のハーフ・・・」       そして私は天使・・・
 私は背より、大きく蝙蝠のような翼を広げる・・・        揶揄では無くね
 「そう、冥令、雅・・・」                   雅ちゃん、でも
 「あら、悪魔としての名は言わないの?」
 「真名を知られるのは好きじゃないの、あなたもそうじゃない?」  真名か・・・
 「ま、それもそうね・・・」
 美穂ちゃんの背中から大きな天使の翼が広がる・・・   ああ、気持ちがいいわぁ
 「さぁ、戦いを始めましょう・・・
  光の使徒と闇の眷属が出会えば、そこに戦い以外の選択肢は無い・・・」
 「いいでしょう・・・」                      ふふ・・・
 そして、私と美穂ちゃんは・・・デッキケースを取り出す!
 「2T1S5T!!ブラックステルスエフェクトルール!!」
 「2T1S5T!!ブラックステルスエフェクトルール!!」
 目の前に現れた光の板と闇の板にデッキケースを置くとカードが分散!    準備
 山札より互いに5枚のカードを引くと準備が整う!           完了!!
 「カードバトル・・・」
 「カードバトル・・・」
 「スタート!!」
 「スタート!!」
 
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