バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

スマートフォンサイコパス/4

スマートフォンサイコパス 4
 
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第4話 仕事
 
 さぁ!ここが私の部屋だ!
 水色の大きな壁面マンションの一室!
 その前に私は立っている、
 なんと、玄関口とオートロックがあって、防犯面も完璧!
 最初は親は渋っていたものの、バイトするからと渋々承諾してもらったのだ!
 荷物はすでに運び込み済み!
 って言ったって、スマホと学業関連に服やら食器やら必要最低限の生活品のみだけど、他は買えばいいし!!
 私はカギを開け部屋の中に入る、シンプルなワンルーム、当然風呂トイレエアコン完備・・・
 ・・・なぁんて、浸ってる場合じゃないや・・・
 急いでバイト口を作り上げる、
 壁際の黒い着くとセットの椅子に座りそこに置いたここにきて買ったパソコンでちゃっちゃっと横に置き無線でつないだスマホにボットを設定、
 設定した企業の悪口をネットから拾い上げ言いふらすビックデータ収集捏造系ボットである、
 これを作るのに一週間かかった
 ちなみにこのスマホ、私が私用で使うのとは別にである、
 ・・・仕事と私用のスマホを一緒にしたらいつ何が漏れるかわからん・・・
 ターゲット企業を100個に設定、ネガキャンを言いふらすようにスマホを設定、
 海外サーバーを様々なルートで通すことでここまでたどり着くことは容易ではなくしている、
 ・・・引っ越すまでにすでに10社、私の方に仕事を依頼してきている・・・
 ネガキャンを徐々に引っ込めて別の企業に移すだけだ、とはいえ、ペーパーカンパニーだろうと会社が無いとまずい、
 後20社程度引っ掛かれば資金は事足りる・・・
 ・・・と、今日はこれぐらいか・・・
 私は椅子を立って、緑のセーターと薄ベージュの長ズボンに着替え、床に置いてあった鞄を持ち、
 そして、玄関を開けて近くのスーパーマーケットに出かけて行ったのだった・・・
 
 P.S.ちゃんと鍵は閉めたよん☆
 
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