オイレンのラノベもどき置き場

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベもどきを置いていきます。

戦獅の咆哮/10 カードゲームライトノベルWカードFu

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カードゲームライトノベル Wカードフュージョン8話 戦獅の咆哮10

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 こっちの方に向かってきた!!
 カーディンがとっさに僕の前に出て両手でレオリングのたてがみを掴み、抑え込む!!
 「このっ!!」
 「グルォ!!」
 ということは僕の相手は向こうか!
 裏に返すカードがチャージゾーンにないのでこのまま、
 「リチャージ!」
 レオン君が右足を前に出してこっちに飛び蹴りかましてきた!?
 後ろには病院があるのに!?
 「しまった!!」「グルォオオ!!」
 カーディンは暴れるレオリングを抑えるのに手いっぱい!!
 「ちぃい」
 ええい!背に腹は代えられない!!
 誰か怪我したりしませんように!
 レオン君の跳び蹴りを右手で山札の一番上のカードを引きつつ病院の入り口側に避ける!!
 「ドロー!」
 レオン君の跳び蹴りが病院の壁を直撃する!!
 ズドォオン!!
 病院の中の様子が気になるが、今はカードを置かなきゃ!!
 今引いたのはスライスフィッシュ&フィッシュボーンスープ!
 とりあえず左手の手札に加えて、
 よし!反撃開始だ!!
 右手で左手の手札から一枚のカードを引いて1番に裏側で置き、
 続けて、左の手の手の札からもう一枚カードを引き、チャージゾーンに裏側で置いて、
 「セット!」
 「避けられたか・・・」
 病院に空いた穴からゆっくりとレオン君が出てくる
 「だがっ!!」
 次の瞬間、レオン君が右拳を握って振り上げこっちに突進してきた!
 そして、その右拳を突き出してくる!
 あわてて道路の側に避けると、続けて左回し蹴りが飛んで来た!
 後ろに跳んで回避すると上に跳びつつの急降下蹴り!?
 これを後ろに大きく跳んで避けつつ右手で1番に裏側で置いたカードを持って表に!
 「オープン!!バトルマシンズ カーディン カーモード!!」
 レオン君の跳び蹴りが足元のコンクリートを砕く!
 ズガン!!
 「チェーンジ!!」
 次の瞬間カーディンの両肩が上に頭を隠しつつ閉じ、両腕が180度回りながら両腕を上げるように上に収納され、
 腰が180度回りつつ向こうの方を向き、両足が思いっきり曲がるようにして後ろにいき、後部を形成、
 向こうに向いた胸部のパトライトが上下対象となるように下から振り子が上がる感じでパトライトが上がって行き、カーディンがX型のパトライトが特徴的な完全なパトカーとなりながら
 こっちに向かって倒れ、走り込んできた、ってええ!?
 慌てて病院側右手の方に走り、病院の入り口のガラスを背に貼りつく!!
 「おい、どうし」
 レオン君をカーディンが後ろから引いて吹っ飛ばした!!
 ドグォ!!
 うわぁ、これは・・・ん?
 背にしたガラスの向こうから、病院の内部が見える、
 見ると、入口の待合室、そう、薄緑の壁床天井に丸い柱の脚付きの四角く茶色いクッション椅子が並べられ、
 そこかしこに受付やエレベーターや階段の入り口が見える待合室、その待合室には、誰一人、人がいなかった、
 よく見てみればさっきレオン君が開けた穴もどっかにあるはずだが、
 どうやら、待合室からはもうすでに人が避難しきってしまったらしい、
 だが、恐らくは、待合室以外には、まだたくさんの人が病院内にいるに違いない、戦いが始まってから、まだ十分と経っていないのだ、
 と、カーディンが僕の方にUターンして僕の前の方に止まり
 「双歩、病院を背にして戦うのはまずい、あの二体は特に病院を狙っているわけではなさそうだし、極力、病院から離れて戦おう」
 「うんそうだね」
 「グルォオオオ!!」
 ここでレオリングが追ってきた!!
 「それじゃあ、カーディン!!僕は極力病院前道路の中心に移動して、道路の方に、出来る限り攻撃が行くように誘導する」
 「わかった、警察に連絡して、この辺り一帯を交通封鎖してもらおう」
 カーディンが大きくおおきく左半身側に曲がって迂回、横からレオリングを狙う!
 レオリングはこれを察知したのか立ち止まりつつカーディンの方を向き、右前足爪を振り上げ振り下ろす!
 だが、カーディンはここで急停止!レオリングの爪から間一髪逃れる!
 よし、今の内!
 前方左の方、病院前道路のカーディンとレオリングがせめぎ合ってる側反対中心の方に走り込みながら、
 バトルマシンズ カーディン カーモードのコストとしてチャージゾーンからこのターン、裏側表示で置いたカードを右手で表に!!
 「僕はバトルマシンズ カーディン カーモードのコストとして、バトルマシンズ カーディン ロボモード Vol2を指定!!」 
 緑の画面でも、飛刃獅子 ザッシュトルネードレオのコストとして二枚のカードが表になる!!
 表になったのは獅子アタック!!パワーエネミーアタック!!と爪銃獅子ズ・レオグレイツ、
 そして、すぐに爪銃獅子ズ・レオグレイツが自身のコスト軽減効果でか、裏に返る、
 よし、向こうに召喚できるカードは無い!!
 爪銃獅子ズ・レオグレイツも召喚できるだけの裏側表示のカードが向こうには無いしね、
 今、爪銃獅子ズ・レオグレイツのカードは裏になったけどっ!!
 よっし、それじゃあ、表にしたバトルマシンズ カーディン ロボモード Vol2のカードを右手で、バトルマシンズ カーディン カーモードのカードを左手で持ちつつ、
 バトルマシンズ カーディン ロボモード Vol2のカードを1番に置きながら、
 バトルマシンズ カーディン カーモードのカードをチャージゾーンに裏側表示に返しながら置く!!
 「グルォォオオオオ!!」
 いきなりレオリングが大口を開け、その四本の牙でカーディンに噛みつきにかかる!!
 「プログレス、チェーンジ!!」
 カーディンが叫び、前部を扇状に開いて再び両肩にしつつレオリングの牙を避け、その開いた部分から頭が出て、額に着けたパトライトと羽のエンブレムがきらりと光り、
 続けて、レオリングがその右前足を振り上げ、出したばかりの頭に向かって叩きつけてくる!!
 そこで後部が曲げていた足を伸ばすように外装ごと伸びで地に当たって宙に跳び、レオリングの爪が頭の右端と右肩にかすりながら宙に跳ぶ!!
 レオリングは右足を空ぶりつつ跳んだカーディンの方を見上げ、自身も跳躍して噛みつきにかかる!!
 ここで足を下にしつつ腰が高速回転して両足を大きく前後に開いたけりでレオリングを弾きつつ、結果的に180度回転の場所で止まり、
 さらに、レオリングが地に着地しつつそこで両肩から脇を閉めるように両腕が出現、180度回転してタイヤの部分が外側になりながら脇をきちんと閉めて両腕となり
 胸の部分のX字のパトライトの下二つが根元から振り子が上に上がるように体の方に上がって収納され、胸のパトライトが緩いV字のパトライトとなりながらパーポーパーポーと赤く光りながら鳴り、
 レオリングが着地際を背後から狙って突進をかけてきた!!
 「なんの!!」
 カーディンがいきなり左手を後ろに出してレオリングを僕から離すように弾きながらその反動で僕の方に飛んで来て僕の前に着地!!
 力強く、その右拳を前に出した!!
 「来いっ!!」
 突如、病院の入り口の方からレオン君の声があたりに響き渡る!!
 見ると、いつの間にかレオン君が病院の入り口に立っていて、
 遅ればせながら右手を上げ、何かを呼んでいるのが見えた!!
 なぜか、激しく嫌な予感がした、そう、上から鉄の塊が迫ってる感じ、
 とっさに左手側の方に跳ぶと、元いた場所に後ろから濃青の金属の爪が振り下ろされ、地面に突き刺さる!!
 ズガァ!!
 「なにっ!?」
 思わずカーディンが振り返ると同時に、僕も爪が来た後ろの方に振り返る、
 そこにいたのは、濃青の獅子!!
 そのたてがみと爪と尻尾の先や胴部は濃い青に染まり、
 鋼で出来た関節部や顔や尻尾を持ち、赤い機瞳を持つ、
 「このっ!!」
 カーディンがとっさに新たに来た獅子の方に向かって走り込んで両手で抱え後ろのレオリングの方に振り返りながらそちらに向かい投げる!!
 「やはり、不意打ちは効かないようだな、レオッ!!」
 「グルォオオオ!!」
 レオリングの雄たけびが響くと、投げられた濃青の獅子の尾が上に折りたたまれて顔が下の方に向かいつつ四肢が外側に向き右前足と左後ろ足の先が上下反転、そこから四肢が前後左右に向き、
 獅子の頭が中央に付いた手裏剣のような格好になり、
 その四肢の一つをレオリングが口で受けつつ受け止め、そのままレオリングが宙に跳びつつ横に一回転して逆にその獅子手裏剣、ザッシュトルネードレオ、ザッシュをカーディンの方にぶん投げてきた!!
 そこにレオン君も走り出してくる!!
 この二面攻撃をどうカーディンはさばくんだ・・・
 そう思った次の瞬間、カーディンは右足を上に振り上げてザッシュを上に蹴り上げた!
 そこにレオン君がカーディンの足元を狙って走り込む!!
 しかし、カーディンは神速の速さで足を下に下げ、レオン君の攻撃を阻む!!
 と同時に、レオン君が斜め前上に跳び、その右拳をカーディンの顎に叩き込もうと振り下げ上突き出す!!
 だが、そこでカーディンは両腕でその右拳を防御!!
 「まだだ、レオッ!!」
 レオン君の指示を受け、レオリングが上に跳び、カーディンの上の方に吹き飛んでいたザッシュの四肢の一つを口で掴み、
 そのままカーディンに叩きつけてくる!!
 あの技、フルメタルムーブレオリグレイションってカード、多分、その効果で獅子アタック!!パワーエネミーアタック!!のパワーを800上げる効果を発動させてくる気だ、
 でもそれだけならまだ大丈夫、本当に恐れるべきはあのカードの別の効果だ、何とかこちらはカードは使わず、他の手でどうにかしたいが・・・そうだ!!
 「カーディン!後ろに跳んで!!」
 「わかった!!」
 言うが早いか僕は急いで後ろ道路側の方に走り、カーディンが続けて後ろに跳び、何とかレオリングの一撃をかわす!!
 「レオッ!今だ、跳べっ!!」
 「グルォオオオ!!」
 ここでレオリングが下から着地の反動を利用してカーディンに跳びかかり、カーディンの腹にザッシュが突きつけられる!!
 「なっ!?」
 カーディンがとっさに左手でレオリングのザッシュを受け止めるも、徐々に押されていく!!
 画面に突然合金獅子 チタンファングレオの表示が!?ここで合金獅子 チタンファングレオの効果が発動すれば、爪銃獅子ズ・レオグレイツのパワー分、1200が加えられ、一気にカーディンはピンチになる、
 でも、そうはさせない!!
 右手でチャージゾーンにある前のターンにチャージゾーンと1番に置いたカードをそれぞれ一枚ずつ表にしつつ右手を前に出し宣言!!
 「僕はバトルマシンズブースト Voの効果を発動!!合金獅子 チタンファングレオの効果を相殺!!さらに、そこから相殺効果・臨魂の効果を発動!!合金獅子 チタンファングレオの効果を相殺したまま、バトルマシンズ カーディン ロボモード Vol2のパワーを300上げる!!」
 「はぁっ!!」
 次の瞬間、カーディンがいきなりその左手のザッシュを押し返しつつ、
 右拳を瞬時に振り上げレオリングの顔面に叩きつけて吹っ飛ばした!!その衝撃からか、レオリングの顔面のチフレにひびが入る!!
 ズガァ!!
 いよっし!!
 「レオリングっ!?」
 レオリングが向こうに向かって吹っ飛ぶ!!
 そこにカーディンが走り込んでいく!
 レオン君は瞬時に僕とカーディンを見比べ、カーディンを追って行った!
 さらに、カーディンがレオリングの前で左手のザッシュを振り上げ、
 「させん!!」
 レオン君がカーディンの左手に向かって跳び蹴りをかまし、その蹴りがカーディンの左手親指根元に炸裂してカーディンはザッシュを取り落す、だがっ!!
 「いいや、これだけではない!!」
 カーディンがいきなり跳躍、右拳を上げ、
 そのまま落下しつつ向こうに仰向けになったレオリングの顔に上からその右拳を叩き込んだ!!
 ズシャア!!
 そのままカーディンは着地しながら再度右拳を振り上げ追撃をかけようとする
 対して、顔面にもろにダメージを二回受けたレオリング、いや、レオリングの顔面のチフレのひびが一気に上下に拡大してチフレが割れ、爆発!!チフレが消滅した!!「はぁあああ!!」「でりゃぁあああ!!」
 そこにレオン君がカーディンの左半身側に走り込んでカーディンの胸部に向かって跳び蹴りを吹っ飛ばしてきた!!
 慌てて左手一本でこれを防ごうとするカーディン、
 だが、体勢が不十分だったせいか、左腕一本では受け切れず、両足で床のコンクリートを削りながらこちら少し病院の側に吹っ飛ばされる!
 「ぐっ!!」
 対して、レオン君は飛び蹴りをかました反動で足が上に上がって一回転しつつ床に着地、
 左手の方からチラリとレオリングを見
 「行けるか、レオリング?」
 と、問いかける、
 レオリングはその問いかけを聞き、慌てて体を病院と反対側の方に転がらせて立ち上がり、
 体を左半身の方からこちらに回しながらそばに転がっていたザッシュをその口で掴んだ!
 「今度は別の手で行くぞ!!レオ、高く跳べ!!」
 レオン君の指示を受け、レオリングが宙高く跳ぶ!!
 一体何をする気なんだ!?
 そんなことを考えている間にも、レオン君が後方放物線を描くようにレオリングの後ろに向かって跳び、
 その左足でレオリングに回し蹴りを叩きつける!!
 すると、その蹴りを受け、レオリングがコマのように回り始めた!!
 「は・・・」
 「え・・・」
 ザッシュを外側の刃として周るその姿に、僕とカーディンはしばし呆然とし、
 レオン君がレオリングを右足で蹴り、レオリングを回転させたままカーディンの方に吹っ飛ばす!!
 「ちょっ!?」
 慌ててカーディンが両腕で防御し、回転レオリングがカーディンの両腕にぶつかる!!
 その回転状の衝撃波がこちらにも伝わり、バトルマシンズ カーディン ロボモード Vol2のカードが緑の板中央少し左側の2番に移動した!!
 「なっ!?」
 僕が驚いている間にも、カーディンはそのまま少しの間回転レオリングを両腕で防御する、が、両腕は徐々に削られていって、しまいには後ろ病院に少し近づく角度に吹っ飛ばされた!!
 「カーディン!!」
 思わずカーディンに駆け寄る、
 しかし、カーディンはあまりダメージを受けた様子もなく上半身を上げ、悔しそうに
 「くそ、油断した!!」
 ごちる
 「さぁ!!もう一発だ!!」
 な、もう一発!?
 思わずレオン君の方を見ると、レオン君がレオリングの左側で僕達を見下すように笑っている、
 いや・・・んなこと言われても・・・
 「そのレオリングの様子で二発目撃つ気?」
 「なにっ!?」
 レオン君がレオリングの方を見た瞬間、四肢で立っていたレオリングが崩れ落ちた!!
 ズォオオン!
 「レオリング、どうしたっ!?」
 いや、どうしたって言われても、地上に着地した瞬間から四肢を微妙にプルプル震わせてたし・・・
 「まさか、平衡感覚機関をやられたのか!?くそぅ・・・」
 と、レオン君が僕達の方を目じりを上げたにらみの表情でねめつけ
 「貴様らのせいだ!!」
 「待ったぁあああああ!!」
 いやいやいやいやいやいや・・・・・・
 「おかしいでしょ、明らかに平衡感覚機関がやられたのはさっきのコマ攻撃のせいだし、それ繰り出したのは君たちじゃん!!」
 「いいや、君たちのせいだ!!君たちが僕達の前に立ちはだからなければ、あんな攻撃を繰り出す必要性も無かったのに!!」
 ええい、らちが明かん!!
 とにかく、カードバトルを進めるっ!!
 緑の画面にダメージ判定!!ライフカードを1枚引いて手札にしてください!!って出てるし!!
 右手で一番右側のライフカードを持って、引くっ!!
 出てきたのはバトルマシンズ スケルトンキューブ!!
 とりあえず、今は使わないけど・・・
 と、レオリングが四肢をか弱くプルプル振るわせて立ち上がる、
 そして、それを見たレオン君が目じりを下げた心配そうな顔に変わった
 「よかった、時間稼ぎのかいがあったようだ・・・」
 「おい」
 本当に時間稼ぎだったんだろうな・・・
 
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