バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

岩で鳴く音 ダブモン!!17話/21

岩で鳴く音 ダブモン!!17話21
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
f:id:OirenW:20210907183310p:plain
 
 「ま、いいや、とにかく、君達の望みは?」
 「ここを抜けること・・・だな」
 「だな」
 俺の男を警戒しつつの言葉にカンテーラが同意する
 そこに、男が一瞬の間を挟み
 「残念だけど、って言ったらどうする?」
 ふむ・・・
 「・・・こっちにはカンテーラがいる」
 「力ずくで抜けられるってことだ」
 補足ありがとなカンテーラ
 「ま、血まみれなのは勘弁だからね、そこで、この世界の流儀で行こうじゃないか?」
 この世界の流儀・・・?
 と、向こうがデッキケースを前に出してきた!?
 濃い藍色で金の紋様が入っている・・・
 「カンテーラ、行けるか?」
 「いいだろう」
 言って、カンテーラが前に出る
 「ん?」
 何か感づいたように遠く先を見るカンテーラ
 なんだ?何を感づいたカンテーラ?
 「何か嫌な感じが・・・」
 嫌な感じが・・・?
 と、そこで俺の前に斜め前に緑の板持つ黒い革の板が、男の前に藍色の板が現れる、
 いや、とりあえずこっちが先か・・・
 俺と男がそれぞれの板の中央にデッキケースを置くと、デッキケースが左側に行き、
 デッキケースからデッキが外れ、シャッフルされて山札となりつつその左側にデッキケースが上下反転しながら置かれ、
 俺と男は山札から五枚のカードを引いていたの手前に置きライフカードとし、
 続けて同じ枚数のカードを引いて左手に移し手札とする、
 「さぁ、行くよ?」
 こっちも準備OKだ・・・
 「カードバトル・・・」
 「カードバトル・・・」
 スタートッ!!
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――