バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

煉瓦の聖都 ダブモン!!14話/14

煉瓦の聖都 ダブモン!!14話14
 
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 街の入口より陽光を背に受けてゆっくりと歩いてくるアグニス・・・
 そこに立ちはだかる槍を持ち、フード付きの白マントの下に鎧を隠した僧兵団・・・
 「どけ」
 アグニスが右手に闇を宿し、一気に振るうと、その闇の衝撃波が一気に僧兵団を襲い、その半分が吹っ飛ぶ!
 うぉおおおおお!!
 残りの半分が槍を構え突っ込んでいき、後ろより弓矢が飛ぶ!
 矢が先に到達し、
 「遅い!」
 地に闇の手を叩きつけると、闇の力が噴出し、矢を弾く!
 「どうやら、あらかじめ持続系の魔術を右手にかけてたらしいですねー」
 あ、なるほど・・・
 そこで槍の一団が到着し、その槍を突き出す
 「ふん!」
 一気に姿勢を低くし、正面に突っ込み、その右手を僧兵の一人に叩きつける、
 お、右手の闇が無くなってる・・・
 すぐさま僧兵は後ろに距離を取り槍を一気に突き出していた!
 そこでアグニスが一気に跳躍し、その槍の上に乗る、
 あ、なんか口が動いてるな・・・
 が、そこに矢が一気に降っかかる!
 自分の届くものだけ的確に右小手で払い左足で蹴り払う!
 ・・・えげつないなー・・・
 と一気に周りに闇が噴き出し僧兵と矢を吹き飛ばし、その闇の外側寸前にいた僧兵に闇が大きく宿った右手を叩きつけ、
 そこから右手から闇が噴出、巨大な闇の手を形成し、その手を周りに一気に振りかざし、残った僧兵と弓兵を吹き飛ばし、その勢いで叩きつけていた僧兵も放り投げる!
 放り投げられた僧兵が壁に激突!
 そうして、こちらの、大聖堂の入り口にまで歩いてきて、前方で立ち止まり、余裕あるような眼で見る、
 少し段のある入り口の前で思わず対峙し、口を開く・・・
 「よく来たわね・・・」
 「ほう、貴様がここの門番ということか・・・」
 「まぁ、そうなんだけど」
 「四葉さんは傷つけさせないですよ・・・」
 ウィルピーが前に出ると同時に、アグニスの影より、ネクロスが現れた・・・
 「さて、ちゃっちゃとやっちゃいしょうか・・・」
 「いいだろう・・・!!」
 互いにデッキケースを前に出す、
 私のは黄色い基礎に黄色宝玉の物、向こうは濃い紫の基礎に紫の宝玉のものだ、
 私の前に光の板が斜め前に緑の小型の画面が出ると同時に、向こうには黒い革の板が斜め前に画面付き、で出る
 「ルールは?」
 「2T1S5Tルールだ!」
 互いにデッキケースが左の方に行きつつデッキがデッキケースから外れてシャッフルされ
 そこに置かれて山札と化し、デッキケースがさらに外側に行って上下反転して置かれつつ山札の上から右手でカードを引いて左手に計五枚移して手札とする、
 そして、お互い準備ができたか目視で確認して睨み合い・・・
 「カードバトル」
 「カードバトル」
 「スタート!!」
 「スタート!!」
 
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