トークミング！！ ８
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第８話 弾幕ゲーム ランブルジャム 対戦編
「いい？そっちは赤でＷＡＳＤで移動、 対戦だ！！
こっちは青で十字キーで移動だからね、移動速度調節は使えないから」 美穂ん赤
「りょうかい」 雅ん青
雅ちゃんの言葉が終わると同時に画面の中央に紫の あれ？
三角が出てくる 赤も青も無いよ？
「・・・紫・・・」 ・・・紫・・・
「同じ場所にいると重なって色が混ざるから」 初期位置同じ！？
向かって来るのも紫の弾のみ・・・ 画面も一緒！？
と、青の三角が右に移動して現れ、同時に赤の三角が現れる この中で
あ、ほんとだ、自機が分かれた・・・ どう戦うのか、弾も撃てないのに・・・
「三分の間にどれだけステージを進められるかっていうルールで ふむふむ
受けると弾とステージのスピードが落ちるから、 受けると距離が開いちゃう
同じ色か色の混ざった弾のみ避けるのよ」 ってこと？弾は透過した色みたいだね
なるほど、こっちは赤と紫の弾を避ければいいのね・・・ そういう感じ
そうして同じルートで避けていく、 先に落ちるのはどっちだ・・・？
しかし、雅ちゃんはこの手のゲームに慣れていないっ！ お！
上の方でこちらに高速で飛んでくる弾！私は見抜いていたが、 雅んが
雅ちゃんは見抜いていない！ 落ちるか！？
自然と交わす私に慌てて付いて行こうとして被弾する雅ちゃん！ 先に落ちた！！
おし！ さぁ、熱くなってきたよ！！
思わず心の中でガッツポーズする私、 ううむ、意地が悪い！
と弾がようやく赤と青に分かれ、青が少し遅れた動きをしだす・・・ 別れた！？
あ、そっか、雅ちゃんが被弾して これで違う動きが要求されるように
雅ちゃんのライフが減ったから弾も遅くなったのか・・・ なったわけだ・・・
そこで私は動きが止まる、 あれ？どうしたの？
青と赤、紫の弾の群れ ゲームは続いてるよ！
赤に青が遅れ、連鎖し、紫に変わり、被弾によって変わっていく状況、 え？
その弾幕の群れの美しさに呆然と・・・ 僕にはわからないんだけど・・・
「３Ｐで緑が来ればまた色々変わるのよねぇ・・・」 ・・・
あ、そうなんだ雅ちゃん・・・ ・・・
ってああ！私の自機が被弾してる！？ ほら、油断してるから～
結果・・・ 結果・・・
「タイムアップ、私の方が距離が上ね」 うんうん
雅ちゃんに敗北したのだった・・・ これは美穂んの
私は思わず雅ちゃんの方を向き、人差し指を立て突きつける！ 負けだね～
「あ～もう一回もう一回！」 ゴネタッ！？
目じりを少し下げ呆れ顔の雅ちゃん これには僕も苦笑しちゃうよ
「いいけど、そろそろ店長に断りを」 まぁ、もう一回ぐらいならいいよね、僕も
ゴッ！
突如として私の後頭部より強烈衝撃が走る、 ゴッ？
ガシャ！ ガシャ？
そして、後ろ脚元よりプラスチックの何かが床に落ちる音・・・ 一体どうしたの？
振り返ってそちらの方を見ると、マウスが床に落ちていた・・・ マウスが？
先程、マウスを動かしまくってレースゲーをやってたところのマウスだ・・・ ああ
私は正面にいたそのレースゲーをプレイしていた 熱中しすぎて手が
今現在進行形で手の平をを慌てるように 滑ったのかな？
口に向けたワイヤーフレームの男の方に顔をゆっくりと向け・・・ これはいけない
「なにしてくれとんじゃ～！！！」 あらららら・・・
「てんちょ～お客さんがまうすこわした～」 雅んの珍しい猫かぶり声
「んだとゴラァアアア！！」 店長怒って乱入！！
・・・かくて・・・ かくて・・・
店内は大混乱に陥るのだった・・・ ミヤ君がかっこいいのでいいねく～ださい！！
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トークミング！！／８
