バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

トークミング!!/15

トークミング!! 15
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第15話 大爆走!!アニマルゴッド!!
 
 「まず最初の対戦相手は僕だな」               ま、妥当か・・・
 鋭貴くんが前に出る                   鋭貴対美穂っと・・・
 「僕は狼を選ぶ」                         この二人、
 上が灰色、下が白い毛皮の印象の鋭い狼・・・        友達っぽいんだよね
 「私は猫!」                      それ以上でも以下でも
 桃虎縞に変更した猫                      ないっていうか
 ランダムでフィールドが選ばれる、場所は・・・オリンポス天空神殿!!  なんて
 神殿が中央にあり、岩のコースが                 いうか・・・
 宙浮く巨大な岩の島とそこかしこに浮く岩を繋げ取り巻くコース・・・  そういう
 岩は繋がった物だけでなく細かいものもそこかしこに浮いている・・・ ロマンス?
 そんな島の上、神殿を後ろにして、               みたいなもんは
 たくさんの動物が並ぶ、                 感じないよねぇ・・・
 私と鋭貴くん以外はコンピューターだ、     と、二人が選んだ動物になって、
 勝負は三周・・・                      位置に付き・・・
 3、2、ここでアクセル押しっぱ、1、スタート!          スタート!
 一気に走りだすが他にもスタートダッシュに成功したものが多い!    お、速い
 トップに立てない!トップは鋭貴くんの狼! スタートダッシュ成功したのか・・・
 待て焦るなエネルギーが溜まるまで待て・・・              さすが
 足跡に残るエネルギーを溜めつつ、1ゲージ目が最大まで到達、    レースゲー
 最大速はこれ以上上がらないはず・・・      このゲームやったことあるの?
 しかし、前には猫以上に最高速が多い輩も多い・・・   ネコは失敗だったかな?
 第一カーブを徐々に下に下るように円形に回り、         最高速高い方が
 オリンポス天空神殿島の横に開いた洞窟へと突入する!        有利そう?
 このコースはここと神殿を通る8の字のシンプルなコース・・・ テクニカルコース
 ここだ、前の熊にロックオン!           ってわけじゃないっぽいし、
 ロックオンして大きなひし形と小さいひし形が画面に現れ、     ロックオン?
 大きなひし形が徐々に小さくなり、小さいひし形に重なる!     何する気だ?
 そこで私の猫が跳躍!熊の額を踏んで跳ぶ!               おお!
 おっし、これで順位が上がった!!           なるほど、後ろからでも
 そのまま洞窟を抜け、大きく曲がって神殿に突入、その先で二週目に突入!  逆転
 二週目はほとんど何も無し、だが、確実に分身達を率い、  する方法があるのね、
 鋭貴くんに追いすがる・・・               アイテムだよりでなく
 三週目、第一カーブ、洞窟、第二カーブを抜け、神殿の裏口に!  いつでも使える
 「くそ!離せない!」              ってことは敵もいつでも使える
 離されるもんか!こんなショートカットもほとんどないステージで!! ってわけで
 行け、私の分身達!                 注意しなきゃいけないわね
 ゲージを溜めて出現させておいた分身達を解き放つ!        って分身!?
 青は鋭貴くんの狼の方に向かい、                      青
 赤のおかげで速度が上がり、                        赤
 緑は確実に私を包みバリアと成す!                     緑
 青で鋭貴くんの分身をあらかた片付け、しかし、分身はまだいる! 三色いるの!?
 鋭貴くんはこのまま逃げの姿勢か?だけどな・・・!     鋭貴くん先行・・・
 私は分身に当たらないような位置からロックオン!            お!?
 そのまま猫が跳躍、鋭貴くんの狼の額を踏んづける!        踏んだぁ!!
 「しまっ・・・」                           ・・・
 鋭貴くんが気付いた時にはもう遅い、                 うんうん
 私が一位でゴールしていたのだった・・・       最後の最後に二位から逆転
 「それじゃ」                  狙われにくいレースの定石です
 「次は私達が相手よ」                          で、
 二対一か・・・いいだろう!                次は二対一か・・・
 場所は・・・コンクリートシティ!            街系のコースか・・・
 「私はプレイヤー変更無し」                     猫のまま
 「それじゃ、私は狐を神化!稲荷大明神!!」              ・・・
 黄色いキツネが光り出し、光が縮小しながら姿を変える・・・    神・・・化?
 後ろをまとめた長い黒髪の赤い袴の巫女姿、               ・・・
 大きめの尻尾に顔の上半分を覆う狐の面が印象的で         稲荷大明神
 管狐を纏い右手を肩前に上げ軽く右手を広げ足を前に曲げ緩やかに浮いている・・・
 「ええっと、私は、蝙蝠を神化、カマソッソ!!」            ・・・
 紫の蝙蝠が光り出し、光が縮小しその姿を変えた、         カマソッソ?
 豊かな黒髪に丸眼鏡、豊満なボディを包む紫の全身タイツに        ・・・
 腕には蝙蝠の羽のような膜が付き、                    ・・・
 首元には白いファーがある                         出場
 そしてコース、コンクリートシティ、ここは確か、            するの
 斜めO型を無理矢理雨降るビル街に                  動物のみ
 合わせたようなギザギザにしたような直角コーナーばかりのコースだ   じゃない
 そうしてスタート!!                         の!?
 スタートダッシュを大多数が決めるも、前にいた腹滑りペンギンを抜き去り、 神様
 ビル街の合間を一位が磨紫那さん、二位が紫舞さん、三位が私、     相手はき
 にしても、さすが神様(×2)、後に残すエネルギーが潤沢すぎる!! つくない?
 分身がもうマックスになった一気に解き放つ!          でもプレイヤー
 「ぎゃああああ!!」                         変更は
 分身に襲われ紫舞さんが吹っ飛ぶ!                  無かった
 さらに、ビルを壁登りするかのように曲がってショートカット!     んだから
 一気に磨紫那さんの後ろに着きロックオン!      勝算はあるんでしょう多分
 だが、前を低空で飛ぶ磨紫那さんがいきなり振り返る! じゃあ、流行ということで
 しまっ・・ 雅ちゃんが可愛いからいいねく~ださい!(・・・恥ずかしい・・・)
 
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