バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

トークミング!!/12

トークミング!! 12
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
f:id:OirenW:20210804164307p:plain
 
第12話 侍人狼
 
 まぁ、刎ねる前にブラックアウトしてんだけど、血も流れてないし・・・   さぁ!
 天守閣に戻った私達はまた散っていく、       テンション上げていくぞ!!
 しかし・・・姫武者のそばに誰かいた気が・・・     苦無投げのシーンか!?
 てっきり、姫武者が自分の身を守るために誰か言い出すかと思ったが、   だけど
 普通に考えるなら、あれが二人目の裏切り者・・・か・・・        これは
 雨が降って来た、ランダムイベントの一つで室内の剣術道場と   ちゃんと憶えと
 屋根が囲う様についてる弓道場は使えて効果も二倍になるけど、 けって話だぁ!!
 代わりに外の集団訓練場と馬術訓練場は使えない、        天候の解説だ!
 その逆で大掃除もイベントにあってこの場合、           大掃除だ!!
 集団訓練場と馬術訓練場は使える上に効果が二倍になるが、   うちの家も週一で
 剣術道場と弓道場は使えなくなる、          大掃除してるんだけどさ、
 と、あれは・・・?                  クリーナーソフト使って
 弓道場の前、横に石垣のある場所、       キャッシュとか一気に掃除するの
 紫色ポニーテールのくの一・・・?中身はぽんみーてさんの私、  楽しいよね!!
 と、豪華磨紫那さんか・・・             あ!くの一に豪華巫女!!
 そこで豪華磨紫那さんの足が止まる、       くの一の露出度高いなぁ・・・ 
 「大変じゃぁあああ!!」                 水着みたいだよ!!
 またも集められる私達・・・                 あ、集められた!
 「鎧武者が殺されていたそうじゃ!」    うわちゃ~やっぱり狙われたか・・・
 「私とくの一は一緒に居たわ」                   ふむ・・・
 「そうです!」      裏切り者が残り一人だと思うからこの二人は白か・・・
 豪華磨紫那さんとくの一がそう息を合わせる            白なら・・・
 残ったのは私と                           と・・・
 金色の髪に身軽な貫頭衣に背に身に似合わない太刀・・・      ということは
 大太刀の野忍、あれも最近追加されたスキンか・・・      裏切り者確定!?
 中身は心無きさんの美穂さんか・・・              え?私と同族?
 「でも、二人ずっと一緒に居たわけじゃないんでしょ?」 そ、そうだ、反論しろ!
 お、野忍が反論してる             ああ、手の平くるくるな私・・・
 「それは・・・」    同族だからって別に感情的にならなくてもいいんだけどね
 「うん・・・」                    善悪とかは人によるし、
 「いつ殺されたかわからない以上、ここはスキップするのが筋じゃない?」 でもね
 「紫舞さんはどう思いますか?」             やっぱりそれはそれで
 「もう一人の私はどう?」               あ、実況が優先か・・・
 ふむ・・・確かにこのままいけばローラーされる可能性がある・・・    お!?
 「私は・・・スキップに入れます」               スキップした?
 そうして皆が投票していき、                      ・・・
 野忍に二票、捜査継続に二票が入り・・・           お、スキップだ!
 「どうやら、意見が割れたようじゃ、それでは、捜査継続でよろしいな!」  この
 と、お殿様の一言で捜査継続が継続が言い渡され、            お殿様
 少し経って起こった敵軍の襲撃も             なんだか審判っぽいな
 「今回は私が行きます」               まぁ、全侍に対して中立の
 と、豪華磨紫那さんの一言で豪華磨紫那さんが行くことに決まり、 立場なんだから
 敵軍の戦力が減る                        当然か・・・
 このまま行けば次の次の敵軍の襲撃で勝負が決まる、     黒だと考えたのか?
 だが、そうは問屋が卸さないだろう、                ふむ・・・
 私は皆から離れる感じで移動していく・・・   次に打つ手は何かな紫舞ちゃん!
 小部屋の木の板も詰め防止のせいかとっくに                お!
 無くなってるし、ちゃんと訓練場を回ってと・・・         回って・・・
 そして、                            そして・・・
 「大変じゃぁあああ!!」                     なんだ!?
 「くの一が殺されていたそうじゃ!」        というか毎回呼んでいるのは
 「通報したのは私です、見つけたのは弓道場内部」     誰なんだろう・・・?
 豪華磨紫那さんか・・・              人数も少なくなってきてるよ
 「全員、知っていることを言ってください」             この辺りで
 「さすがにここまで来るとねぇ・・・」       裏切り者を決め撃ちしないと
 「私も無い」                      敗北の目も見えてくる
 「ここまで来たら裏切り者に斬られて終わりです」         確かに・・・
 「そんなに必死になってさぁ、もしかして、          もう時間は・・・
  あんたがくの一斬ったんじゃないの?」              無い・・・
 「わ・・・私は・・・」                        ・・・
 声が動揺してるよ豪華磨紫那さん・・・                 ・・・
 「紫侍さん」                さぁ、ここから締めに入るぞ・・・
 「あ、はい!」                       投票の相談・・・
 「こうなったらあなたが頼りです!」             信用勝負だ・・・
 「裏切り者だと思ってる方に入れろってこと!」      紫舞ちゃんの結論は?
 ・・・私は・・・裏切り者が誰か知っている・・・            おお!
 「わかりました、入れます・・・」             もちろん裏切り者に
 そして、投票結果が出る・・・                 入れるよね!!
 豪華磨紫那さん一票、私0票、そして・・・野忍一票である         え?
 私がいれたのは・・・捜査継続!                 捜査継続!?
 「な・・・」                             ・・・
 「これで・・・」                           ・・・
 豪華磨紫那さんの戸惑う声と、野忍のどこか嬉しそうな声がする      ・・・
 「どうやら、意見が割れたようじゃな、                お殿様の
  では、捜査継続ということでよろしいか?」     審判も出たところで・・・
 私は皆が動揺からか、余裕からか足を止める中で、  これで勝敗が決するわけだ、
 ゆっくりと殿の方に行く・・・               裏切り者の勝・・・
 私の出した答えは・・・これだ!!                 ・・・ん?
 次の瞬間、私は刀を殿に振り下ろしていた               はい!?
 下 克 上
 赤い文字で大きく横に表示されたその下に、私だけが表示されていた  え・・・?
 ・・・                            まさかの・・・
 死んでいたものも含めて剣術道場に戻ってくる          特殊エンド!?
 「おつかれさまでしたー」                     ええ・・・
 「いや、まさか、下克上エンドとは・・・」             ほんとだよ
 「私も戦力殿を上回ってたんだけど、               あ、こっちも
  とっとと殿を暗殺すればよかった・・・         上回ってたのか・・・
  裏切り者は侍暗殺すると                       ・・・
  次に敵軍が来るまで誰も殺せないんだよね・・・」        まぁ、それで
 私、紫くの一、野忍三人で話す、                ゲームバランス
 「複数人いると交互にだっけ・・・」             とってるし・・・
 「紫舞ちゃん、全部わかってたわね・・・」                 う
 と、私の声の途中に話しかけてきた豪華磨紫那さんに私はそちらを向き応える  ん
 「わかってましたよ、裏切り者は雅ちゃんと美穂さんですよね?」     ・・・
 「そうでーす」                            今回は
 「大当たり!」                     紫舞ちゃんの一人勝ち
 「はぁ・・・あの時ローラーしておけば・・・」           ってわけか
 豪華磨紫那さんの呆れた声                        念願
 「押し切れたのでようやく念願の下克上エンドできました!!」      って
 「それじゃあ二回戦行きますか!」          いうのもわからんではない
 「次は裏切り者引きたい!赤い忍者さんに会いたい!!」        実際派手
 姫巫女さんがはしゃぎ                         だし、
 「赤い忍者さんの方が有能説まであるよね~」        このゲームのデカイ
 それを見て紫くの一がはしゃいだ声を出す                差別点
 「だね~」                           だしね・・・
 姫巫女さんが返す                       まったく・・・
 こうして・・・                         よくここまで
 コラボ侍人狼は私の下克上エンドで幕を開けたのだった・・・!! やったわ・・・
 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――