バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

トークミング!!/10

トークミング!! 10
 
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第10話 巫女巫女巫女・・・
 
 声が聞こえた方を見ると、いたのは小さい磨紫那さん・・・?       え!?
 えっと・・・?                     こんな子もいるの?!
 年齢が小学生と中学生の間ぐらいの・・・         ・・・かわいい・・・
 「これは私達個々家、磨紫那の集まりのはずでしょ!」         あ・・・
 真正面から言い放つ                           でも
 あ・・・そうなんだよね・・・            ゲスト扱いっぽいし・・・
 「でもいっつもそうだと飽きるし・・・」               そうそう
 「そうそう、そもそも欠席の穴埋めできてくれたんだから」      ゲストなら
 周りの磨紫那さんが顔を見合わせ話すも、             いいじゃない
 小さい磨紫那さんは律儀にそちらに顔を向け              それに、
 「別に欠席の穴埋めなんて必要ないじゃない」   食事とか余らせてもねぇ・・・
 ・・・うん・・・              まぁ、私達には関係無いけど・・・
 私は小さい磨紫那さんに向けて                  紫舞ちゃん!
 「あのさ、私・・・」                    帰っちゃダメ!!
 「大丈夫よ」              なにか勘違いしてるだけなんだから!!
 あれは・・・装飾が豪華な磨紫那ちゃん・・・             ここで
 豪華な磨紫那さんは私の前、小さい磨紫那さんに近づき、     出てきた・・・
 気配を感じたのか振り向く小さい磨紫那さんに向かって     さて、どうなる?
 「あなたの動画を見たわ、体系のことをコンプレックスにするように   この界隈
  台本が描かれていたのね・・・」          それが多いからなぁ・・・
 「そ・・・それは・・・」 単なるネタだから起こるようなことでもないんだけどね
 豪華な磨紫那さんを見据えながらたじろぐ幼め磨紫那ちゃん     現実の女性を
 「わかってるわ私もそうよ・・・」           貶めてるわけじゃないし
 「え・・・?」                          え・・・?
 「戦巫女にされて戦いでダメージを受けたら立ち絵の服が脱げたり」  ああ・・・
 笑顔に凄みが混じってるぞあの人・・・        そういうの多いよね・・・
 「私のとこは幼いころからお神酒を盗み飲んだり         ああ・・・一応
  酒飲みにされたわ・・・」          年齢確定してないんだっけ・・・
 「私の方はイキリキャラにされたわ・・・」    私は確定してるんだけど・・・
 「この体系も大分原作と違うのに・・・」          ・・・確かに・・・
 ま・・・まぁ、そういうこともあるから・・・             あるある
 周りの磨紫那さんの言葉に思わず戸惑う私           まぁ、苦労っちゃ
 小さい磨紫那さんも周りの磨紫那さんの言葉を回り見て      苦労かな・・・
 「そっか、みんな苦労してるんだ・・・」              私は・・・
 「そうよ・・・」                         うん・・・
 豪華磨紫那ちゃんが幼磨紫那ちゃんの両肩に両手を置いて見つめ、     ・・・
 幼磨紫那ちゃんも反応し見返す・・・                  ・・・
 「だからあなたも心配することないわ、ここは私達の不満を言う場、  だから集ま
  あなたも存分に言いなさい、誰かに八つ当たりしないためにもね・・・」 ってる
 「は・・・はい!」                 っていう面もあるんだよね
 幼磨紫那ちゃんが豪華磨紫那ちゃんをまっすぐ見て目を輝かせている・・・ よかっ
 「そういえば、」                         たよかった
 と、豪華磨紫那ちゃんが私の方を見る                   ん?
 「そこの紫舞ちゃん?」                       何だろ?
 「はい?」                     きょとんとする紫舞ちゃん
 「今度、侍人狼やるんだけど・・・こない?」             侍人狼
 「とりあえずいいですよ、日時にもよりますけど・・・」      お誘いだ!!
 「じゃあ・・・その時はお願いね」          よその人と対戦かぁ・・・
 豪華磨紫那ちゃんが口元に手を当て楽しそうに笑う・・・ 自信満々って感じかぁ~
 よ・・・よぉおおおおっし!せっかくのお誘いだし、やるぞ!!   がんばれ~!
 
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