オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

星間戦争編 青星民の涙/1

 

星間戦争編 青星民の涙 1
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 「シンリーE01、2321、こちら管制、状況を報告せよ」
 「こちら、2321、状況は機体にダメージは無し、ただし、向こうの方が数が多いと見える、新たな指示などはあるか?」
 「了解、各機、作戦を続行せよ、作戦を継続せよ」
 新たな指示などは無いという事か・・・
 砂色の戦車が原意図の装甲に身を包む人型戦機、シンリーE01の操縦桿を握りながら、指示を推類し直す、にしてもこの機体、大元は陸軍が開発したものなのによく宇宙でも持つものだ、今更ながらに感心してしまう、
 星空の中、背後に青い惑星、はるか前方に緑色の惑星を望む第六小惑星帯にあって、俺達は戦闘を続けている、
 数百を望む相手の機体は・・・人型空機ガルダN01、紺色の機体色に両肩から翼がせり出した飛行機が原意図であろう装甲、右手にはサブマシンガン系ロングレンジライフルを模したビーム砲を持つ、相手の惑星の国際空軍が開発したものである・・・
 その中央の一体にシンリーの持つサブマシンガンビームライフルM2987を向け、その引き金を引かせる、
 とっさに右に避けられるも、それはこちらも予測済み、こちらの左腰部に付けた緑色のパイナップルの実型の箱を取ってそちらに放り投げ見事に命中、光エネルギーによる擬似爆破により、破壊する、
 まったく、この機体は内蔵火器が無いのが否応なしに使いづらいよなぁ・・・
 「管制、この数じゃ向こうのパイロット足りてないだろ?遠隔コントロール機はいくつある?」
 「2321、管制側からのジャミングに反応無し、遠隔コントロール機は0」
 なるほど、なら、フルオートのコンピューター機がいくつかある、という感じか、
 左手から飛んで来るやつをM2987を一発撃ってすぐさま上に撃つ、ヒット!
 続けてきた右手側、今の学習範囲から言って・・・またも真正面ライフルを撃って上へ撃っておいてと見せつつさり気に下に先ほどのパイナップルボムを放りこんでおく、予想通りに機体が動き、ボムが当たって爆発、撃破、
 上のサブモニタから背後から二機来るのがわかる・・・、いつの間にか回り込まれたか、高速機ガルダならではの戦法だ・・・だが、
 先読みするようにあちらがずらし撃ってきた光線を振り返りながら身体を横にしつつその隙間に体を入れて避け、そこから少々外側左、右とM2987を撃って二機をまとめつつ思いっ切り爆弾をフルスイングで二機の間に投げ込む、
 二機は避けようとするが避けきれず光爆風に巻き込まれ撃破、残念だったな、このシンリーE01はこの間、プログラムをアップデートしたばかりなんだ、腕の機動力も上がっている、
 そのまま周りにいた二十機ほどをそうやって撃墜していく、味方機も相手を撃墜しつつ少なくなってしまっている、が、
 敵側の攻勢は、少なくとも、初期の一斉斉射喰らった時よりかはマシになってきてるな・・・
 もっとも、きついところは丸々残ってるんだろうが・・・
 コココ・・・
 ん?装甲に上から何かが当たった・・・?
 すぐさまに上の方にビームライフルを向けぶっ放す、案の定一機!撃墜!!
 今の銃弾はおそらく、さっきの奴、ガルダN01の全身についている牽制用バルカンだろう、
 装甲が薄いとあれが脅威なのだが、残念なことにシンリー型は一律に装甲が厚い、戦車が大元なのだから当然だが、
 ん?左手から・・・また来る!
 思わずM2987を向けて撃つも、斜め左上に避けられた、そこから狙い撃つも今度は向こうのガルダの右手がいきなりふるった、光を根元の紺色の棒から一定距離伸ばして刃としたビームサーベルに打ち消される
 動きが読めない・・・、避けずにビームサーベルを振るっただと・・・?普通ならそんな当たる確率の高いことはせずに避けるように動くはず、それに、CPU機じゃめったに使わないビームサーベル・・・なるほど、有人機か、面白い!
 有人ガルダ機がもう一方の手、左手に装備した拳銃型ビーム兵器を向けてくる、有線で本機と繋げ、エネルギーの容量を解消したタイプだ、
 ちぃい、取り回しいいの持ってやがんな・・・
 右少し上に飛んでぶっ放されたビームを避けつつパイナップル型光学爆弾を左手でフルスイングして投げるもガルダの全身のバルカン、それもボムに当てられるやつだけ一斉斉射してボムの動きを遅め、左手の拳銃で撃って破壊、
 そのままこちらにビームを撃ちながら飛んでくる、
 ・・・なら、少々無茶をさせてもらうか・・・
 一気にブースターをふかし突貫突撃、その中であえて相手の光弾一つを装甲にかすらせる、
 そのまま相手が連射してきた、思うがままだ、
 光弾をかすらせつつ相手に一気に近づき、近づき、近づき・・・ここだ!
 一気にM2987を撃つ!撃つのに夢中になっていた相手の回避行動が一瞬遅れ、右足を撃ち抜いた、
 次の瞬間、相手のガルダの体が後ろに傾き銃の狙いが一人でに上へと向かう、ガルダ型は、バルカンと同時に全身に姿勢制御バーニアを内蔵しているが、
 そのせいで一つの部位を壊されると制御の立て直しに一瞬の隙が生まれる、その間に光学爆弾を一個放り投げ、
 「じゃあな」
 後ろに飛びつつそちらを向くと次の瞬間には、背後を写すサブカメラに爆破に巻きこまれるガルダが取り見えた・・・
 これで一体撃破だな・・・有人機ならこちらの戦果としては上々だ・・・
 ん?なんか、正面の星空が歪んで・・・?
 気が付くと、一気に左に飛んでいた、しかし、その前に迫り来た光に、
 俺の頭が吹っ飛んでいた・・・
 
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