騎士とリザードと案内屋の相棒・・・ ダブモン!!22話26
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「馬鹿な・・・この俺が・・・」
背中から倒れたチクサンオが頭を上げる、そこにカリトールが正面に回りつつ近づき、チクサンオを見下ろす
「さ、これで約束を守ってもらおう」
すると、チクサンオがカリトールを見上げて舌打ちしつつ視線を逸らしながら
「っち、生誕祭の日ぐらいは会いに行ってやるよ・・・」
「それでいい」
「お兄ちゃん!!」
ウメイルがカリトールに駆けていく、
そちらに振り返るカリトール
「もう帰ってくるの!?」
カリトールがウメイルを見据え
「ああ、心配をかけたな」
「いいよ、早く帰ろう!アミマイサメさんも待ってるよ!」
「アミマイサメの事は負けねぇからな!!」
「ああ、わかってる」
と、唐突のチクサンオの声に振り返る余地もなく返し、俺達の方を向く
「それでは、皆さん、ありがとうございました」
そう言ってカリトールが頭を下げてくる
「いいってことよ!」
「だよな!」
「それじゃ!」
「元気でね~!」
俺、兎白、鼓動、四葉が元気よく返す、と、
「そうだ、こいつ返すぜ!」
俺はデッキケースからカリトールから借りたカードを取り出し渡す
「ああ、わざわざすいません」
カリトールが左手で受け取る、
「じゃ、また会う機会があれば」
「それじゃな」
「それじゃあね!」
「じゃあな」
「ですです」
カリトールの言葉にカンテーラ、フリィジア、イグリード、ウィルピーが返し
「またな!」
「じゃあね!」
「じゃな!」
「また!」
俺、兎白、鼓動、四葉が言葉を重ね、俺達は先を行くために道の方を向き、歩き、飛び出す
こうして、俺達は青空と緑の草原の牧場から去っていくのだった・・・
騎士とリザードと案内屋の相棒・・・ おわり
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