足踏み入れし暗い街で・・・ ダブモン!!21話14
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14
「はぁあ!!」
「そりゃそりゃそりゃそりゃそりゃ!!」
先に進むたびに筋肉に力込めたイグリードが空気を燃やし、フリィジアが右手を振るいまくって壁床天井を凍らせる、
おかげで下水道にも関わらず、それっぽい嫌さは軽減されている、
ま、それでも嫌なものがあったりはするんだけど・・・
例えば、そこかしこに歩くネズミ、
フリィジアが凍らせたのを感知したか、いち早くに離れて行くのが見える、
・・・虫とか出たら嫌だなぁ・・・
と、目前の良星が上にいるカンテーラを見つつ
「カンテーラ、あとどのくらいだ?」
質問した
「そうだなぁ・・・」
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