バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

我はダブモン!我こそがダブモン!! ダブモン!!16話/07

我はダブモン!我こそがダブモン!! ダブモン!!16話07
 
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 「リチャージ!」
 「リチャージ!」
 「リチャージ!」
 「ドロー!」
 「ドロー!」
 「ドロー!」
 来た!こいつで一気に叩く!!
 「セット!」
 「セット!」
 「セット!」
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 「オープン!!」
 「グリブレイ!」
 「オーバックス!ライトニングディアボリック・エレメンタル」
 「オーバックス!ネットワークスパークエレメンタル!ネットワークローチエレメンタル!」
 って、俺以外全員オーバックスかよ!?
 「ダブモンNo.31、生命の壊し屋、グリブレイ!!」
 俺の目の前に風の球が着弾、竜巻が起こり、それを縦に刃が斬り裂き、刃角持つのグリフォンが現れる!
 白い鷲の頭、裏の白い茶色い翼、くちばしと前足は黄色、
 茶色い獅子の後部と後足を持ち、その額には中程が少し四方向に光る星ほどに膨れた透明な両刃の刃を持つ
 と、他の者の山札が巻物のように持ち主の前で動いていく・・・
 「まずは私だ!これ!!」
 アグニスが右人差し指を突き出し指定!
 「ダブモンNo.160イィィィイイエェェェックス!半霊獣雷鳥獣の募兵官、アンライガ・オーバー!!」
 いきなり周囲より発生した幾多もの雷が一直線に収束していき、
 その雷が黒い雷雲になって膨張していき、その中から鋭い目が現れて、雷雲が雷の爆発を起こした時、その姿を表す!
 大きなイタチにも似た雷鳥の翼持つ狐、
 全身に電気を帯び、雷の影のような翼に全体的に尖る四足獣のシルエットを持つ
 さらに、クリアードが両手人差し指それぞれで山札のカードを指定する!
 「グロムネット!マネジネット!」
 「ダブモンNo.194イィィィイイエェェェックス!調律のネットワークプログラマー、グロムネット・オーバー!!」
 「ダブモンNo.195イィィィイイエェェェックス!気苦労のネットワーク管理者、マネジネット・オーバー!!」
 下より木が生え、上より雷が落ち、それは中空でぶつかり、                    
 雷と木が混ざり2体の存在を生み出す、
 それぞれ翼無き四足の竜のような見た目をしながら、一体は雷に顔の左半分が木でできており、
 もう一体はその正反対、木でできた体に顔の右半分が電気で出来ている・・・
 さらに、それぞれ電気で繋がる電気の根と木の根を持っている・・・?
 「ここでカチュクリとサマリヴォの効果のさらなる力が発動!!グロムネットとマネジネットのパワーが200上がる!さぁ!コストを宣言してもらおうか!!」
 ぐ・・・しょうがない・・・
 「俺はグリブレイのコストにマルチブラッシュバニッシングエレメンタルを指定してこれを発動しつつマルチエレメンタルパワーとマルチプルエレメンタルパワーをコストに指定!!」
 グリブレイだけで行けると思ったんだけどな・・・
 クリアードがこちらを楽しそうに見る・・・
 「そして、1番戦闘だ!!」
 グリブレイが翼羽ばたかせ風を起こすと同時にアンライガが首を上から下に降って雷を放つ!
 風雷の一撃、風が動きを止め、雷が相手を打つというコンビネーション!
 が、雷ドラゴンと木ドラゴンはそれが向かい来るにもかかわらずに走る!
 いきなり来た雷をそれぞれ外側に跳び避ける2ドラゴン
 が、木ドラゴンが風で浮かされ飛ばされる!
 そこにグリブレイが飛んでいく!
 グリブレイの角と木ドラゴンの右前足がぶつかり、グリブレイがそれをやすやすと斬り裂く!
 よし!
 雷ドラゴンは風を抜けて一気に駆け、そこに対抗するように走って来たアンライガと互いに加速していき雷の速度で真正面よりぶつかる!
 ぶつかったところで大きな雷の爆発が起こるも、アンライガは翼を大きく逆に羽ばたかせて耐え、そのままぶつかった雷ドラゴンを弾き飛ばす!
 こっちもいけてる!
 と、木ドラゴンが着地しつつ地面踏ん張り、下に根を張っていく、
 あれは・・・?
 と、雷ドラゴンが後ろに擦れつつも着地し首を振り上げ一気に真上に雷を叩き出す!
 そこでアンライガの地中からいきなり木が生えアンライガを捉え、木の枝で巻き込み包み動きを止めていく!
 あの木はまさか木ドラゴンが根を地中より伝って生み出した物か!?
 アンライガが動けなくなりそうなのを見たグリブレイがアンライガに向かって飛ぶ!
 途中で生え邪魔をしてくる木達を避け、額の刃角で斬り、
 そこで不思議とグリブレイの前の木以外の周辺の木が一気に下がる
 どうなってんだ!?木が一本だけ生えて周りをなぎ倒されたクレーターみたいになったぞ!?
 それでもかまわず前の木はグリブレイの動きを封じようとグリブレイに枝を伸ばして来る!?
 対しグリブレイは目の前の邪魔な木を額の刃角で斬ろうとする
 いきなりその木ごと渾身の雷が襲う!!
 グリブレイが一気に黒焦げに!?
 さらに、雷ドラゴンが雷の速度で木々の合間を縫いながら枝や幹を削って削り飛ばした破片に雷を宿して即席の棘矢に変えアンライガに飛ばしながら木にとらわれたアンライガに向かって行く!
 アンライガも木から逃げようともがき、電撃を通そうとするが、木ドラゴンの雷の部分が雷の部分を先回りして電気エネルギーをぶつけて木に逃がして邪魔し、
 そこに雷ドラゴンの方向からたくさんの木の矢が飛んできてアンライガに突き刺さり、
 グリブレイとアンライガが爆発、消滅する
 「だが、ディアボラッシュエレメンタルを発動しつつ2番戦闘!!」
 カンテーラとネクロスが水の鳥と炎の鳥と対峙する!!
 カンテーラが水の鳥に口より炎を吐きかける!
 水の鳥はその左翼で炎を吸収し、肥大化した炎を左の翼を炎の鳥に向かって大きく羽ばたかせて炎を放ち、
 炎の鳥がそれを受け取り、右翼をネクロスに向かって羽ばたかせ炎を放つ!
 「・・・!?」
 ネクロスは慌てて加速、前進し避ける!
 「・・・!!・・・!!」
 「わーってるって!」
 何言ってるんだ・・・?
 ネクロスが水の鳥に宙飛び向かって行く
 「おやおや、サマリヴォばかりに行くのはどうかな?」
 「もちろん、こっちも忘れていねぇぜ!」
 炎の鳥に向かって噛みついていくカンテーラ!
 「カンテラフレイム!」
 炎を出して攻撃するも、炎の鳥には効かない!
 しかし、それで目くらまししている間にも
 「本命はこっち!」
 炎の鳥の右翼に噛みつき、口から炎を出し、一気に水の翼を蒸発させていく!
 苦しむ炎の鳥!
 「ここでライトレエムエレメンタルパワー!」
 「おっと、ここでマルチブラッシュバニッシングエレメンタルの効果だ!」
 「こっちはディアボラッシュエレメンタルだ!」
 「どういうことだい?」
 クリアードの質問に答えてやるか!
 「そっちがリサイクルを発動するたびに・・・」
 「こっちはパワーが1100上がる!」
 とはいっても単一召喚条件かつ強度3以上のオーバーに対してだけだけど・・・
 「それがマルチブラッシュバニッシングエレメンタルの効果だ!」
 「それがディアボラッシュエレメンタルの効果だ!」
 「さぁ、どうする!!」
 「さぁ、どうする!!」
 「くそ・・・」
 クリアードが歯を食いしばり動きを止める、
 おっし!
 水の鳥に対し、ネクロスが雷を出し、炎の翼を前に盾のように出して防ぐも、ネクロスの雷の威力が高いのか、一気に押す!
 そこにカンテーラが首を大きく振って炎の鳥を放り込み、そのままそちらに駆けて追撃!
 ぶつかり戸惑う二鳥に対し、一気にカンテーラが近づき、炎の鳥の水の翼と水の鳥の胴に噛みつき、一気に炎を出し、
 そこに炎の鳥の炎と今だに出していたネクロスの雷が加わり、一気にエネルギーが放出され、爆発!
 炎の鳥と水の鳥が吹き散らされ消滅した
 が、その爆発にカンテーラも巻き込まれ、何とか着地するが
 「げほっ!げほっ!、」
 せき込みネクロスの方を見る
 「おい、少しは手加減しろよ!」
 「・・・飛去来器」
 「あ!?どういう意味だそれは!!」
 カンテーラとネクロスが睨み合う、
 「とにかく、1、1、でどうにかなったな!」
 「そっちがオーバーを出していればもう少し行けたかもしれんがな」
 「しゃーないだろうが、手札に無かったんだし、パワー高いんだから文句無し」
 「ふん、まぁいいだろう」
 「これくらいで勝ったと思わないでくれるかな?」
 俺達がクリアードを見つつの茶番に少し余裕を持ちながらも眉尻を上げて警戒していそうな表情と声で反応してくるクリアード、
 「おもってねぇさ、クリアード」
 「まったくだ」
 「ふふふ・・・まぁいい、さぁ、次のターンを始めよう!」
 
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