バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

マルチプルブレイドターンインフィニティ オブ トラジリィー/4

マルチプルブレイドターンインフィニティ オブ トラジリィー 4
 
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 落ちた先は、多分、城の一階・・・               SE:落ちた音
 「兵士たちは上に集中してるだろうから今のうちに逃げるぞ!」  きゃぁああ!!
 ジンガさんの言葉に走り出そうとするも、       BGM:トラブル発生!!
 手に持つ物が変な反応を示していることに気づく      何だ!?どうした!?
 「あ、ちょっと待って!」          人がいきなり降ってきましたの!!
 なぜか、時計の鉄の棒が回転して一方向を指している・・・  どういうことだ!?
 「なんか、こっちに行けって言ってる気が・・・」   とにかく上に連絡を・・・
 「ふむ・・・」
 ジンガさんが時計を見て、こっちに向き直り・・・
 「まぁいいさ、そっちにいこう」
 え・・・?
 意外な言葉に俺もジンガさんの方に向き直る
 「いいんですか?」
 「なんとなくだよ、あの騎士団長がむやみやたらと求めるから、よく考えてみたら、時計型の数素武具なんて見たことも聞いたことも無いし、それに」
 「それに?」
 「数素武具っていうのはそれぞれに関連性のある数字が付くもんだ、俺の剣なら二、あいつの剣と盾なら十だ、しかし・・・その時計を象徴する数字ってなんだ?」
 「さぁ?時計ですから・・・」
 「ま、そういうわけだ、だから、なんとなくそいつについてきゃいい目が見れるんじゃないかと思ってな」
 「そ、そういうもんかなぁ・・・」
 どちらかと言えばトラブルに巻き込まれる気が・・・
 「とにかく行くぞ!ボーっとしてたら捕まっちまう」
 「わかりました!」                走り出したぞ!追えーっ!!
 そうして城内を走りだす!
 次第に通路に入っていく中で、俺はジンガさんに問いかける
 「そういえば、さっき使ってた、数素開放、でしたっけ?」
 「ああ、あれこそ数素武具が多人数の軍隊に拮抗しうる理由だよ」
 え・・・?
 「数素を大量に放出、あれをやると、周りの人間や生き物の神経が制限されるほか、空気なども粘度が上がり、一時、ほんの短時間動けなくなる、とはいえ、使った本人にも影響が無いわけじゃない」
 「そうなんですか?」
 「具体的に言うと、あまり動きの応用が取れなくなって、感情のままにしか動けなくなるんだ」
 「へぇ~」
 「だから、あらかじめ数素を放出した際にどういう動きをするのかを決める、もしくは、自分の経験に基づいたもっとも行いやすい動きを行うことで、周りが動けなくなった中で一方的に相手を攻撃する、これを数素秘奥義という」
 数素秘奥義・・・
 「もっとも、さっきのは少しアレンジさせてもらったがな、いつもなら床を落とすような真似なんてしない、あくまで俺のように熟練した人間のみできることだが・・・」
 「それって俺にも・・・」
 「出来るさ、数素奥義までできたんだろ、後一歩だ」
 「後、数素武具が選ばれた人にしか使えないっていうのは・・・」
 「ああ、あれな、数素武具の宿る数字との相性があるんだよ、こればっかりは運だな、運」
 「そうなんですか?」
 「そうそう、合わない数素だとどうしても反応しないんだと」
 「へぇ・・・」
 「軍隊とか同じ素質の人間が集まると合う素質も近いものになるって話もあるし、だから使い手は確保しときたいんだろうな」
 「なるほど・・・」
 と、差している先が行き止まりに!
 「確かに時計はこの先を指してるんだけど・・・」
 「おいおい、城の外とかだったっていう話じゃ・・・ん?」
 ジンガさんが壁を真正面から見る・・・
 「ふむ・・・」
 そして、大剣を取り出し
 「ていっ!」                          ドゴーン!!
 壁を剣でぶち破った!?
 「ちょっと!何してるんですか!?」
 「ビンゴだ、ほれ」
 ジンガさんの視線の先には、細く長い階段あ地下に続いていたのだった・・・
 「いやなに、壁の色がちょっと違ってたんでな・・・」
 ・・・
 そうして、地下深くまで急いで走る、
 すると、出てきたのは・・・
 「牢屋?いや、遺跡か・・・?」              BGM:未知の遺跡
 そこにあったのは黄茶色にまで経年劣化した遺跡に、目の前には鉄格子・・・
 「城の使ってない牢屋?」
 「いや、それにしては出てきた場所が妙だ、牢屋の中に見えるし、いくら何でも古すぎる・・・」
 「じゃあ、これって・・・長老が言ってた9の国の地下通路?」
 「9の国?」
 ジンガさんが俺の方に向く
 「その昔、隣り合っていた俺たちの国と滅んだ9の国は友好関係にあって、互いの緊急時のためにどこかに隠し通路を作ったって話」
 「そんな噂があったのか・・・まぁいい、さっさと行くぞ」
 「うん、こっち!」                    タッタッタッ・・・
 牢屋を出て一本道を走っていく、と、急に左方向に時計が向く
 「ようやく見つけたわっ!!」
 その左方向からのいきなりの声・・・
 だ・・・誰だ!?女の子の声・・・?
 そこは十字路になっており、左側にも確かに道があった・・・
 慎重に歩いていくと少し大きめの部屋のようになっており、中央に石の台座がある、そして、その台座の前にいたのは、
 ピンクの魔女服に身を包んだ、
 俺と同い年くらいの少女・・・?       BGM:マイネームイズ、メイダ!
 ピンクの三角帽子に同じ色の長いマフラーのような上着、長く伸びた薄緑の髪に肩出しの服にロングスカートをはいている・・・
 そして、その腰にはなぜか大きな星が存在していた・・・
 「君は一体・・・」
 「ん?だあれ?」
 振り返るその顔はどう言いつくろってもかわいらしい、しかし、その右手には金色の9が握られていた・・・
 「おいおい、こんな奴、気にしてる暇ないだろうに・・・」
 ジンガさんの声に俺は女の子から視線を外さず
 「待って、ジンガさん多分、時計はその9に反応してるみたい・・・」
 「え?これが欲しいの?」
 が少女はそれが大切なものであるのだろう、
 顔に力を込めながら力強く胸に抱く                 SE:怒り
 「嫌よ!ようやく見つけたんだから!!これは私の!!」
 「お前は一体何なんだ・・・」
 「私?私はメイダ、トレジャーハンターよ!あんた達は?」
 ジンガさんの呆れ声に律儀に答えてくれたので・・・
 「俺はクルーダ」
 「で、俺はジンガだ」
 「この鍵を私から奪おうっていうなら・・・」
 鍵・・・?
 「それ、鍵なの?」
 とても鍵には見えない・・・
 「え?」
 口端が引くついてる・・・
 「ええっと・・・そ・・・そう聞いただけよ!!」
 「誰に?」
 「ト、トレジャーハンターの情報網よ!もちろん、部外者秘のね!で、これが欲しいの?欲しくないの!?」
 「いや、いらないよ、あ!そうだ、この遺跡の出口知らない!?」
 「・・・知ってるけど・・・」
 おし!まさか城の方から入ったのではないだろうから・・・
 「まぁ、いいわ、私も、もう出ようと思ってたし、そこまで案内してあげる!!」
 「案内までは・・・」
 「いいから、遠慮しないの!ほら、行くわよ!!」
 勢いよく強引に言い切るとメイダが俺達の後ろに一気に駆けだしていく・・・
 俺は思わず右手を出し止めようと
 「あ、ちょっと!!」
 するが、その手は届かなかった・・・
 「おいおい、いいのか?下手に兵士にいるところを見られたら・・・」
 「あの子にも迷惑かかっちゃう、とにかく、早く脱出して、あの子と別れてしまおう!」
 俺達は先ほどの道を城とは逆側に進み・・・         BGM:未知の遺跡
 道が煉瓦作りの遺跡のようなものから、それらが崩れ、洞窟のように地肌が見えるようなものに変化し、同時に大きく広くなっていき・・・
 突然、俺達の前に黒いドラゴンが現れる!!
 「ギシャアアアアア!!」
 「げ!?せっかくこいつを潜り抜けて鍵を手に入れたのに・・・」
 メイダさんの驚愕の声が響く
 ドラゴンはかなりの大きさを誇る爬虫類の特徴残る体に、黒いとげとげしい重厚な甲殻に身を包み、牙を持つ長い口擁する顔、体系相応より長さ持つ首と尾に、胸より赤い宝玉が不気味に光を放っている・・・
 「行くぞ!」                          SE:剣抜き
 「しょうがないな!!」                   SE:剣抜き長め
 「ええい!私も覚悟決めていくわよ!!」          BGM:凡庸ボス1
 俺が先行し、縦、横、縦と剣を叩きつけ         ザシュ、ザシュ、ザシュ
 「牙走閃!!牙走閃・追刃!」             ザシュ、ザシュザシュ、
  空裂牙走閃!」      ビュォオオオオ!!ザシュザシュザシュザシュザシュ
 ついでとばかりに連携して技を叩き込む!
 「ジンガさん!」
 「了解!」
 ジンガさんが応えながら俺の前に来て、
 袈裟懸け逆袈裟懸け大振り上げと振るう!  ザザシュ!、ザザシュ!、ザザシュ!
 「地裂斬!」                           ドガシュ!
 「地裂烈加!」                       (チレツレッカ)
 地裂斬から再度叩きつけられたさらに叩きつける!     ドガシュ!ドガシュ!
 「地裂罰列斬!!」  ザザシュ!ガシュガシュガシュガシュザザシュザザシュッ!
 よし!全弾入った!!                    輝きの星よ・・・
 「グギャアアア!」                        今こそ我が
 だが、あまりダメージが入ってる様子は無い!?        意思に従い・・・
 「かてぇなあ・・・」「でもやるよ!!」「了解」            瞬け!
 俺が追撃のため一気に走り込む!!              スターシャイン!
 と、いきなり上空より    キラキラキラ・・・ドゴーン!ドゴーン!ドゴーン!
 白く淡く光る星が三つ降ってきて             グギャァアアアア!!
 ドラゴンに直撃!!
 そのままドラゴンが前のめりに倒れるのだった・・・   ズドォオオオオン・・・
 「い・・・今のは・・・?」                 SE:戦闘勝利!
 「ありゃ数素呪文だな」                       リザルト
 「数素呪文?」                         500EXP
 「数素の力を感覚で開放する数素奥義と違い、        仮1000ゴールド
  数素を長い言葉で織り上げ開放するのが数素呪文だ、   8の鍵を入手しました
  詠唱と数素のコントロールが必要な代わりに、       BGM:未知の遺跡
  今みたく強烈な威力を持つのが特徴だ」
 「へぇ、そういう使い方もあるんだ・・・」
 言いつつメイダさんの方を見る
 「ということはあの子も数素武具を?」
 ジンガさんもつられて向く
 「だろうな、あの星、あれが数素武具だろう」
 「どう!」
 メイダさんが人差し指を顔の近くで上げた得意げな顔をする
 「いや、別にいいけど、あんなのが使えるならなんであのドラゴンを避けてたのさ?」
 「だって、私、数素呪文しか使えないし、
  ドラゴンと対峙したら詠唱する前にやられちゃうじゃない?
  あのドラゴン、耳もいいから詠唱呪文聴かれちゃうし・・・」
 ああ、なるほど・・・
 そう思いつつ、少しドラゴンの口に目が行く、まさかと思うけど・・・
 思い口の中に手を入れて見ると、やっぱりあった・・・
 引き出したのは、金色に輝く8の字・・・              SE:驚き
 「それ、8の鍵!?」
 やっぱり・・・メイダさんが驚くのを見て、
 ポシェットに入れておいた金色の10も取り出す           SE:驚き
 「それ、10の鍵じゃない!?」
 同じように驚く反応を示すメイダさん
 「ふむ・・・どういうわけか、鍵が俺達にいや、その時計に集まってきているようだな・・・間違って飲み込んでいたもの引き寄せてまで・・・」
 「ねぇ、何に使う鍵なのこれ?」
 メイダさんに訊いてみる
 「さぁ、私は知らないわ、珍しいものだって聴いただけ、だから高く売れるかなって・・・」
 ふむ・・・
 「詮索は後にしよう、今は早くここを脱出しないと・・・」
 「私は別に・・・」
 「俺達は急いでるんだ、ごめん、道順さえ教えてくれるなら今ここで別れてもいい」
 「別にいいわ、案内するって言ったのは私だし、こっちよ」
 そうして、俺達は進んでいく・・・               ガイガイン!!
 すると、いきなり二本の片刃の剣が飛んできて、メイダさんの両肩外に刺さり壁に縫い留める!
 「久しぶりだな・・・」
 「お前は・・・コウ!?」              BGM:トラブル発生!!
 なぜかそこには、黒ずくめの鎧をまとった、大剣二刀流の男がいた!?
 「どうしてここに!?」
 「貴様らを追ってきたに決まってるだろう!」
 そしてその右手を出し、挑発するかのように指を上に曲げる
 「さぁ、その時計を渡してもらおう!」
 「こいつは?」
 「俺の村を襲った帝国軍の一人だよ!」
 メイダさんに説明し返す
 「なら、とっとと退いてもらおうか?」
 「退くと思っているのか?
  貴様らを倒し、その時計を回収させてもらう!」         SE:剣抜き
 「そっちがその気ならしょうがないな・・・」           SE:剣抜き
 「仕方無い、行くぞ!」                   SE:剣抜き長め
 一気に向かって行き、剣を縦ぶる!            BGM:俺はコウ!!
 「おっと!」
 後ろに避けられても間合いを詰めて
 「楊舞黒曜剣!!」                  (ヨウブコクヨウケン)
 すると、コウの後ろに三つの黒い大剣が出現、
 それがひとりでに俺を斬り裂こうと向かって来る!?     ガン!ガン!ガン!
 俺はとっさに盾で防ぐも、間に割って入ろうとしたジンガさんはタイミングを逃す!
 「それは・・・」
 「見たか!これこそ、私の数素武具、その一辺!!」
 「まさか、あそこに刺さってる剣もそれと同じもの?」
 「察しがいいな、さぁ、ここから反撃させてもらおう!
  連牙飛黒曜!!」                   (レンガヒコクヨウ)
 三つの剣が向かって来てさらに、後追いのように大剣二つが生み出した牙飛閃二つが飛んでくる
 それを俺は姿勢を下げつつ・・・いや!
 「ジンガさん、地裂罰列斬お願いします!」
 「何?どうする気だ!?」
 「いいから早く!」
 「しょうがねぇなぁ、地裂罰列斬!」
 「空裂牙走閃!!連携!!地牙空走閃!!」        (チガクウソウセン)
 地裂罰列斬で浮き上がった地面の上に俺が乗り、
 竜巻で吹き飛ばして放射状を描いて直接コウに叩きつけた!      ドグォ!!
 「な・・・がはっ!!」
 さらにそのまま剣を叩きつけ
 「ここで終われるかっ!数素開放!!」
 次の瞬間俺の体はとっさに盾で防御姿勢を取る!
 「黒曜全剣舞!!」                  (コクヨウゼンケンブ)
 奴の剣が宙に浮き、前方様々な角度から
 斬り付けてくる!         ザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュ
 「これでとどめだ!」
 と、大剣二振りを手に持って一気に叩きつけてきた!        ザシュウ!!
 「っち、盾で防いでいたか、だが、これで終わりだ!」
 「俺も終われない!」
 間近で喰らって分かった、数素開放とはこんな感じだ!!
 力と感情を遠慮なく時計と全空間に叩きつける!
 「数素開放!!」
 コウを含めたすべての動きが止まる、よし、成功!ここから!!
 「起」
 剣で横に斬り付け一撃!                       ザシュ! 
 「承」
 盾で上から殴りつけ                         ドガッ!
 「転」
 浮き上がらせるように蹴りを叩きつけ                  ゴッ!
 「結」
 剣を時計にしまいつつ時計の鉄棒を
 手持ち以外一点に集めて大剣のようにし                シャイン
 「斬」                       (キショウテンケツザン)
 盾の持ち手と柄を持ち大剣を一気に叩きつけた!!         ドグォオ!!
 コウが前にくずおれる                  そんな、ばかな・・・
 「よし!」                         SE:戦闘勝利!
 「今のうちにとどめを・・・」                    リザルト
 「早く行きましょ!」                      800EXP
 え!?メイダさんの声!?                   レベルアップ!
 声がした方を見ると、メイダさんが駆けてきていた!?       仮0ゴールド
 「メイダさん!?大丈夫なの!?」
 「ええ、いつの間にか剣が消えてた!」
 「ぐっ!」               
 コウが一気に俺達が来た方に走りだす!
 「あいつ、遺跡の奥の方に!?」
 「くそ!兵士に見つかるかもしれん、あいつはほっといて、もう行こう!」
 仕方なしに、俺達も反対方向に
 急いで走り去るのだった・・・           SE:ワールドマップへ移動
 そして、外に出た後、ジンガさんが周りを見渡す、   BGM:ワールドマップ1
 そこは、森に隠された断崖絶壁の下の洞窟といった場所、
 だが、森の向こうにはすぐ、遠くに山すら見えるだだっ広い草原も見えた
 「とりあえず、兵士たちはいないみたいだが・・・
  どうする?」
 遠くを見たままのジンガさんの声に、俺はとりあえずの意見を言う
 「戻るわけにもいかないし、
  とにかく、一旦商業都市、フォビドンまで行って様子を見よう」
 「そうするか、仕方ない」
 「ねぇ!私も一緒に行くわ」                  SE:驚き
 メイダさんの発した一言に、俺たちは思わず驚いてメイダさんの方に振り向く!
 「おいおい、嬢ちゃん、もう正直に言うぞ」
 「俺達は、多分、王国からお尋ね者扱いされてると思う、
  一緒に行ったら危険だ、だからここで別れよう」
 だが、俺達の説得にもメイダさんの表情は変わらない・・・
 「そんなの関係無いわ!あなたたち、あの鍵を引き寄せてるんでしょう!?」
 「それは、そうかもしれないけど・・・」
 「なら決まり!私はあの鍵が欲しいの、一緒に行くから、鍵は全部私に頂戴!」
 なぜか少しうれしそう・・・
 「それってお金が欲しいから?でも、お金を手に入れても指名手配になったら何の意味もない気が・・・」
 「大丈夫!それぐらいどうにかして見せるわ!!」
 だから何でうれしそうなんだろう・・・
 「・・・はぁ、わかったよ、後からこんなはずじゃなかったなんて言わないでね・・・」
 「それじゃ、よろしく」             SE:仲間加入ファンファーレ
 そう言って、メイダさんは思い切りその親指を    メイダが仲間になりました!
 得意げに立てながらウィンクしたのだった・・・
 
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