マルチプルブレイドターンインフィニティ オブ トラジリィー 21
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BGM:俺はコウ!!
「牙飛閃!楊舞黒曜剣!!」 ザシュ!
前方上からの衝撃波に上空からの大剣三つ!
「っち、鍾乳石落とし!!」 ガッ!ヒュッ
走って跳躍して攻撃を避けつつのこの攻撃にコウは両大剣で防ぐ! ドドガッ!!
そのまま着地しつつ至近距離で剣を袈裟懸けに振るう! ザザシュ!
「甘い!返舞黒曜剣!!」 (ヘンブコクヨウケン)
と、俺を狙い飛んでいた大剣三つが戻ってきた!?俺は跳躍して避け
「一刀黒曜斬!」 ガガガガガガガガガガガ!!
十一本の大剣を振り下ろされ、思わず防ぎつつ吹き飛ばされるが何とか後ずさり着地!
「そこだ!数素開放!!」
何だとっ!?
「黒曜全剣舞!!」 ザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュ
ザザシュウ!!
BGM:我が名を聞け、アイレス!
ガァン!
クロスボウより矢をぶっぱなすもアイレスは盾を前に構えて矢を防ぎつつ突っ込んでくる!
「っち!」
こういう時は
「貰った!」
振り下ろしてくる剣に合わせて後ろに跳びつつ
「至近距離砲!」 ドガン!
「氷河噴出閃!」 ドザザッ!
私の放った矢は見事にアイレスの右肩付け根を上より撃つも矢は貫通せず刺さり、私も地面から出た氷柱に体をかする
次に動くのは・・・!
私がボウガンを向けると、向こうは盾を向けてきた・・・見えた!
「氷聖烈光盾!」
私は盾から出た光を避けて宙に跳んでいた・・・
「眸々潰閃矢!!」 ガシュガシュ!
が、咄嗟に剣で目をかばった、だが、衝撃が体に残っているはず!
そのまま着地の反動を利用し蹴りかけていくも盾に防がれる、しかし、この距離なら避けられない!
クロスボウを向けその矢を発射する!
「僕は負けない!数素開放!」
な!?
咄嗟の数素開放により矢の動きが鈍り、私ごと盾で吹き飛ばす!
「ディバインフリーズセイバー!!」
凍気が全てを覆っていきアイレスが横に振りかぶった剣が鋭い氷で覆われていく・・・
スゥゥゥゥ・・・
BGM:私の名前はエーラーン
「傘昏突」
「傘惨撒散弾」
至近距離からの傘突きにもう一体が遠くから少し左側からの散弾!?
「ふ・・・風々大旋斧!」 (フウフウダイセンプ)
一つの杖の先に現れた光の斧先を必死で振るう! ゴォウ!!
そして、その傘と弾を一気に弾く!
エーラーンたちが一時動きを止め冷たい視線を向ける
「へぇ・・・その杖、そんなこともできるんだ・・・」
そう、今の僕の杖の先には今、三つそれぞれに光の斧先、光の槍先、光の少しの棒の先に鎖付き鉄球が付いている・・・
「こういうこともできるんだよ!みんなと会った後は使う機会無かったけれども!!」
「でも、使い慣れていないみたいね・・・」
そう言った次の瞬間には横前よりエーラーンの影よりさっきのとは違うエーラーンが俺を傘で下より吹き飛ばしていた・・・
「弱いわね・・・これで終わらせてあげる・・・数素開放!」
しまっ・・・
エーラーンが九人に分身する・・・!?
BGM:名前はロサミだよん!
「敵も味方もすべて熱く!リスナーファイア!!」 ボォオオ・・・!
「スロット、スロット、何が出るかな・・・出ました!ベル3っつ!ベルミッツ!!」
辺りが熱くなり、ベルが周りに降ってくるが気にしない!
私は一気に近づき、
「イェーイ!のってきたネッ!爆発権藩音!」 ズィイイイイイイ!!
「スロット、スロット、何が出るかな・・・出ました!バー3っつ!バーミッツ!!」
「ふふふ・・・舞台らしくなってきたよ!!じゃ、サウンドサラウンドォ!!」
辺りに音が共鳴していく! ズシァアアアア!
「私ももう止まらないよーっ!数素開放!!」
ロサミちゃんが左手に持つスロットのレバーを右手で押し引き、スロットが勢い良く回り出す!!
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