超鋼合体サヴァイブブラス １９
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第１９話 バスターズ、新たな力！！
僕達四人、僕、宏太、風棚、水奈途さんは住宅街端の大通りより駅に向かって歩いていた、
まだ見えていないが行く先は近隣でも一番大きな駅である、
まぁ、理由と言えばその駅内にあるコンビニに行ってみようという話になっただけだけど・・・
「グギャオォオオオオ！！」
恐竜の声・・・？
先を見ると、円状の道路の先にあるアーチ状の屋根を持つ大きな駅が、背にたくさんのとげとげを生やした四足恐竜に襲われてる！？！
宝玉にはケントロサウルスって出てる・・・
「みんな逃げて！」
「おう！」
判断早いな宏太
「しゃあないわね・・・」
早く逃げて風棚さん
「あの・・・鉱太君は？」
後ろからの水奈途さんの声に振り返る、そこには眉と目線を心配そうに曲げた水奈途さんがいた・・・
僕は声を張り
「僕も後で避難するよ、水奈途さん、二人を頼んだよ」
「わかった！」
三人が振り返り離れていく中で、カードの光がケントロサウルスに融合していく・・・
僕は宝玉から五枚のカードを受け取る！！
お・・・これは！
「僕はジェットバスター、カーバスター、ライナーバスターを召喚！さらにホースバスター！！」
空から飛行機が飛んで来る！！
「呼んだか！？」
後ろの道路から車が走ってくる！！
「来たぜ！」
左手の線路遠くより新幹線の擬態をはがしながらドリル新幹線が走ってくる！！
「ああっ！？駅が！？」
そして、三体ロボモードに変形、
「さっそく出番か！」
空からホースバスターが飛んできて着地、
しかし、僕はその誰もいない背見て思わずこぼす
「あれ？今日はエメラルディアさんは？」
ホースバスターが僕に目線を向け口を動かし
「さすがに戦いの場にそう連れて来やしねぇよ」
確かにね・・・
「こいつは？」
「誰だ？」
「一体？」
と、バスターズ三体がホースバスターを見て言った
対し、ホースバスターも三体を見回し、僕を見返す
「おいおい、俺とこいつらを引き合わせるために呼んだのか？」
「いいや」
「じゃあなんで」
「たまたま手札に来たから」
ホースバスターが呆れたように天を見上げる
「あー・・・」
「で、」
「こいつは」
「誰なんだ？」
僕は三体の方を向き
「彼はホースバスター、バスターズの一員だよ」
三体はホースバスターを見て嬉しそうな声を上げ
「おお！俺達の！」
「新しい仲間か！」
「新入りだな！」
ホースバスターは真正面からきつめに感じさせる角度で三体を見据える！
「おい！俺はお前らの仲間でも新入りでもねぇよ！！」
「だが、新しく入ってきたのだろう？」
「いつ作られたんだ？」
「確かにそうだよな・・・」
ホースバスターはホースバスター自身を見て畳み掛ける三体に少し勢いを無くし
「確かに作られたのは俺が一番新しいが・・・」
ホースバスター、作られた順番把握してるんだ・・・
「ええい！おい鉱太！！」
といつの間にかホースバスターが僕に顔を向けて来ていた
「何？」
「あのカードは手札にあんのか！？」
「多分あるよ」
「ならとっととやれ！行くぞ馬鹿ども！！」
「誰が」
「馬鹿」
「共だ！」
「合体！！」
僕の言葉に、レイジバスターに合体しそこにホースバスターが四足の胴下部と頭と羽の上部に分かれ、
上部の首が左右に分かれ、羽の部分が胸の方に行ってクレストに少し入るように羽の部分が付き、
胴下部が横長に伸び、両足を両肩に乗せるように合体、
左右にドリル、額にタイヤに戦闘機の羽の付いた装飾が付いたヘルメットの上には馬の顔が少しかかり、
戦闘機の羽、車、ドリルを模したクレストには少し入り込む形で翼が付き、
両肩の上には縦に二機ずつの砲門を持つ、
それが右拳を大きく出し、
「合体！スーパーレイジバスター！！」
「私も来たぞ！」
ブラス、サヴ、ファイヤーファルコンも来た！
「ブラス、サヴ、ファイヤーファルコン、グレート超烈鋼翼合体！」
「グレート超烈鋼翼合体！ファルコンサヴァイヴブラス！！」
スーパーレイジバスターが飛ぶ！そのまま砲門から弾を連打！
ズドドドド・・・！
「グギャアアアア！」
ケントロサウルスが苦しむが、ケントロサウルスがスーパーレイジバスターに向かって突進！
そこでスーパーレイジバスターがケントロサウルスの棘をそれぞれ両手に持って受け止め！
「はぁああああ！！」
そして、上空に飛び、一気に下に投げ落とし、
腰だめに両手を構えてエネルギーを溜め、ケントロサウルスに勢いよく放出！
さらに、四つの砲塔から弾を放出して出したエネルギーと混ぜ合わせ融合！
赤いエネルギーとしてケントロサウルスを貫かせ、ケントロサウルスが爆発！消滅し
ズドン！
スーパーレイジバスターに横から来たレーザーが直撃！スーパーレイジバスターが分離する、
「お・・・お前は・・・」
レーザーが来た方を見てブラスがつぶやく
「カタストロフ！？」
そう、すでにインフェルノカタストロフに合体したカタストロフがそこにはいた
「ブラス、貴様らには用は無い」
と、分離した後何とかロボ状態で宙に浮かび体勢を立て直したホースバスターの方を見る
「おい一つ訊くが・・・」
「なんだい？」
ホースバスターが目を細め睨み返す
「なぜ俺は今のブラスのように合体できない？」
今のブラスって・・・もしかして、ファルコンサヴァイヴブラスの事・・・？
ホースバスターが睨んだまま口を開く
「さぁねぇ・・・大方、他者への愛が足りてないんじゃないの？」
「愛だと？」
カタストロフの声とわずかに上下に細まれた目線に棘が含まれたような気がした
「合体数が多くなるってことは、特定の愛のみならず知らないものへの愛、なんかも必要になるのさ、自分でも知らない部分があるのに、合体すると相手の知らない部分も一緒に取り込むことになるからな・・・ま、知ったとたんに愛せなくなる、ってこともあってしかりなんだが、とりあえず、プラマイ０なら愛するっていうか助けるっていうか、知らない部分でも助けるっていうか・・・」
「よくわからんな・・・」
長い解説に、カタストロフの目線は緩まり、声も少しあきれが混じった
「俺に訊かんでくれ、作ったのは俺じゃなくあの女・・・おっと」
ホースバスターが少し顔を横に向け目線を外す
「女？」
カタストロフの疑問交じりの声、
僕は正体を知っているが、カタストロフは知らないはず、
僕がそんなことを思う間にもホースバスターが真正面から見るように目線を戻していた
「とにかくな、俺でも全部把握してるわけじゃないんだ」
ようやくその意味に気づいたのかカタストロフの目じりが恐喝と焦りにか大きく上がる！
「貴様、我々を作ったのが誰か知っているのか！！」
「じゃあな！」
馬に変形しつつの四足よりホースバスターが砲弾をありったけカタストロフに浴びせ、その煙に紛れて真正面に思い切り飛んで離れる・・・
遠くに行ったホースバスターを見てカタストロフが舌打ちをし
「どうする、やるか！？」
ブラスの問いかけにカタストロフはブラスを斜め立ちに見て
「いいや、興がそがれた、今日は帰らせてもらう」
そう言って飛んでいった、何だったんだ、一体・・・
わしは玉座の間に戻って玉座に座り、
下で一緒に寝転び丸まり二重三日月のように互いの尾の方に頭を向け顎を床に置き寝るティラノとドラゴンを見る
・・・愛・・・か・・・
よくわからん・・・
四体のバスターズが合体！！
スーパーレイジバスターに！！
必殺エフェクトパーツで決めろ！怒りのスーパーレイジストレート！！
さらに、ジェットバスター、カーバスター、ドリルバスター、
ツインズバスターズ、レイジバスター、
ホースバスター、スーパーレイジバスターのカードが付属！
君のカードと一緒にバスターズデッキを作成だ！！
ＤＸ四体合体スーパーレイジバスター！！！
ＤＸファルコンサヴァイヴブラス！！
ＤＸ騎士合体ナイトオーシップ！！
三大サヴァイヴブラスターをその手に！！
挿入歌 今だ！スーパーレイジバスター！！
空飛び、地を駆け、
岩穿ち、仲間と、
今こそ、スーパー、レイジバスタ～（スーパーレイジバスター！）
空を守る友よ、（ジェットバスター！）
大地駆ける友よ、（カーバスター！）
岩を穿つ友よ、（ドリルバスター！）
意思を繋ぐ友よ（ホースバスター！）
今こそ、今こそ、
今こそ、今こそ、
スーパー、レイジバスタ～（四体合体、スーパーレイジバスター！）
怒りと理性と共に～戦え！
怒涛の翼～
暴怒の走り～
怒髪の貫き～
憤怒の決意～
今こそ、一つとなりて～
怒り、果たすための理性と共に～戦え！
スーパー、レイジバスタ～！
スーパー、レイジバスタ～！
ジェット、カー、ドリル、ホース、
今こそ、四体合体、
スーパー、スーパ～、
スーパー、スーパ～、
スーパー、レイジバスター！
四体合体、スーパーレイジバスター！
バスター！！
次回、第２０話 憂鬱の休日、カタストロ
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超鋼合体サヴァイブブラス／１９
