バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

超鋼合体サヴァイブブラス/10

超鋼合体サヴァイブブラス 10
 
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第10話 超襲!!アーミーカタストロフ!!
 
 学校から帰る中の住宅街で、地上に突如影ができる、
 雲の影では無く四角い影の端・・・
 空を見ると、そこには、雲の影から黒紫の戦艦が姿を現しているところだった、
 上左右が滑走路になっていて中央の艦橋以外が平べったく、前方が斜めの段々で後ろの方のいくつものブースターから火を噴き飛んでいる・・・
 「な・・・」
 驚く中で、戦艦からいくつものミサイルが住宅街に降り注ぐ!?
 ズドドドド!
 それらは全て精度良く、人の居ない道路に降り注ぐ!?
 「ふはははは!!」
 降って来たこの声はカタストロ!?
 見上げると、戦艦の前端に両腕を組んだカタストロフが、後ろにティラノも体を丸め寝転んでいる!?
 高笑いを上げた後の得意顔のまま
 「我が名はカタストロ!明日までに人類が降伏しなければ、次は人や家にミサイルが降り注ぐと知りたまえ!では私は南東にある岩石採掘場にて待つ!ふははは、はははは・・・」
 そうして、カタストロが笑ったまま、戦艦は南東に向かって行った・・・
 「ブラス!
 次の瞬間には、僕はブラスに連絡していた・・・
 
 「お邪魔虫か・・・」
 広いくぼ地のたくさんの小石転がり広がるの荒野のような採石場にて一直線に広がる警察のパトカーがたくさんに警察官たちがピストルを構え、空は戦闘機が飛んでいる・・・
 「今更いらんと思うがなあ・・・」
 奥で大平岩に座ったカタストロの呆れた声が聞こえる・・・
 「今すぐに投降しろ!」
 警察官の声が響けば
 「正義より己の私欲を選んだ者たちはわしには勝てんよ」
 そうカタストロが反論する
 「投降する気は無いとみていいんだな!?」
 「そんなもの最初からないし許されてもいない」
 「・・・撃てーっ!!」
 銃撃が始まるも、カタストロのボディが全て弾く、
 さらに、上空からのミサイルが降り注ぎ、
 ズドォオオオン!!
 爆発による煙が晴れた時、カタストロは・・・無傷!
 カタストロが右手を上げ
 「やれ」
 その上げた手を警察官たちに向かって下げる
 上空より降り注ぐミサイルが、警察と戦闘機を撃破、戦闘機を墜落させ、警察官たちが撤退していく・・・
 カタストロの視線が尖ったような大岩に隠れていた僕達の方を見る
 「そこにいるんだろう?」
 僕たちはゆっくりと岩の影から出る・・・
 「カタストロ!なぜこんなことをする!?」
 僕は大きな声を上げた
 「世界を・・・征服するためだよ!」
 「そんな野望、僕達が防ぐ!」
 「その通りだ、鉱太!」
 僕の反論に、ブラスが賛同してくれた
 しかし、カタストロは含み笑いを始め
 「ククククク・・・来い!ティラノ!アーミーバトラァア!!」
 空が曇り、カードの陣が出て来て
 ティラノが降ってきて着地し、大口上け吠える!
 さらに、カタストロと合体し、
 「完成!ジェラシックカタストロフ!!」
 上空に戦艦が現れ、変形する!
 先の方が上向きとなってつま先となり、そちらを下にしつつ、後ろのブースター付近が背中側に回って背負う形となり、、
 滑走路中ほどが左右にコの字と左右対称に分かれて先の方の滑走路が手のように別れ拳となり、さらにその先が両足となり
 艦橋の後ろ、ブースターとの間に、右目が青いフレームの赤紫で丸いレンズのようになって口を機マスクを着け青い角々しいヘルメットをかぶった軍人のような青目の機顔が出てくる、
 「ウォオオオオ!!」
 明らかに機械的で音量の違う叫び声が響き渡り、両手がこちらに向けられる!
 「やれっ!」
 両手の指の先よりいっせいにミサイルが飛んで来る!?
 僕らの周辺に降り注ぎ爆音を上げるミサイル!
 「グッ!」
 ブラスが怯む!それに、
 「このままだと合体もできないよ!?」
 「ふはははは!そのままスクラップになるがいい!!」
 くそっ!
 「俺達も!」
 「いるぜ!」
 「突撃ぃ!」
 と、空より戦闘機が、僕達の後ろ左右よりスーパーカーとドリル新幹線が走ってくる!?
 チェインジ!!
 三機が変形しきる!
 「ジェットバスター!」
 「カーバスター!」
 「ドリルバスター!」
 ドリルバスターがこっちに来たミサイルをドリルで破壊!爆発も自身が盾となって防ぎ切る!
 カーバスターが自身の銃でこっちに降ってくるミサイルを撃って軌道を逸らしてそばに落とさせ、
 ジェットバスターが上空の戦艦、アーミーバトラァアに向かって行って斬り付けひるませる!
 今だ!
 バスターズの声が響き、
 僕は宝玉より手札を得て、
 「ブラス、サヴ、超鋼合体!!」
 「合体!サヴァイヴブラス!!」
 おっし!
 ブラスがカタストロフに走り込む、しかし、その間にも、バスターズ全員がそれぞれミサイルを受け、
 ジェットバスターが墜落、カーバスター、ライナーバスターが走り込む!
 「大丈夫か!?」
 「大丈夫かぁ!?」
 ジェットバスターが上半身を上げ、アーミーバトラァアを見上げる
 「くそ!」
 「だが俺達には」
 「新たな力がある!」
 「そうだな!」
 合体!
 バスターズの声が合わさり、合体する!
 「合体!レイジバスター!!」
 レイジバスターがアーミーバトラァアに向かって飛ぶ!
 地上ではブラスの剣とカタストロフの剣がぶつかり火花を散らす!
 「このわしに勝てるとでも?」
 「勝つさ!」
 そして、剣で弾きあい、距離を取って睨み合い・・・互いに剣を振り上げ駆ける!
 対して、レイジバスターの元に大量のミサイルが飛ぶ!
 が、右下に左上に回転しながら飛び避け、避け切れなかったものには拳で一撃!
 爆発させその煙を突き抜け飛ぶ!
 そのままアーミーバトラァアが拳を握り構えようとする、が、
 「遅い!」
 その前にレイジバスターがアーミーバトラァアの懐に入り
 「はぁああああ!」
 気合の裂ぱくと共に両拳を連打する!
 ズドドドドド・・・
 「次に落ちるのはお前だ!」
 そのままその拳を下に向け叩きつけ、そのままアーミーバトラァアは背より地面に叩きつけられる!
 ズドォオオオオ・・・
 そこでブラスが剣を横ぶりに方向転換して振るい、カタストロフを吹き飛ばす!
 「ガハァッ!」
 怯んだ声を上げながらも何とか着地するカタストロフ、
 「形勢逆転だな、降参するんだ、カタストロフ」
 そう言ったブラスの後ろそばには、いつの間にかレイジバスターが控えていた
 「降参?ふざけるなよ・・・」
 カタストロフのその口が、笑みに歪んだ・・・気がした、
 さらに、カタストロフはブラスを見据える
 「合体は貴様らだけの力だと思うな!来い!アーミーバトラァア!!」
 アーミーバトラァアが跳躍し、カタストロフの方に向かう!
 そのまま手先とつま先を下に伸ばして四肢を分離させ、
 腕の後ろ側を腕の外側に、足の滑走路側を足の裏側に合わせるようにカタストロフと合体!
 頭をしまいながら残った艦橋ごと胴体部分がカタストロフの背に付き
 「完成!アーミーカタストロフ!!」
 そのまま宙に浮き
 「一斉斉射!」
 両手と砲塔を前に向け、ミサイルとレーザーを発射!
 「くっ!」
 「『サヴァイヴブラスの効果発動!!相手のパワーを1000に下げる!!』」
 ブラスは向い来たレーザーを右に避け、続けてきたミサイルを剣で叩き切る!
 「このお!」
 その中でも、レイジバスターはカタストロフに向かい飛ぶ!
 「『マシン・エナジ・サヴァイヴバーストの効果発動!!パワーを1200上げる!!』」
 先程と同じくミサイルを右下に体を回し避け
 「ぬんっ!」
 カタストロフが的確に放ったレーザーにぶち当たって爆発!その衝撃で分離する!!
 「くそっ!」
 分離したジェットバスターの悔しそうな声が聞こえ
 「ここにソードシッパーがいてくれたら・・・」
 「いるぜここにな!」
 空からソードシッパーが降ってくる!?
 「俺もな!」
 続いて逆方向からシールドシッパー!?
 「俺もだ!」
 その間手前よりスフィアシッパー!?
 「ようし、それならまずは・・・」
 これだ!
 「『マシン・エナジ・スラッシュラッシュ!!の効果発動!!ブラス達のパワーを300上げて相手モンスターに勝利した時連続攻撃!!』」
 そしてっ!
 「サヴァイヴブラス、カーバスター、シールドシッパー、合体!」
 「輪盾超鋼合体!!」
 「合体!カーシールドサヴァイヴブラス!!」
 一気にダッシュする!
 「小賢しい!」
 ミサイルとレーザーが来る!?
 シールドでレーザーを防ぐも、ミサイルの集中砲火による爆発に、カーバスターとシールドシッパーが分離!
 「サヴァイヴブラス、ジェットバスター、ソードシッパー、合体!」
 「飛剣超鋼合体!!」
 「合体!ジェットソードサヴァイヴブラス!!」
 そのまま飛行し、一気に速度を上げていく!
 剣でミサイルを斬り裂き、続けて振るいレーザーを弾いていき
 「ならばこれだ!」
 カタストロフがアーミーバトラァアの右拳を握り、一気に突き出し、アーミーバトラァアの右腕を飛ばす!
 「甘い!」
 的確に右に傾きつつ跳び避けるも、そこにカタストロフのレーザーが来てジェットバスター、ソードシッパーと分離、しかし!
 「サヴァイヴブラス、ドリルバスター、スフィアシッパー、合体!」
 「螺珠超鋼合体!!」
 「合体!ドリルスフィアサヴァイヴブラス!!」
 そのまま駆けながら両腕のドリルを前に出し突っ込んでいく
 「小賢しいわぁあああ!!」
 カタストロフがその両手でそれぞれドリルを掴み防ぐ!
 ギュイィイイイイ!
 金属が削れる音をたて、ブラスのドリルとカタストロフの両手が火花を上げる!
 その間も、アーミーバトラァアの両腕両手が展開、一気にミサイルを発射!
 そこでカタストロフの両手に力が籠る!
 「逃がさんぞ」
 「逃げるつもりなど・・・無い!」
 ドリルの回転力が上がり、さらに激しい音が上がるも・・・
 ミサイルが全てブラスに突き刺さり爆発!レーザーがサヴァイヴブラスを貫く・・・
 「ぐわぁあああ!!」
 サヴァイヴブラスが後ろに倒れる・・・
 ・・・サヴァイヴブラス、バスターズ、シッパーズが死屍累々と倒れている・・・
 ・・・そんな・・・これじゃ・・・負け
 「見つけたぞ!アーミーバトラァア!!」
 大きな声が天空より降り注ぎ、その声に空を仰ぎ見れば、
 雲の中から、まるでファンタジーから抜き出てきたような、
 プロペラをたくさんつけた木の巨大客船が、
 雲を押しのけ姿を現したのだった・・・
 
                          登場アーミーバトラァア!!
          ジェラシックカタストロフと合体!アーミーカタストロフに!!
       ステルスニンジャア、ホォバァバイカァア、ヘリマッドォオも付属!!
                            四恐竜将を君の手に!!
            必殺エフェクトパーツで決めろ!アーミーフルバースト!!
           さらに、四恐竜将とアーミーカタストロフのカードが付属!!
                       君のデッキに野望をたぎらせろ!!
                      DX四恐竜将アーミーバトラァア!!
     ジェラシックカタストロフとのセット、アーミーカタストロフセットも!!
 
                          挿入歌 ジェラシックゥ音頭
 
                      さぁて、今回の戦いはわしの勝ちぃ!
         なので、ここはわしが乗っ取った!曲は~ジェラシックゥ音頭ぉ!
                ♪はぁ~~~~~~~~世界最強ジェラシックゥ~
                              (ジェラシックゥ)
                はぁ~~~~~~~~絶対無敵だジェラシックゥ~
                              (ジェラシックゥ)
                          強いぞ怖いぞかっこいいぞ!
               はぁ~~~~~~~~最強パワーだジェラシックゥ~
                              (ジェラシックゥ)
              はぁ~~~~~~~~無敵のパワーだジェラシックゥ~
                              (ジェラシックゥ)
                            強いぞ怖いぞ最強だ!!
                 僕らの野望(テンッ、テンッ)ジェラシックゥ~
                              (ジェラシックゥ)
                          ♪~~~~(終奏)~~~~
 
                 次回、第11話 新生!!ファルコンブラス!
 
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