バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

スマートフォンサイコパス/15

スマートフォンサイコパス 15
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第15話 意味
 
 「お前!一体何者だ!?場合によっては警察を!」あおむけに倒れ上半身を上げかけた男の前で私はどすを利かせて声を張り上げる!
 「待て待て、私は警察だ!」
 男が目を見開いた慌てた顔でスーツの胸に手を入れて取り出した手帳を見せてくる
 「警察がこんなとこで何してんだ?」
 「捜査のためだよ」
 落ち着いたのか喋るテンポは少し落ちたが顔は変わっていない
 「捜査?捜査のために女子高生を尾行してたのか?」
 「そういう時もあるだろう、だが、今回は引き下がろう、苦情は署に言ってくれ・・・」
 そうして、男は足早に去っていった・・・
 ふうん・・・あの女の引き金か・・・
 発射台一式を回収し、会社に飾る、
 さて、これで気兼ねなく・・・翌日、誰も付いてきていないことを確認しつつ、
 別々の店よりスマホを計十個ほど買い、スマホ台に設置する
 さて、これでまた凍結されても痛くないな・・・!
 
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