バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

スマートフォンサイコパス/14

スマートフォンサイコパス 14
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第14話 探り
 
 あ、またつぶやきSNSアカウントが凍結されてる・・・
 スマホの画面にこのアカウントは凍結されてますという表示がっ!
 ま、幾十とあるアカウントの一つを凍結されても痛くもかゆくもないんだけどね
 でもこれで連続3つねぇ・・・何か原因でもあるんかねぇ・・・
 ・・・しかし、これを機に・・・
 「ねぇ、何考えてるの?」
 「ああ、ひらひな・・・」
 学校への登校で、スマホを覗いていた私に、
 隣を歩いていたひらひなちゃんが話しかけてくる
 「最近、何か視線を感じない?」
 「いや、全然・・・」
 後ろを見ると、スーツ姿の男がスマホをいじっているのが分かる・・・
 あの男、私が家を出てからずっといるな・・・
 学校からの帰り道、別のスーツの男を見る・・・
 よし・・・
 帰り道に別のスーツの男が見えた、
 ちょっとした買い物をしてでかいビニール袋を持って
 スマホをいじり、私のルートを同じ感じについてくる・・・
 会社のあるショッピングセンター奥の方、
 おもむろに正面に会社の入り口見える右側の階段を降りてその先で買い物袋を置き、さらに下の階に、
 男が階段の上から私が置いたものをのぞき込む中で私はスマホのボタンを押し、
 「ぐおっ!」
 横から階段に下に置いたいかにものぞき込みそうな場所を狙ったパチンコとスマホと板と棒と接着剤で作った即席発射台から発射された弾の一撃を喰らった男の方を即座に振り返り走る!
 
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