バハムートの焼肉@オイレンのラノベ置き場・双札

月から金、土はときどきを目標に私が書いたラノベを置いていきます。

1ON1 ライフルパートナー/21

1ON1 ライフルパートナー 21
 
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第21話 マジかよ!?
 
 俺は逃げるように走り出し、銃弾が俺のいた場所を、俺の脇を通り過ぎていく、
 ちくしょう!二対一かよ!?
 どうにか手は・・・?
 「どうにかならないか!?」
 向こうには聞こえないようにモードを切り替えつつオペレーターと通信!!
 「そのあたりの崖を取って高所から撃つのはどう?」
 冷静に気楽に返してくんな!!
 「それだとドローンが追って来るだ・・・け・・・?」
 高所・・・?ドローン・・・?あ!!
 俺は崖の上に行くように回り込み坂を駆けあがる!
 「どれくらいのドローンを動かせる!?」
 「私の操作の限界なら・・・三体!」
 「機が来るまで離れて様子見だ!」
 「了解!!」
 相手の視界を遮るような場所でドローンを離しながら崖を上り切り、下を見降ろす、
 来ている!
 下から銃を打ちながら十五体のドローンが来る!
 銃弾が俺のところまで来る前に・・・この高さなら・・・
 俺は大きく崖から跳ぶ!
 少年は目を見開いて驚き、軍人の方は極めて落ち着いてこちらを見ている
 「何!?」
 「予想外の行動、気を付けて、少年!」
 「ほう・・・」
 「空中なら動きもあまりとれません、大佐!」
 おっと、爺さんの反射神経なら弾が当たる前に前に着地だ!
 爺さんが全ての銃向け撃ち、俺の頭上を銃弾が通り抜ける中で、俺は空中でドローンの中継器に近づいたタイミングでジャミング機を使う!
 すると、登って来たドローンが一気にジャミングで落ちる!
 少年は驚き目を見開いたままドローンたちを見る
 「な、ドローンたちがっ!?」
 そう、中継器は単に高度を稼ぐだけのもの!!
 ジャミングの範囲内なら意味は無い!!
 そのまま俺はショックで動きの止まった少年を狙い撃つ!
 ドン!
 この状況なら防ぐためのドローンもないっ!!
 そのまま銃弾は少年の頭を貫通!
 「しまっ・・・」
 少年はリタイアした・・・
 
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