ラブティアエブリバディ!! 19
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第19話 旅立ちの黄色、覚醒!ラブティアエッグヨーク!
「もうすぐ旅立ちの時期かぁ・・・」
「どっか旅行にでも行くの?」
学校の廊下でナーバスに俯く君子ちゃんに話かける私、
君子ちゃんは眉をひそめたどこか不安そうに私の方を向き
「違うよ、エグボのやつでね・・・旅立ちってシステムがあるの」
「旅立ち?」
「エグボは最後まで育て切ると、自分から旅立ちを進言してくるの・・・」
「はぁ・・・」
「拒否することもできるんだけど、その後も、旅立ちするって言いだして、結局最後は強制的旅立ちしていくんだけどね・・・」
「ふぅん・・・」
「新しいエグボを入れてエグボ図鑑を完成させたりするためには旅立ちをさせなきゃいけないんだけど、でも・・・」
目を心配そうに俯かせる君子ちゃん
「別に旅立ちさせなくてもいいんじゃ・・・」
「でも・・・」
グワォオオオオ!!
怪物の声!?校庭の方から!?
「私行くわ!!」
君子ちゃんが走り出す!
そして、皇帝に出て
「ラブティアチェンジ!ラブティアエッグヨーク!」
「ラブティアチェンジ!ラブティアエブリディ!」
「さびしい・・・」
え・・・?
「一緒に居てほしい、別れたくない」
怪物の声が・・・
「弓矢で一気に「待って!」
君子ちゃんが左手を私の側に出し制止する
「私が・・・やる!」
君子ちゃんが怪物と対峙する
「確かに寂しいよね、でも、いずれ・・・誰だって別れの時が来る、問題は、その時に満足できる付き合いができたか否か!」
君子ちゃんのカードが光ってる・・・! BGM:ラヴティアエブリバディ
君子ちゃんがそのカードをタッチディにかざす!
「チェンジ!ラブティアエッグヨーク!トラェビューノ!!」
さらに残りの二枚のカードもかざした!
「チェンジ!ラブティアエッグヨーク!グロロッフ&ヘルフィネス&トラェビューノ!!ラブティアエッグヨークオールエグボン!!」
初期のフォームをベースに黄の宝石頂く金のティアラ、
長い白のロンググローブとロングサイハイ、各所にそれぞれ違うエグボのマスコットを模した金の装飾が付いている
弓矢が来た!
君子ちゃんが弓矢を持ち、構える!
「エグボー・・・ジャッジ!!」
矢から放たれた黄色い閃光を怪物が浴びる!
ミドルレンジの髪をした少女を君子ちゃんが抱きしめる
「あなたは満足のいく付き合いをしたよ・・・ダメなら、これからしよう!」
「ヨクボゥ、カイホゥーーーーー!!」
怪物が光って元に戻っていく・・・
・・・
そして、校庭にて空を向く君子ちゃんに話しかける
「君子ちゃん」
君子ちゃんがこちらを向いた
「怪物の声を聴いた時、私と同じ悩みだって思った」
「君子ちゃん・・・」
「でもそれなら、その人たちと仲間になれるし、エグボが旅立っても、きっと大丈夫!」
君子ちゃんの顔に笑顔が戻る!
「大切なのは、旅立ちを拒絶することじゃない、皆と満足いく付き合いをすること、旅立つことを許すことで、エグボはきっと、笑って旅立つんだ・・・!!エグボはそういう存在なんだから!!」
「君子ちゃん!!」
君子ちゃんが手に持つエグボを見てもう一つの指で操作する、
そのエグボにはさようなら!今までありがとうと文字が表示された、
「エグボ、ありがとう、これから君達も含めて、みんなと満足のいく付き合いをするね!!」
CMの後は、
皆で自由にメロディとリズムと振付けを付けて、歌って踊ってみよう!!
私はピーチ!
私は爽やかミントバニラ!
私はカスタード!
私はラベンダーバニラ!
チョココーティングされたあま~い、ラブティアアイス!
全国のアイス売り場で♪
(架空のCMです)
♪毎日、毎日突き進め!!
どんな時でも全力全開
欲しいもの狙って狙い撃て!
君と僕の思いを・・・
未来に届け叶えるんだ!!
ラヴティアエブリバディ!!
♪~~~~~~~~~~~
日常がつまんない?
そんなことないよ一緒に遊ぼう!
どんな願いも叶うよ!
誰にも迷惑か・か・らない
だ・か・ら
一緒に
毎日過ごそう!
君の毎日私達が・・・
楽しくしてあげる~~~
ラヴティアエブリバディ!!
♪~~~~~~~~~~~
ラヴティアエブリバディ!!
私はが今まで信じてきたものは・・・
それなのに私に当てられたカードは魔法だの運だの・・・
第20話 ピースが無くても・・・、覚醒!ラブティアミステリパ!
次回も、ラヴティア、エブリバディ~!!
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